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依頼
今日は飲み会が入りましたので、中途半端ですが早めに投稿します。
重苦しい雰囲気の中、ナーガ国王ラパスが話し始めた。
「今日、翔殿を呼んだのは依頼というか頼みたい事があったので、ラウサージュを通じて呼んでもらった」
きたきたきた〜、三国会議中で頼みたい事なんて、ろくでもない事だと想像がつく。
政治に国に左右されない自由な生き方をしたいのに、どうやら無理のようだ。
爵位をもらっている分、国の為に尽くさなければならないし、国王の娘達を嫁としてもらっている立場、王族には入りたくないが、国の為にも多少は貢献しないといけないだろう。
「頼みと言うのは、王子達の護衛を頼みたいんだ」
「護衛?護衛ならそこに控えている衛兵達で十分ではないですか?」
『はぁ〜』
ナーガ国王はため息をつき、少し間を開けた後、重い口を開いた。
「実は魔族の国へ同盟を結びに、それぞれの国から王子を出そうとしているんだが、その護衛を頼みたいんだ」
「魔族!?
僕の仲間を殺したのも魔族なんですよ!
なのに同盟を結びに魔族の国へ行けと、それは流石に無理ですよ」
「その話は聞いておる。
だが、頼れるのは翔殿しかいないのだ」





