護衛3日目ー27
デンシンさん達には、まだDルームの事を話していなかったので、見つからないように近くの森に隠れてDルームの中に入った。
ネイロ国では僕がDルームが使えることを知っている人が数多くいるため、ガクシン将軍、もしくはサフラン王子から話を聞くかも知れない。
もしかしたらもう既に知っているのかも知れない。
ポーラさんという諜報員がいるのだから、僕の事も調べられているのではないかと思う。
まあ、バレても僕が不利になることはないだろう。
それならDルームという異空間魔法が使えると言って堂々と使った方が良いか。
その内、デンシンさんには話すことにしよう。
Dルームに入ると、女性達が丁度食堂でお茶を楽しんでした。
お茶といっても、人それぞれ、紅茶やコーヒー、緑茶、薬草茶等を飲みながらお菓子を啄んでいた。
「丁度良かった。
ミネルバ、サフラン王子に晩餐会に招待されたんだけど...」
「あ、それなら、わらわにも来ていたぞ。
なんでも大事な話が有るそうじゃ、だから必ず来るようにと」
「大事な話...」
「それで婚約者達も全員参加するようにと追加で通信があったけど、行かなくてはならないじゃろな」
「他の皆は?」
「勿論です行くわよ。
晩餐会ならご馳走が出るだろうし...」
「それなら私達、精霊も言っていいわよね」
「精霊まで来いとは言ってないと思うけどな」
「あら、私達、精霊は婚約者に入らないの?」
「そんな事ないと思うけど...」
「それなら大丈夫ね、何が出るのか楽しみ~」
精霊達はただ食べ物を食べたいだけなのではと思ってしまう。
精霊達を連れていくと大食い競争になってしまうから、王子のいる晩餐会に連れていくと失礼ではないかと思ったが、精霊達を見る、あのはしゃぎよう連れて行かないといけないだろう。
ということで婚約者達と共にサフラン王子達のいる宿へと向かった。





