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護衛3日目ー15
空中戦艦の底部に設置されている巨大なな三連装砲台が三基、底部のハッチが三ヶ所開き出現した。
砲台が回転し、砲身がゆっくり動き、機械兵士達のいる場所に狙いをつけた。
僕はマップ画面で機械兵士達の位置を確認すると、機械兵士達に付けたマーキングが薄くなっているように見えた。
もしかすると位置は変わらないが、攻撃を避ける為に深く潜っているのかも知れない。
『ドドドーン、ドン、ドドン』
突然、辺りに、けたたましい爆発音が響き渡る。
空中戦艦の一斉射撃が始まった。
近くにいた僕の分身は、精霊のお陰で瞬時に音を遮ってくれたので助かったが、もしそのまま聞いていたら、間違いなく鼓膜が破れるだろう。
周りにいたモンスター達も一斉に逃げ出していく。
遠く離れた場所にいる本体の所でさえ、爆発音で周りの話声が聞こえないほどだった。
街の方を見ると人々が、何の音かと地上にわらわらと出てくる姿が見えた。
もしかしたら、また機械兵士が襲って来たと思っているのかも知れない。
空中戦艦の砲撃は、砂海に当たり砂を大きく飛ばしながら爆発している。
少しずつだが、砂海を削りながら砂中を目指して掘り進んでいた。
砂海に大きなクレーターが出来つつあった。





