護衛3日目ー6
「話が逸れたが本題に戻すぞ。
今回、翔くんを呼んだのは、今でも敵の居場所が分かるかどうかということ。
報告では機械兵士達が川を下り海へ向かったとあったが、見えてもいない機械兵士の行き先を知る事が出来るという事は、探知スキルを持っているのではないか?」
僕にはマップ機能があるので、マーキングしていれば、何処に居ようとマップ画面で確認出来る。
しかし、そう言った機能を持った人は他にもいるのではないだろうか?
マップ機能で無くとも、似たようなスキル、探知スキルなどで探す事が出来るのではないのか?
もしかして、そういった誰かを探すスキルを持つ者は少ないのだろうか?
そうなれば、僕がマップ機能を持っている事は隠した方が良いのではないだろうか。
でも既に探知系のスキルを僕が持っていると確信しているのだろう。
「探知スキルを、持っている人は少ないのですか?」
「そうだな、探知系のスキルを持った者は、この大陸でも数十名くらいしかいないだろう。
因みにこの街にいる探知スキル持ち者はゼロだ。
だから翔くんが探知スキルを持っているなら、協力して欲しいんだ」
「別に協力ならしますけど」
「おお~、流石、翔くん、格好いいね」
「煽てても何も出ませんからね」
「分かってるって。
早速だけど、今でも機械兵士のいる場所が分かるか?」
僕はマップ画面で確認してみると、どうやらスモールデポの港から沖合いに十キロほど行った所にいるようだ。
「はい、分かります」
「機械兵士達は何処に」
「どうやら砂海の沖合い10キロにいるようです」
「翔くん、この地図で場所を確認することが出来るか?」
そういうとテーブルの上を片付け、丸く丸めた地図を広げ僕に見せた。
「どうだ ?」
「ちょっと待ってください」
僕はマップ画面の地図とテーブルの上の地図を、重なり合うように調整した。
「機械兵士達が、居る場所はここです」
「なるほどP528、Q488の地点か」
ギルド長のデンシンは地図とにらめっこしながら1人でブツブツ何か言っている。





