幼女達 9
孤児院というか、住み込みの幼稚園はDルーム内に作る事になった。
元からいた孤児と今回、帰る場所のない誘拐されていた孤児を合わせると100名ほどの人数に膨れ上がった。
もしかして孤児を養うために涼太は魅了スキルを使っていたのか、今となっては分からないことだった。
100人を一部屋にするのも何だし、種族や小さいながらも男女の違いはあるはず。
一人一部屋でも良いのだが、一人の時、何かあったら大変だし、友達が一緒にいた方が何かと相談出来ると思い、一部屋を5人くらいにまとめ、部屋割を先生と子供達で決めてもらう。
子供達の世話役はシルキー達、沢山居るから子供達の世話を頼んだのだが、横からアマゾネス達が子供達の世話をしたいと申し込んできた。
操られていたとはいえ子供達を誘拐した犯人達だ。
世話役としてはどうかと考えていたが、最初はやはり避けていた子供達であったが、時間が経つごとに打ち解け合い。
いつの間にか仲良く遊んでいた。
アマゾネス達も魅了スキルが解かれると、どうやらかなりの子供好きのようだ。
これならアマゾネス達に任せて大丈夫だろう。
だがやはり足りないのは教える先生達、子供の人数に対して先生の数が足りない。
それに子供達の得意な物を見つける為にも、いろんな事を教えてくれるそれぞれの得意分野の先生が欲しい所だ。
それはフルールイルの僕の有能な秘書、茜が探して来てくれる事になった。
勿論、先生達もDルームで住み込んでもらって構わない。
家賃や食費はタダだし、問題なのはいつも子供達と一緒と言う事だ。
だけどその分、給料は普通に出すつもりだ。
子供達と住みこむのはちょっと…と言うなら、街の中で暮らしてもいい。
Dルームの扉は開けたままにしておくから。
そんな時、リングにメールが届いた。
ラウサージュからだった。
そう言えば最近、見ないと思っていたんだが、何処に居るんだろう?
内容を確認すると今、三国同盟で話し合いが行われているそうで、その会議に僕も出席してくれと言う内容だった。
うん、嫌な予感しかしない。
国の会議で呼び出されるなんて、僕を利用しようとしているのがバレバレだった。
行きたくはないが、ラウサージュからの呼び出しを無下に断る訳にも行かず、聞くだけ聞こうと思い、会議が行われているネイロ国の首都に向かう事にした。





