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トリニータス・ムンドゥス~聖騎士レイの物語~  作者: 愛山 雄町
第五章「始まりの国:神々の島」

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第二十九話「帝国領」

 五月六日。

 南アルス街道の難所、ファネル峠を越え、帝国領に入った。

 春も本番の五月に入っていたが、標高が高いファネル峠は真冬の厳しさだった。季節外れの吹雪に見舞われたものの、魔物や盗賊に襲われることなく、無事ファーフリーの町に到着する。


 ファーフリーは標準的な城塞都市で、城門では厳しい検問が行われていた。

 そこに聖騎士と見紛う装備のレイが現れたため、城門を守るファーフリー子爵領の騎士が色めき立つ。

 レイは温暖な気候の帝国領に入り、マントを閉じることなく着ていた。それまでは特にトラブルになることもなく、油断していたのだ。


「武器から手を離せ!」と言い、部下の兵士たちに槍を構えさせる。


「私はマーカット傭兵団所属の傭兵、レイ・アークライトといいます。鍛冶師ギルド(・・・・・・)の依頼を受け、ルナ・ロックハート(・・・・・・)殿の護衛をしております」


 レイは笑みを浮かべながらも、“鍛冶師ギルド”と“ロックハート”という単語を強調する。


「ロックハートだと……」と騎士が絶句したところで、ルナが前に出る。


「マサイアス・ロックハート子爵の娘、ルナと申します。オーブの確認をしていただければ、真実かどうか分かると思います」


 そう言ってオーブを差し出した。

 騎士は「拝見させていただく」というものの、その堂々とした態度と子爵家の息女ということで対応に苦慮していた。


 ファーフリー家は子爵家であり、ロックハート家と同格である。しかしながら、帝国の上層部に対する影響力という点では比較にならない。

 ロックハート家は現宰相を含め、公爵家や侯爵家に蒸留酒の製造の指導を行うことで多くの利益を約束している。また、鍛冶師ギルドを通じた影響力は国家の枠を超えていた。


 オーブにより本人であることが確認できた。


「無礼をお許しください。しかしながら、その護衛の装備にいささか疑念がございます」


 その騎士は思った以上に職務に忠実だった。ルナが本物だと分かっても、国境近くの都市を守っているという意識から、町に入れることを安易には認めない。


「確かに聖騎士の装備に似ているようですね。ですが、私もロックハートの名を持つ者。光神教とは相容れないことはお分かりでは? それに鍛冶師ギルドを通じて護衛をお願いしているのです。それでも問題がありますか」


 そう言いつつ、レイに目配せを送る。

 レイは小さく頷き、


「鍛冶師ギルド総本部にて、ウルリッヒ・ドレクスラー匠合長から直接受け取りました」


 鍛冶師ギルドの紋章、金槌(ハンマー)金床(アンヴィル)の入った封書を手渡す。


「拝見させていただく」と言って騎士は封書の中身を確認した。


「確かに鍛冶師ギルドの正式な依頼のようですな。ならば、問題はありません」


 そう言ってレイのオーブの確認を行った。


 騎士はオーブの確認を行うが、年齢の割に級が高いことに驚きを隠せなかった。


「その年で五級……なるほど、ロックハート家のご令嬢の護衛にわざわざ選んだだけのことはある……」


 レイの入城が許可され、その後はアシュレイたちのオーブの確認を行ったが、ウノたちを含め、問題は発生しなかった。


「御館様にあいさつをされますかな」と騎士が聞いてきた。貴族の令嬢なら通過する町の領主にあいさつをすることは普通のことだからだ。


 しかし、ルナはそれを断った。


「今回は鍛冶師ギルドの依頼で帝都の方に参ります。それに私は娘と言っても養女。ファーフリー子爵様にお時間をいただくほどの者ではありません」


 騎士はその言葉で納得し、「では、ファーフリーでよい時をお過ごしください」と言って頭を下げた。


 ルナたちが街の中心に向かった後、騎士は領主に伝令を送った。

 報告を受けた子爵はしばし考えたものの、ロックハート家の関係者が町に入っただけであり、それが養女であることから面会しないことにした。


 彼女が実子であるか、伯爵家以上の養女であれば、彼の考えも変わったはずだが、特に縁戚でもない同格の子爵家に配慮する気がなかったのだ。


 もう少し目端の利く人物であれば、鍛冶師ギルドの依頼ということで、情報収集のために面会を望んだのだろう。しかし、彼は基本的には武人であり、そのような細かいことを気にしなかった。



 レイたちはファーフリーの町に入り、宿に向かった。


「ちょっと油断していたよ」とレイが言うと、アシュレイが首を横に振る。


「あの程度で済んでよかった。頭が固い者なら根掘り葉掘り、帝都に向かう目的を尋問されたはずだ。尋問されればウノ殿たちの隷属の首輪を見られることになる。そうなったら、あの程度では絶対に済まなかっただろう」


「そうだね」とレイは頷く。そして、話題をルナの実家に変えた。


「それにしてもロックハート家って凄いんだね。アルスであれだけ有名だから不思議じゃないんだけど、対応が一気に変わった気がするよ」


「それはそうだ。帝国の貴族でロックハートの名を知らぬ者はいない。いや、どの国の貴族であっても知らぬ者はいない」


 彼女の言葉は正しいが、レイにはあまりピンときていなかった。


ルナ(月宮さん)を見ていると、貴族っていう感じはしないんだよな。まあ、元の世界の彼女を知っているからかもしれないけど……)


 そんなことを考えながら、商業地区にある宿に向かった。



 翌日、何事もなくファーフリーを出発し、四日後の五月十日、帝国東部の中心、エアルドレッドに到着した。

 レイはファーフリーの検問での反省を踏まえ、大きな町の検問ではマントで鎧を隠すようにした。その効果があったのか、その後は検問で揉めることなく、町に入ることに成功している。


 エアルドレッドでも同様に問題なく町に入った。

 ここは東部総督府が置かれる街で、鍛冶師ギルドの支部があった。

 彼らは宿に入ると、支部を表敬訪問する。

 そこではアルスの総本部と同じように大歓迎を受け、久しぶりの大宴会にレイとライアンが潰されてしまった。


 それ以外には特筆すべきことはなく、六日後の五月十六日に帝国南部の玄関口、エザリントンに到着した。



 五月十六日の夕方。

 レイたちはエザリントン市に入ろうとしていた。


 エザリントン市は帝都プリムスから延びる中央街道、カウム王国に延びる東部街道、ウェール半島の東に向かうラングトン街道という三つの主要街道の分岐点に当たる。

 大陸中央部の騎馬民族から帝都を守るために、ファネル河の河口にある中州に作られていた要塞都市で、巨大な橋が架けられている。


 橋の北側に検問所が設置され、レイたちは入城の手続きのため、行列に並んでいた。


「それにしても凄い橋だね」とレイが遠くを見ながらアシュレイに話しかける。


 アシュレイもその壮観な光景に圧倒されており、「ああそうだな」と答えるだけだった。


 日本の土木技術を見ているレイですら圧倒されるほど、その橋は巨大だった。

 長さ一km(キメル)を超える石造りのもので、道幅は馬車が四台通れるほど広い。帝国の拡大期に土属性魔術師たちが作ったものだが、現在はその技術は失われている。


 検問所でオーブの確認を行われていた。

 アシュレイたちは問題なく許可が出たが、レイがオーブを見せたタイミングで一人の兵士が声を掛ける。


「見事なカエルム馬だな」


「ええ、本当にいい馬です。盗賊を捕まえた時に運よく手に入れました」


「その槍とこの馬。腕のいい傭兵であることは分かるが、あまりにも若い。少しだけ詰所で話を聞かせてくれないか」


 高圧的な態度ではないが、その言葉には有無を言わさない力があった。


「その後ろの獣人たちもだ」と、オーブの確認を終えた直後のステラとウノたちにも詰所にいくよう指示が出る。


「なぜですか?」とレイが聞くと、


「その娘はともかく、四級傭兵が防具を着けておらん。その理由を聞かせてもらいたいだけだ」


 兵士は最初、武門として有名なロックハート家なら令嬢の護衛には家臣を付けるはずで、傭兵を雇っていることに疑問を持った。更にはウノたちが防具を着けていないことがそれに輪を掛けた。

 そして、声を掛けた最大の理由はオーブの確認の際に真っ白な装備が見えたことだ。


 アシュレイが一言言おうと一歩前に出ると、


「他の連中は先に行っても構わんぞ」


「私が彼らの雇い主なのですけど」とルナが兵士に話しかけた。


「ならば、一緒に詰所に来ていただけますかな」


 ルナの素性に気づいているため、敬語を使っている。


「エザリントンでバラバラになると合流することが難しくなります。他の護衛も一緒でもいいでしょうか?」


 ルナの言葉に兵士は一瞬考えるが、「ご自由に」と言って頷いた。


 詰所は城門の中にあり、馬を預けて中に入っていく。

 薄暗い石造りの部屋に入ると、そこには隊長らしき三十代半ばの騎士と五人の屈強な兵士が待っていた。

 検問所の兵士は騎士に簡単な説明を行い、それを聞いた騎士がマントを外すよう命じる。


「まずはそのマントを外してもらおう」


 レイは言われたとおりにマントを外した。


「その装備はルークスの聖騎士の物ではないのか?」


 感情の篭っていない声だが、レイは有無を言わさぬ圧力のようなものを感じた。


「いいえ。似ているようですが、別物です。まず紋章が光神教の物とは異なります」


 そう言って肩当て(スパールダー)の紋章を指差す。

 一瞬見た時は光神教の紋章だと思ったが、冷静になってみると微妙に違うことということに気づく。


「なるほど。確かに少し違うようだ。しかし、そこの獣人たちもマントを外してもらおう」


 ウノたちは最初それに従わなかったが、レイから「言う通りにしてください」と言われ、マントを外す。

 首筋にはスカーフが巻かれているが、すぐに隷属の首輪を見つけられた。


「奴隷のようだな」と兵士が言うと、騎士たちが色めき立つ。


「はい。私の奴隷ですが、何か問題でも?」とレイが言うが、


「聖騎士に似た装備に獣人の奴隷。この組み合わせの者を事情も聞かずに通すわけにはいかない」


「なるほど。確かにそうですね」とあくまで冷静に受け答えする。


 そこでルナが話に割り込む。


「私はルナ・ロックハートと申します。マサイアス・ロックハート子爵の養女です」


 その言葉に騎士は驚くことなく頷いた。


「私はこの検問所を任されておりますアイザック・セルウィンと申すもの」と丁寧な口調で自己紹介し、


「ロックハート家のご息女が帝都に向かっているようだという話が鍛冶師ギルドであり、エザリントンに入られるということは聞いておりました。ですが、ロックハート家の関係者だから、ルークスの間者の疑いのある者を素通りさせていいことにはなりません」


「では、どのようにしたらよいのでしょうか?」


 ルナはそう言ったものの、内心では少し焦っていた。

 ロックハート家の名を出せば問題は起きないと思っていたが、何らかの理由で事情が変わったのだと感じている。


「鍛冶師ギルドからの正式な依頼でマーカット傭兵団所属の傭兵を護衛として雇っています。それにカウム王国政府からこの人たちがルークス聖王国とは関係ないという公文書をいただいておりますが」


 そう言いながらカウム王国の紋章が入った封書を渡す。


 セルウィンはその封書の中身を見ながら、「確かにカウム王国が保証しておりますな」というものの、その表情は全く変わらなかった。


「鍛冶師ギルド、カウム王国の関係者であっても、ルークス聖王国に関係している恐れのある者をエザリントンに入れるわけには参りません。特に今は」


 ルナが「今は? なぜでしょうか」と聞くが、「ここではお話できません」としか答えない。


「私がルークスの間者なら、このような目立つ格好はしないのではないでしょうか? 疑われないように商人に化ければ、面倒なことにはならないのですから」


「確かにそうだが……それが策略かもしれぬ」


 頑なな態度にレイはどうしたらよいのか迷うが、下手な対応をすると更に問題が大きくなると考え、何も言えなかった。


「疑いを晴らすためにはどのようにしたらよいでしょうか?」


 ルナの問いにセルウィンは「ルークスの間者でない証拠を出してもらわねばなりません」としか答えない。

 レイは内心で“それじゃ、悪魔の証明じゃないか”と溜め息を吐くが、それを言葉にすることなく、黙っているしかなかった。


「カウム王国と鍛冶師ギルドの保証では不充分ということですね。では、帝国貴族の息女として、私が保証するのではどうでしょうか」


 ルナの言葉にセルウィンは「それなら」と言いかけるが、


「いかにロックハート子爵家とはいえ、養女では認められませんな。オーブの偽造も不可能ではないのですから」


 実子であれば出身地が示されるため、ロックハート家の者であると証明はできるが、養女の場合、領主や村長などオーブを作成できる人物が関与すれば、偽造は可能だ。


「では、別の帝国貴族の保証があればよいということですね」


「そうなりますな」と答えるが、ルナの次の言葉に愕然とする。


「私は通ってもよかったはずですね。ではエザリントン公爵家の方にお願いしてきます。どなたか私のことを覚えてくださっている方もいらっしゃるでしょうし、父か兄の名を出せば必ず力を貸してくれるはずですから」


 セルウィンはそこで初めて焦りを覚えた。


 彼が今回レイを拘束しようとしたのは、真面目な性格ということもあるが、ルークス聖王国が大々的に侵攻してくるという噂を聞いていたからだ。

 彼は怪しい者を片っ端から取り調べ、そのことを主家であるエザリントン公爵家が評価しつつあった。


 彼は真面目なだけで武人としても文官としても特筆すべき能力を持っていない。また、セルウィン家は領地を持たない騎士爵であり、初めて主家から評価され、いつも以上にやる気になっていたにすぎない。


 また、彼自身、レイたちがルークスの間者だとは思っていなかった。それでも獣人の奴隷ということで、鍛冶師ギルドやカウム王国の保証があっても怪しい者は通さないという姿勢を貫けば、必ず評価されると考えた。


 しかし、ルナが公爵家の誰かにこの状況を告げれば、頭が固いだけの愚か者という評価に変わる可能性は充分にある。


 エザリントン公爵家とロックハート子爵家、特にザカライアス・ロックハートとの関係は非常に密接だ。

 ザカライアスはエザリントンワインの販売の助言を行い、僅か数年で帝国一の白ワインの生産地という評価を盤石なものにしている。それだけではなく、蒸留酒製造においても多大な貢献を行い、財務関係の文官たちから高く評価されていた。

 当然、その名を出されれば、すぐにでも公爵家の誰かに会うことは可能だろう。


 更にロックハート家が光神教とトラブルになったことは有名であり、ルナがルークスの間者に協力することは常識的にあり得ない。


 主家に多大な貢献をし、更にルークスと敵対しているロックハート家の者を疑うことは、融通が利かないだけの愚か者と言われても仕方がない。そのことは彼にも容易に想像できた。


 それに気づいたものの、真面目な性格の彼は一度口にしたことを取り下げることができず、冷や汗を流し始める。


 レイはセルウィンの様子を見て、助け舟を出す。


「公爵家の方にご迷惑を掛けるのはよくないよ。僕がルークスの間者じゃないっていうことを分かってもらえればいいだけだから」


 セルウィンは露骨に安堵の表情を浮かべ、


「か、簡単な尋問をさせて、いただく、だけです。わ、私が納得できればよいのですから」


 横で聞いていたアシュレイは“どの口が言う”と思ったが、ここで揉めても仕方がないと、口を噤む。

 ルナは憤っているライアンを目で抑え、


「分かりました。では、ここで待たせていただきます」


 彼女がそう宣言すると、兵士の一人が椅子を用意する。


「短時間だそうですから結構です」と断り、そのまま立っている。


 セルウィンは対応を間違えたと後悔するものの、職務に忠実であるだけだと自分に言い聞かせて尋問を始めた。


「エザリントンへの訪問の目的は……」


 訪問の目的、市内での訪問先、滞在予定期間などを確認していく。

 レイはその問いに淀みなく答え、尋問は五分ほどで終わった。


「問題ありません。では、通行を許可します」


 額の汗を拭うセルウィンにルナは「ご苦労様でした」と軽く頭を下げ、外に出ていった。



 城門を抜け、橋を渡り始める。


「尋問されるとは思わなかったな」とレイが言うと、ルナもそれに同意する。


「ここは帝国でも一番しっかりと統治されている街だと思っていたのに……」


「統治がしっかりしているから素通りできなかったのだろう。しかし、この先が思いやられるな。帝都に入るとなると、もっと厳しくなるのではないか?」


 アシュレイの問いにルナが答える。


「そうですね……ここも交通の要所で取り締まりが厳しいところでしたけど、帝都はもっと厳しかったと思います。貴族の馬車は別でしたから、よく分かっていませんけど」


「ここからジルソールに行ければその心配もなくなるんだけどね」


 そういいながらもレイはここの警備が厳しくなった理由を考えていた。


(今が特別厳しいとさっきの騎士は言っていた。だとすると、この街から出る船も同じように厳しく取り締まられるはず。何が理由か探ってからの方がいいかもしれないな……)


 そのことをルナたちに話し、今後の予定を決めていく。


「今日は鍛冶師ギルドのエザリントン支部に行くつもりよ。支部長が代わっていなければ知っている人だし、多分情報も持っているはずだから」


「ってことは、今日はドワーフと宴会か……」とライアンが肩を落とす。


「何が不満なんだ? 酒も料理も美味いし、気を使うようなこともない。ドワーフとの宴会のどこに不満があるのだ?」


 アシュレイの言葉にレイは「アッシュはドワーフ並に飲めるから」と言い、ライアンに「できるだけ解毒の魔法を掛けるようにするから」と言って慰める。


 彼らはドワーフの宴会でよく潰されたため、連帯意識を持ち始めていたのだ。


 ステラはそんな会話を聞きながら、川面から吹き付ける爽やかな風に受けていた。

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[気になる点] 「セルウィンはその封書の中身を見ながら、「確かにカウム王国が保証しておりますな」というものの、その表情は全く変わらなかった。」 門番に過ぎない者が、他国の王家の証明証を全く無視、外交…
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