354 ダンジョン攻略 1
『彼奴ら、起きてこない!』
今、僕は瞑想を終えディメンションルームの中にあるダイニングルームの部屋の席にかけていた。
人数も増えてきたので、皆で食事が出来るように、ダイニングルームを作った。
勿論、広いダイニングの奥に、広いシステムキッチンのような、ホテルの厨房のような部屋を作っていた。
この部屋はルナ、ネイバン執事、メイド達と相談しながら作った。
僕のイメージで直ぐ出来るので、何かあれば作り直せばいいと思い、取り敢えずは今の構成で作った。
水は何処から、火はどうやって、煙が出ないように換気扇を付けたが煙は何処にいくのだろう。
自分のイメージで作ったが不思議な事ばかりだ。
ダイニングルームには大きなテーブルが2つ、1つにつき向かい合って座れる椅子が20人分、2つで40人は座れるだろう。
僕的には、畳で座れる座敷のテーブルも欲しかったけど、この部屋には似合わないと却下された。
元々、王宮では王様達は1つの部屋で食べるのが当たり前で、それぞれの部屋で作って食べる事はないそうだ。
確かに隼人達、男達は食事を作る事はしないだろうから、外で食べるか、何か買って食べるかだろうから、栄養の偏りがとても気になる。
食事を作ってくれる事になったルナやメイド達には負担になるけど、執事の提案があり、暫くはこの方法でやってみようと思う。
他の女性達も、最初断られたけど手伝ってくれているし、だけど今日はダンジョンに行くと行っていたのに、隼人と潤が起きてこない。
彼奴ら、何やっているんだ。
テーブルには、その他の皆が既に食事を始めていた。
女性達も手伝いを終え、食事を始めていた。
「沙羅達はどうする?
今日からダンジョンに行く予定だけど」
「ゴメン、翔くん。
私達、今日も授業あるから行けないんだ」
「そうか、仕方ないね勉強が大事なもの、勉強頑張ってね」
「うん、立派な魔術師なるからね」
「それにしても、隼人と潤は起きてこないな、海斗、お前同じ部屋だろう。彼奴ら抜け駆けしてダンジョンに行ってないだろうな」
「それはないよ。まだ寝てたし」
「それなら起こしてこいよ」
「何度も起こしたよ。彼奴ら起きないんだよ。
昨日夜中、部屋で二人、剣の練習してたから俺も五月蝿くて眠れなかったよ。」
やはり遠足を待ちきれず、浮かれている子供か。
食事が終わり、この世界にもコーヒーがあるということなので、食事の後のコーヒーを飲んでいた頃、隼人と潤が慌てて起きてきた。





