140 出発まであと2日
朝食を終えた頃、ギルドの職員が来たらしく応接室に通して貰う。
今回は、朝早くから来たけど王都は何時に出たのだろうか。
朝っぱらからご苦労な事だ。
応接室でギルド職員と長々と話し合いが始まった。
上役だろうか、ギルド職員二人で資料を見ながら説明しているが、僕は全然頭の中に入らず何を言っているのか、さっぱりだった。
イマリさん達に任せれば大丈夫だろうと高を括り、半分眠っていた。
結局、決まったのは金貨1枚は支払わなくていいと言うことと、儲けの1割を税金として納めることになった。
「あれ、かなり立場が逆転したのでは」
と僕がイマリさんに聞くと
「これが当たり前です」
だそうです。
あと、僕の口座と街の口座を分けた方がいいと指摘を受けた。
これは、税金を回収した時に僕のお金か街のお金かを明確にさせるためで、月々に回収した税金の三割を国に納めなければならないお金をはっきりさせる為でもある。
話し合いが終わり、ギルド支部の予定地へと足を運んだ。
まだ土台を組んだばかりで、建物とは呼べなかったが図面と比較しながら、大いに満足し喜んで帰っていった。
話し合いが早く終わった為何しようかと考えていたら、隼人達が狩りに行くと言うので付いていくことにした。
「ルーク、狩りには慣れたか」
「まあまあだよ、この辺りの獲物レベル低く過ぎてレベル上げにもならないよ」
「なるほど、そう言っているがどうする隼人」
「俺に振るなよ、そうだな、もう少し強い魔獣でも倒すか」
「おうよ、レベルどんどん上げてお姉ちゃんを守れるくらいにならないと」
「今、レベルいくらだ」
「えーっと、21だ」
「全然足りないな、せめてレベル50くらいにならないとこれから先厳しいな」
「えー、あと2日しかないのに無理だろう」
「僕のダンジョンに入ってレベル上げするか」
「ダンジョン~」
「ルーク、えらく嬉しそうにしているじゃないか」
「だってダンジョンっていったら冒険者が必ず入る穴だろう、俺もいっぱしの冒険者になりたいから、ダンジョン入ってレベル上げに宝箱見つけて大金持ち、あ、トレジャーハンターでもいいなぁ」
「妄想ばかり先走り過ぎじゃないの」
「まあ、いいんじゃないの、夢があって」
「今から行くと遅くなりそうだから、明日の早朝行こうか」
「そうだな、今日は食べきれないくらい獲物を狩ってかえるか」
日が暮れるまで狩りを続け、牛三頭、鳥二十羽、猪二頭が取れた。
これだけ取れればいいか





