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護衛3日目ー16
約5分ほど鳴り響いた爆発音は、大きなすり鉢状の穴を作り、一時的に鳴りを潜めた。
だが、辺りにはまだ爆発音が反響し、山彦のように連鎖して聞こえていた。
穴の深さは50メートルに達していたが、それでも機械兵士には届いて居なかった。
場所は間違いなく合っているが、深く潜ったのか?
更に砲撃を仕掛けるのか?
すると空中戦艦の底部の別のハッチが開いた。
砲心をふやすのかと思われたが、そこから出てきたのは丸い球体の物体だった。
いや、球体に見えるだけかも知れない。
その物体を良く見ると高速で回転しているのが分かった。
高速で回転しているので丸く見えるのであって、実際の形は分からなかった。
数は全部で10基、船底から落としていく。
砂海に着地すると、高速で回転している為、そのまま砂を巻き散らしながら、砂の中へと潜っていく。
あの物体は何だろうか?
物体が砂中に潜ってしまうと、辺りは静まりかえっていた。





