謎の仲間 18
朝になったのだろうか?
太陽が昇り、周りが明るくなり始めた。
それと共に周りの霧も薄れていく。
漸く動けるか?
霧の中じゃ、探索しようにも何も見えないから探索のしようがなかった。
足元も良く見えなかったので、小さな出っ張りでさえ躓きそうになり、動くには危険だった。
これで落とし穴などあったら、間違いなく填まって落ちるだろう。
そういう点でも、動かず留まっていることが正しいと僕は思っていた。
そして霧が晴れて来たので漸く動ける。
僕は立ち上がり進もうとしたら、前の前は深い崖になっていた。
霧の中で動いていたら、間違いなく落ちていた。
その手前で留まった事に安堵すると同時に、霧に迷って島の端にたどり着いたのかとも思ったが、どうやら違うようだ。
マップで確認すると、ここは島の中心部辺り、島の端ではなかった。
それではこの断崖絶壁はなんだ?
段々と霧が晴れていくと、その全貌が明らかとなっていく。
上空からは分からなかったが、それもそのはず、平坦だと思われた島だが、目の前には大きな穴がぽっかりと口を開け、それを隠すように大きな岩や木が覆い被さっていた。
大きな縦穴から横穴に続いているようだ。
横穴はどこまで続いているのだろうか?
覗き込むように見ていたら、穴の奥から音が近づいて来ていた。
「バタバタバタバタバタバタ」
何の音だろうか?
モンスターか?
穴から出てきたのは、小型のヘリコプターのような乗り物、二人乗りのボブスレーの形に、中心部から伸びる棒に巨大なヘリコプターの羽根が付いていた。
そのヘリに飛行帽子とゴーグルを付けた人物が二人乗り飛び立って行く。
ヘリコプターが5機、10人が飛び立って行った。
一体、ここは…。
飛び立ったヘリにマーキングし、僕は穴の中に降りてみる事にした。





