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トリニータス・ムンドゥス~聖騎士レイの物語~  作者: 愛山 雄町
第四章「魔族の国・東の辺境」

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第二十六話「族長会議」

 トリア暦三〇二六年二月八日の夜。


 鬼人族の都ザレシェの行政府の建物、通称大政庁の前の広場でおきた“大政庁前の虐殺”事件は街に混乱をもたらし、未だに落ち着きを取り戻していない。

 当初は月の御子が暴動を主導したと噂されたが、虐殺を命じたブドスコ家の縁者、ヒスキ・ティブリンなどの証言により、アルノ・ブドスコが理不尽な命令を下し、それが暴動の発端となったことが伝わっていく。

 事実、月の御子の護衛たちは誰一人暴動に加わっておらず、彼らの剣には一滴の血も付いていなかった。更に暴動に参加し生き残った者が、アルノが月の御子を殺そうとしたという話を広めていく。

 ルナが月の御子であるということに懐疑的な者も、月の御子かもしれない人物に剣を向けるという暴挙に眉を顰める。

 闇の神(ノクティス)の信者にとって、“月の御子”は特別な存在であった。御子は神と人とを繋ぐ存在であり、御子を否定することは神を否定することに繋がる。

 信仰心が薄い鬼人族であっても信じる神を否定する行為は非難されるべきものと認識され、アルノ及びブドスコ家はザレシェ中から白眼視される。

 ブドスコ家の当主ハンヌ・ブドスコは大政庁にある執務室で頭を抱えていた。彼の傍らには次男であるヨンニがおり、憔悴した表情の父親を心配そうに見ていた。


「あの愚か者は何ということをしてくれたのだ……」


 ハンヌは今年五十五歳になる壮年の男性だが、長男ヴァイノの失態――ペリクリトル攻防戦において中鬼族の将として参戦したものの、猪突した挙句にレイの罠に嵌り、西方派遣軍が全滅するきっかけを作った――により、一気に老け込み、十歳は年老いて見える。

 そこに今回の暴動騒ぎが起きたため、生気のない顔は更に青くなり、机に肘を突いてぶつぶつと呟くだけの存在になり果てている。

 ヨンニは父の姿を見て決意を固めた。


(親父殿ではこの難局は乗り切れん。私が何とかせねば、中鬼族の雄たるブドスコ家は取り潰されてしまう……)


 ヨンニはぶつぶつと呟く父親を放置し、二十名の直属の兵を引き連れ、腹違いの弟アルノのところに向かった。アルノは虐殺事件の聞き取りのため、兵舎の一室に閉じ込められていた。

 アルノに面会を申し込むとすぐに通される。取調べをする兵士もブドスコ家という権力者一族をどう扱っていいのか分からず、困り果てていたのだ。

 ヨンニは兵士に礼を言うと、すぐに取調室になっている部屋に入っていく。

 中には護衛兼監視役の兵士が三名いたが、ヨンニが五名の部下を引き連れて入っていくと、すぐに場所を譲った。部屋の中には椅子に座り、呆然としているアルノの姿があった。


「大変なことをしてくれたな。アルノ」


 ヨンニの言葉にアルノが濁った目で見上げるが、関心を失ったのか、すぐに視線を下に戻す。


「貴様のお陰で我がブドスコ家は窮地に陥ったのだ。月の御子()に暴言を吐いた上、斬り掛かろうとしたというではないか。その結果、どのようなことが起きるのか、愚かなお前でも分かるだろう」


 アルノは顔を上げ、「御子様だぁ?」と馬鹿にしたように言い、「人間の小娘、それも月の御子の名を騙る痴れ者一人殺そうとしただけで、ブドスコが揺らぐはずはなかろう」と傲然と言い放った。

 ヨンニは机をバシンと叩き、「愚か者が!」と叫んだ後、「お前がどう思おうと関係ない! あの方が月の御子でない証拠がない以上、我らはそれ相応の敬意をもって遇さねばならんのだ!」


 ヨンニの言葉にアルノが反論しようとしたが、ヨンニが畳み掛けるように言葉を叩きつけていく。


「兄者の失態、そして、貴様の失態だ。バインドラーはもとより、他の氏族がこの機を狙って我らを追い落とそうとすることは必定!」


 そこで一度呼吸を整え、落ち着きを取り戻す。


「貴様はこの失態をいかにして取り返すつもりだ? 答えいかんでは俺にも考えがある」


「失態を取り戻す? 小娘が暴動を起こそうとした。それをブドスコ家の俺が鎮圧した。それだけのこと。失態には当たらんわ」


 小馬鹿にしたような態度のまま、そう言い放つとゆっくりと立ち上がろうとした。

 ヨンニは五人の兵士に目で合図を送る。兵士たちはアルノの巨体を押さえ込み、用意してあったロープで拘束しようとした。

 突然のことにアルノは「無礼な! 放せ!」と叫び、自慢の膂力を使って振り払おうとした。しかし、いかに武勇に優れているとはいえ、椅子に座った状態で押さえ込まれれば抵抗することはできない。

「やめろ!」と喚き倒すが、その間にロープでぐるぐる巻きにされていき、完全に拘束されてしまった。


「貴様にこんな権利はないはずだ! 親父を呼べ! 親父ならこのような暴挙を許すはずがない!」


 喚き散らすアルノにヨンニは「見苦しいぞ。その歳になっても親父殿に頼るのか」と侮蔑の言葉を投げつけ、「騒がしいな。猿轡を嵌めておけ」と命じた。

 猿轡をされてもウーウー唸っているが、それを無視して取調べをしていた兵士たちに「この反逆者(・・・)はブドスコの名において厳正に処分する。それまでは何があろうと縄を解いてはならん」と命じ、部屋を出て行った。


 彼はその足で族長会議の首座である大鬼族のタルヴォ・クロンヴァールに面会を申し込んだ。身長三(メルト)を超える巨体の大鬼族が彼を出迎える。

 タルヴォも大政庁前の事件を知っており、その対応で頭を悩ませており、僅かに苦悩の表情が見えていた。ヨンニを招きいれながら、「ヨンニ殿か、いかがした」と大鬼族特有の低い声で用件を確認する。

 ヨンニは居住まいを正し、「タルヴォ様にお願いがあって参りました」と頭を下げる。


「願い? 今は先ほどのことで時間が取れぬが……」


「そのことと関係がございます。あの事件を起こした者は我がブドスコの者。既にその反逆者(・・・)は逃げられぬよう拘束しておりますが、その者の処分について、族長会議を緊急招集していただきたいのです」


 ヨンニの言葉にタルヴォは「うむ」と唸るが、沈黙を続けていた。

 一分ほど沈黙が続いた後、「緊急招集するのは構わぬ」とゆっくりと答えた。

「感謝いたします」とヨンニが頭を下げると、タルヴォは「して、どのような処分を考えておるのか」と尋ねた。


「タルヴォ様のご想像の通りでございます。我が弟は月の御子様に剣を向けました。これは我が祖国ソキウスに対する反逆行為に他なりません。更に御子様を守ろうとした無辜の民を多数虐殺しております。これだけの罪状が揃えば下される罰は死罪以外にありえませぬ。私としましては広場にて公開処刑にすることを提案するつもりです」


 タルヴォは「実の弟を公開処刑するというのか、ヨンニ殿は」と鋭い視線で見つめる。

 ヨンニは「はい」と大きく頷き、「ブドスコ家を守るためにはいたしかたありません」と真直ぐに目を見つめて答えた。

 タルヴォは「あい分かった」と頷くが、「だが、それがブドスコ家の総意ではあるまい。ハンヌ殿はどのように申しておるのだ」と問う。

 ヨンニは僅かに躊躇った後、「父ハンヌは心労のため病に臥せっております。ブドスコ家の男子として、私が族長代理として出席いたします」とやや掠れた声で伝えた。

 タルヴォは「承知した」と答え、ヨンニの肩を軽く叩いた。


 タルヴォの部屋を出たヨンニはブドスコ家の執務室に向かわず、小鬼族のソメルヨキ家の部屋に向かった。

 ソメルヨキ家の当主ソルムはペリクリトル攻防戦で小鬼族部隊を率い、捕虜となったシェフキの実兄に当たる。現在、四十二歳の働き盛りだが、頭髪が薄く慎重で思慮深い言動から初老に近い年齢と感じる者が多い。彼には弟のような呪術師の素養がなく、優秀な呪術師を輩出するソメルヨキ家の当主にふさわしくないと自ら思っていたが、内政に関しては鬼人族で最も優秀な行政官であり、ソメルヨキ家の先代の死により彼が跡を継いでいる。

 その彼も今回の事件を憂慮していた。

 特に月の御子への不敬を族長の名で行ったことを重視しており、敗戦で溜まっている民衆の不満が爆発するのではないかと懸念していた。そんな時に事件の発端となったブドスコ家の関係者が訪れたと聞き、彼は内心疑念を覚えながらも面会に応じた。


 ヨンニは開口一番、「このたびは我が一族の者がご迷惑をお掛けしました」と深々と頭を下げる。ソルムはその行為に一瞬言葉を失った。中鬼族、特にブドスコ家は選民意識が強く、他の氏族に頭を下げることは稀で、特に小鬼族は戦闘能力が劣るといって侮ることが多かったのだ。そのブドスコが頭を下げたことに驚きを禁じ得なかった。

 ソルムは驚きの表情を隠しながら、「どのような用件かな。貴家のお陰で考えることが多くて時間がないのだが」と牽制する。


「そのことでございます。我が弟、反逆者アルノ・ブドスコの処分について、小鬼族の長、ソルム様に事前に相談をと思い、やってまいりました……」


 ヨンニはタルヴォに語ったことを繰り返し、族長会議での協力を申し入れた。


「……夜になればタルヴォ様より招集が掛かるはず。その際に私の提案に対し、賛意を示していただきたいと……」


 ソルムにとっても渡りに船の提案だった。中鬼族が同族を庇い、アルノを処分しなければ暴動が発生することは必至であり、どうやって中鬼族を説得しようかと頭を悩ませていたのだ。


「用向きは承った。我らも民の暴動は望まぬ。しかし、貴公も大変だな。一族を守るためとはいえ、弟を処刑せねばならんとは」


 ヨンニはソルムの部屋を出た後、父ハンヌの執務室に戻っていく。


(親父殿には隠居してもらわねばならんな。ブドスコのために……しかし、我が一族の者はなぜこれほど愚かなのだ。力で全てを解決するなど、できるわけがない。力が全てという考えを捨てさせねばならん……)


 執務室に入ると、ハンヌは未だに下を向いてぶつぶつと呟いていた。


「親父殿、族長会議が行われるが、どうなされるおつもりだ」


 ヨンニの言葉に「族長会議だと……」といい、淀んだ目を向ける。


「親父殿は兄者のこと、アルノのことで疲れておるのだ。今宵の会議は俺が代理で出席するが」


 その言葉に「そうだな……儂が出れば吊るし上げられる……これ以上は耐えられぬ……」とぶつぶつ言いながら下を向く。


(完全に現実逃避に入っておるな。恐らく兄者の失態のせいで苦しい思いをしたのだろう。バインドラーはこれ幸いと責め立てるだろうし、他の部族もそれに追従したはずだ……まあ、バインドラーの息子ユルキがしくじった時には親父殿が責め立てたから、人のことは言えんのだが……)


 ヨンニは「親父殿は病に臥せっておる。すぐにでも屋敷に戻ったほうがよい」と言って、近習の者を呼んで執務室から連れ出した。


 日が暮れた後、族長会議の開催が告げられ、大政庁の最上階、四階にある大広間に二十五人の長たちが集まった。

 大鬼族が七部族、中鬼族が十二部族、小鬼族が六部族であり、これは人口比に比例していた。

 大広間にはテーブルや椅子はなく、麦わらを編んだ敷物の上に車座になって座っていく。

 全員が揃うと、首座であるタルヴォ・クロンヴァールが開会を宣言し、今回の会合の主旨を説明していく。


「皆も知っておると思うが、大政庁前の広場で暴動が発生した。この件についてブドスコ家から関係者の処分について提案を受けておる。ヨンニ殿、あとは貴公から説明してくれ」


 タルヴォの指名を受け、ヨンニが頷く。そして、全員が自分に視線を向けたところで大きく頭を下げた。


「此度は我が弟、アルノ・ブドスコが皆様方にご心配とご迷惑を掛けたこと、深く陳謝いたします」


 そこでゆっくりと頭を上げる。


「本来であれば、我が父ハンヌが謝罪すべきところではございますが、兄ヴァイノの件から心労が溜まり、此度のアルノの件で遂に床についてしまいました。父も私のような若輩者ではなく、自らこの場に来るつもりではございましたが、長時間座ることも叶わぬほど弱り、止む無く私が代理として出席した次第。その点につきましては何卒ご容赦のほどを」


 床に臥せっているという話のところで、エルノ・バインドラーが「真か?」と独り言とは思えぬような大きな声で呟くが、それ以外は黙って話の続きを促している。


「此度の失態、すべて我がブドスコ家のアルノに帰すると考えております。しかしながら、ブドスコ家は月の御子様に叛意はなく、アルノ個人の暴走であることははっきりとお伝えせねばならぬと思っております……」


 ヨンニは、ブドスコ家はソキウスに忠誠を誓う氏族であり、当然、闇の神(ノクティス)の使いである月の御子に対しても最大限に敬意を払っていると主張し、今回はアルノ個人の暴挙であると主張した。


「……我々はアルノの公開処刑を、早急なる処刑を提案いたします。彼の者の身柄はブドスコが責任をもって差し出すことをお約束いたします。私からは以上でございます」


 もう一度、大きく頭を下げ、議長役のタルヴォに会議の進行を促した。

 タルヴォが意見があれば出してほしいというと、エルノ・バインドラーが発言を求めた。


「此度の失態というが、アルノ殿は月の御子を詐称する人間の小娘を討とうとしたと聞いておる。もし、アルノ殿の言うことが正しければ、あたら有能な戦士を無為に殺すことになる。あのルナという娘が月の御子であると誰が確認したのか。そこをはっきりとしていただこう」


 エルノは月の御子を貶めることにより、勢いづき始めた非主流派を押さえ込もうと考えた。それだけでなく、もし月の御子が本物であった場合は最大のライバル、ブドスコ家を一気に葬ることができるとほくそ笑んでいたのだ。

 その問いに対し、タルヴォが口を開いた。


「此度のことに関するかぎり、月の御子が本物であろうと、偽者であろうと関係ないのではないか」


 エルノは「ほう、それはいかなる理由で」と聞き返す。


「アルノ殿が何の権限もなく、族長の命と偽り、月の御子を排除しようとしたこと。更には退去しようとした月の御子に対し挑発を行い、民の暴動を誘発させ、無辜の民を殺めたことが問題なのだ」


 エルノは「なるほど」と唸るが、「その話は初めて聞いたが、誰の証言なのだろうか」と更に追及していく。

 それに対し、タルヴォではなくヨンニが代わって答えていく。


「我がブドスコ家が調べたところでございますが、暴動に加わった民衆とブドスコ家に連なる兵からも同様の証言を得ております。もちろん、月魔族のヴァルマ・ニスカ殿からも同じ趣旨の抗議を受けております」


「つまり、その場にいた関係者のみということだな。第三者の証言、もしくは目撃情報はないのか? 儂が見ていた限りでは、アルノ殿に非があるようには見えなかったが」


 エルノの問いにタルヴォが重々しく答える。


「貴公の言いたいことが分からぬ。当事者双方から同じ証言であれば問題ないではないか」


「我らだけなら、それでよかろう。しかし、今回は月魔族がおったのだ。奴らの呪術は心を操る。もし、ヴァルマ・ニスカが仕組んだことなら、双方の証言が一致しておってもおかしくはない」


 エルノは月魔族の話を出し、彼らへの反発心を利用し、自らに有利な方向に議論を進めようとした。

 実際、月魔族という言葉が出た瞬間、奴らならやり兼ねんという呟きが聞こえていた。


「では、どうすればよいというのだ。声が聞こえる場にいた者の証言は信用できん。しかし、声が聞こえねば、アルノ殿が何を言ったのか分からぬ。これでは判断ができぬではないか」


 タルヴォの問いにエルノは心の中でにやりと笑った。


(これでよい。これで月の御子を引き摺り出せる……)


 エルノは真面目な表情を作り、「月の御子を自称する者をここに呼び出し、本物かどうか確認すればよい。もちろん、ヴァルマ殿は同行させず、単独で」と周囲を見回しながら訴える。


 タルヴォは「不敬であろう」と不愉快そうに言い、「御子様の真偽を我らが確かめる。神の使いを我らが試すのだ。皆の者はそれでよいのか」とぎろりと周囲を見回した。


 鬼人族の権力の中枢にいるとはいえ、幼い頃から刷り込まれた闇の神(ノクティス)への信仰は容易には抜けない。神にも匹敵する人物、現人神あらびとかみともいえる月の御子を試すというのは不敬であるというタルヴォの主張を無下にすることはできなかった。

 クフィリの街でルナに魅せられたベントゥラ家だけが、「あの方が偽者であるはずがない!」と主張するものの、弱小氏族の、それも族長代理の言葉では誰の賛同も得られなかった。

 エルノはベントゥラ家の族長代理を一瞥すると、他の者たちの顔を見回していく。そして、彼は勝負に出た。


「よかろう。儂が真偽を確かめる。貴公らはその場にいるだけでよい。もし、本物であれば我が命により償おう。それならば貴公らに神の怒りは落ちまい」


 エルノはヴァルマを引き剥がしさえすれば、人間の小娘一人何とでもできると考えていた。


(呪術師の闇の術に決まっておる。傀儡くぐつの術すら使えるのだ。何も分からぬ民を操るなどやつらにとっては容易なこと……偽者と看破すれば、儂の株は上がる。アルノを助けてやり、ブドスコを継がせてやれば、単純な男だ、儂に感謝するだろう……)


 タルヴォは仕方なく採決を取った。

 結果は賛成多数で月の御子を召喚することが決定した。

活動報告でトリニータス第2巻のキャラ(ヴィエリ&カルディナ姉妹)のイラストを公開しております。

http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/284675/blogkey/1448624/


ヴィエリとカルディナって誰と思う方も多いと思いますが、作者である私もそう思いましたので、全くおかしくはありません(笑)。

この二人は第一章29話でレイが初めて護衛の依頼を受けた際に同行した獣人の姉妹です。

(レイが優秀だと知りアプローチしてきたため、アシュレイがやきもきしたエピソードもあります)


話は変わりますが、ドリーム・ライフ第2巻が7月10日(日)に発売になります。

既にアマゾン様等の通販サイトでは予約を開始しており、ぼちぼち予約して頂いているようです。

また、ドリーム・ライフ第3巻の発売も決定しており、これも読者の皆様のおかげと感謝しております。

ただ、本作品トリニータス・ムンドゥス側の売れ行きがいまいちのようで、第3巻が出るか微妙な感じです。何とか続けて行きたいと考えておりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

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