757/1026
謎の仲間 23
風の精霊の下っ端とも呼べるしもべ達を洞穴へと送り込む。
入り口の両脇に立っていた男達は、流石に気付かないようで風がすり抜けたくらいにしか思っていないだろう。
入り口を入って10メートル程は狭い通路が続いていたが、その先は少し空間が開け広くなっていた。
それでも幅は人が3人横並びで通れるか通れないかと思うくらいの広さだった。
暫くはその広さが続いていた。
洞穴の中は意外と明るい。
所々に光石を人為的に埋め込まれていたので、周りは明るく洞穴内を歩くには支障はないようだ。
更に100メートル程進むと大きな空洞に出た。
そこで山賊らしき者達10人が食事をしながら酒盛りをしていた。
皆酔っぱらっていた。
その空洞から更に何本か道が続いているようだったが、その内の1つに牢獄のように鉄格子がはめられていた。
僕の意思で、精霊のしもべをそちらの方に向かわせると牢獄には、1人の少女が監禁されていた。





