謎の仲間 15
目の前に広がっていたのは、見た感じ普通の森のように見えたが、何かが違うような気がした。
何が違うのかは、ハッキリとは分からないが、違和感を感じる。
調べて見れば分かる事だろう。
誰にも気付かれないように気配を消し、周りから見えないようにし、いざ森の中へ入ろうとした時、隼人からリング通信が入った。
『おい、翔、もう島に着いたか?
早く冒険したいんだけど』
『ちょっと怪しいから、今、調べる所。
もう少し待ってくれ』
『何!俺も一緒に行ってやるから、出してくれ』
『おい、隼人。タコ事件、もう忘れたと言わせないぞ』
『分かってるよ!今度は失敗しないから出してくれ』
『隼人!反省してないだろう!』
隣に潤がいるのだろうか?
潤の声が聞こえてきた。
『そうよそうよ、誰の所為で死にそうになったと思っているのよ!
隼人くん』
この声は葵か?
隼人の奴、潤と葵にこってり絞られたのか、
『早くここから出してくれ』
ただ単に二人から逃げ出したいだけなのではないのか?
『隼人くん、まだ足りないようね?』
『もう、止めてくれ~~~』
隼人の叫び声が聞こえていた。
何をされているのか、想像もしたくない。
『という事なんで、翔、一人で探索をお願いしていいか?』
『分かったよ、潤』
『すまないな、何かあったら連絡してくれ』
『ああ』
そして潤からの通信が切れた。
Dルームの中では、一体何が起きているのやら。
まあ、そんな事はどうでもいい。
やっと森の探索が出来る。
僕は森へ一歩を踏み込んだ。





