幼女達 2
「さぁ、並んで並んでこっちだよ」
子供達は何故か僕の言う事だけは聞いてくれた。
純粋で熱い眼差しを送る子供達を見ると、まるで保母さんになった気分だ。
これから子供達を親元へ返すまでの間、ここで暮らさなければならなかったので、言う事を聞いてくれるのは大変助かる。
子供達と違って、怪しい目付きで僕を見るのは同級生達だった。
「翔、お前、幼女が好きだったのか?」
「ついに子供達にも手を出したのか?」
「翔くんの不潔!」
散々な言われようだ。
だが、違った意見もあった。
「ご主人様、何だか一段と輝いているように見えます」
「翔様のオーラが強く感じますわ」
「翔くんって、こんなに格好良かったかな」
様々な意見が飛びかっていた。
それもこれも、この腕輪をつけてからだ。
魅了スキルは使った覚えは無いのだけど、腕輪を付けているだけで何かしらの効果が発揮されているのかも知れない。
まずは子供達に食事を取らせた。
あんな所で満足な食事が取れなかったのか、栄養の偏りなのかは分からなかったが、身体の線は細く青白かった。
栄養のある食事を取れば問題ないと思う。
そして、僕1人では保母さんは大変なので、沙羅達女性達にも保母さんになってもらうことにした。
最初は嫌がっていたが、将来、子供が出来た時の練習だといったら、喜んで引き受けてくれた。
後は子供達の親探し…、追加で頼むか。
後日、スモールデポの街に出かけることにした。





