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トリニータス・ムンドゥス~聖騎士レイの物語~  作者: 愛山 雄町
第四章「魔族の国・東の辺境」

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第二十五話「鬼人族の都」

遅くなり申し訳ございません。


前話まであらすじ:

レイたち一行は絶望の荒野を抜けたが、疲労と魔力切れにより、レイが倒れてしまう。

運よく見つけた小鬼族の隠れ里、マウキ村で休養をとり、ルナの奪還のため、妖魔族の都ルーベルナへ向かった。


ルナ側の話になります。

 トリア暦三〇二六年二月八日。


 レイたちがマウキ村を出発した日、月の御子、ルナは鬼人族の都ザレシェに到着した。

 ザレシェはソキウスの南東部にある都市で、東と南に豊かな森が、北と西に広大な平原が広がっている。街の北には南東から流れ込む大河があり、木製の大きな橋が北の都ルーベルナとの街道を結んでいる。

 街の周辺にはいくつもの村が点在し、鬼人族以外の人族や獣人族が農業に従事していた。街道近くでも安全といえないのか、農民ですら剣を傍らに置き、簡単な防具も身に着けている。


 中鬼族の街クフィリで熱烈な歓迎を受けた月の御子であるルナは、一月二十八日にクフィリを出発し、二百km(キメル)離れたザレシェに向かった。

 行く先々の町や村で演説を行い、それに伴い、熱狂的な“信者”を増やしていく。

 当初、ルナは魔族の間にくさびを打ち込むつもりで扇動していたが、クフィリを出る頃には何者かが憑依したかのように、指導部への厳しい糾弾と、平民たちへの慈しみを熱く示していった。

 演説が始まる前は“月の御子”という存在に懐疑的だった鬼人族たちも、彼女の話が始まると徐々に引き込まれていき、最後には熱狂的な支持者に変わっていた。これは彼女を包む闇の精霊たちが“魅了”の力を振りまいたこともあるが、彼女自身、普通の少女とは思えないほどの神々しさを纏い始めていたためだ。今の彼女を見て、一ヶ月前まで唯の冒険者だったと思う者はいないほど、自信に満ちた表情をしていた。


 彼女に付き従う月魔族の呪術師ヴァルマ・ニスカは、月の御子に完全に心酔していた。それは異常ともいえるレベルで、ルナを軽んじる態度を取るものに対し、攻撃魔法を放ちかねないほどだった。更にイェスペリ・マユリを始め、ルナの護衛をしていた大鬼族戦士たちも完全に魅了されており、あれほど強かった部族への忠誠をも凌駕し、もし、彼女が死ねと言えば、その通りに自害しかねない。

 ザレシェに入る際、彼女の周りにはヴァルマ、イェスペリら大鬼族戦士だけでなく、多くの鬼人族戦士たちが取り巻いていた。大鬼族、中鬼族、小鬼族と部族を問わず、その全てが選り抜きの戦士や操り手(テイマー)たちだ。彼らは途中の町や村の者たちで、その数は三百人に達している。もし、ルナが制限しなければ、この数倍の戦士が付き従っただろう。


 ザレシェはソキウス最大の都市であり、城壁こそないものの、三万の人口を誇る大都市だ。元は中鬼族の街であり、中鬼族が最も多いが、大鬼族や小鬼族も多く住んでいる。無用なトラブルを避けるため、部族ごとに区画が決められ、治安は一応保たれているが、血の気の多い鬼人族たちの街ということで、刃傷沙汰は後を絶たない。

 そんな街に雑多な部族を引き連れた“月の御子”がやって来たため、ザレシェの上層部は混乱していた。もちろん、事前に情報は入っていたが、鬼人族の族長クラスは自らの目で確認するまで半信半疑だったのだ。

 最も不快感を示していたのは中鬼族の主要な部族、ブドスコ家とバインドラー家の者たちだった。彼らはルナの演説が先の侵略戦争を推し進めた自分たちを糾弾していると知っていたからだが、月の御子という存在自体、闇の神(ノクティス)の祭祀を取り仕切る月魔族の力の源泉であり、彼らとの権力闘争に汲々としている族長たちは、嫌悪に近い感情を示していた。

 族長たちが集まる木造四階建ての巨大な館――大政庁と呼ばれている――の最上階では、壮年の中鬼族の男、バインドラー家の族長エルノがルナたち一行を苦々しい表情で眺めていた。


(月の御子か……我らのことを糾弾しておるらしいが、月魔族の奴らの差金だろう……ニスカ家のヴァルマが付いておるそうだが、我らに逆らうことの恐ろしさを教えてやる……)


 今年五十歳になるエルノは、ラクス王国の東部ミリース谷で惨敗したユルキ・バインドラーの父親に当たる。ユルキの失敗により族長会議での発言力が急速に落ちていたが、政敵ライバルであるクロンヴァール家、ブドスコ家も同様に敗戦の責任を問われており、相対的な力関係は元に戻りつつあった。

 それでも、西方への侵攻に消極的であった部族からの突き上げを受けており、そこに強硬に自分たちを非難する月の御子という存在が不愉快だった。


(あの小娘が弱小部族の連中を焚きつけておるに違いない。いや、小娘一人にできるとは思えんから、月魔族が陰で糸を引いておるのかもしれぬ……)


 エルノが苦々しく見下ろしている中、月の御子の一行は大政庁前の広場で停止した。一行の後ろには噂の月の御子を一目見ようとする野次馬たちで溢れている。


 ルナが馬車から降りてきた。

 その姿は純白の毛皮のマントを纏い、漆黒の髪を引き立てており、その黒髪と穏やかな表情はまさに安寧を司るノクティスの使者を髣髴とさせる。

 ルナが現れた瞬間、付き従っていた鬼人族戦士たちが一斉に跪き、こうべを垂れた。野次馬たちはその動きに戸惑うものの、自分たちが跪く理由はないと冷ややかな目でその様子を見ていた。


「皆さん、顔を上げてください」という凛とした声が広場に響く。戦士たちは一斉に顔を上げるものの、雪が積もる地面に片膝を突いたまま立ち上がろうとはしなかった。


「ザレシェに住む皆さん! 私はルナ、月の御子と呼ばれている者です……」


 ざわざわという民衆たちの私語が響く中、声を張り上げているわけではないのに、その声は百(メルト)以上離れている民衆にもはっきりと聞こえていた。

 これは声が聞こえているわけではなく、脳に直接伝えられているためだが、民衆たちに鼓膜から聞こえているのか、脳が認識しているだけなのか、その違いが分かるものはいなかった。この現象も闇の精霊たちの仕業で、ルナ自身は全く関与していないし、そのような現象が起きていることも把握していなかった。

 ルナの声が聞こえたため、民衆たちは一斉に私語をやめ、広場に静寂が訪れた。


「私は皆さんと敵対するために、ここに来たわけではありません。皆さんに真実を知っていただきたい。そう思っているだけです……」


 そこで言葉を切ると、再び広場にざわめきが広がる。彼らが聞いていた噂では“月の御子”が鬼人族の主流派を痛烈に批判し、非主流派を取り込んで鬼人族の支配体制を根底から覆そうとしているという話だったからだ。これはバインドラー家やブドスコ家が故意に流した噂だったが、クフィリからザレシェまでの町や村に親族がいる者たちの間でも同じような話が流れていた。


「皆さんは何のために戦っているのでしょうか」と優しく問い掛ける。その言葉に戦士たちは苦々しい表情を浮かべ、民衆たちはどのような表情をしていいのか困惑の表情が浮かんでいた。

 民衆たちの困惑を無視し、ルナは話し始めた。


「今回の戦争で得られた物は私のような小娘一人です……」


 “小娘”という言葉に付き従っていた鬼人族戦士たちが否定の声を上げる。ルナは片手を上げることでそれを制すると、再び話を続けていく。


「私は何の力も持たない、ただの人間の娘です。ですが、だからこそ分かることがあると思っています……」


 そこで言葉を切り、民衆たちに向け、右から左へと視線を動かしていく。


「今回の戦争は何だったのでしょう? 双方に多くの犠牲者を出しましたが、得られたものとは何だったのでしょうか?……」


 ルナはそこでもう一度、視線を動かすように顔を動かす。


「それは“悲しみ”だけなのです! 愛する家族を、恋人を、仲間を失いました。その悲しみだけ、それしか得られなかったのです……」


 そのタイミングで大政庁から壮年の中鬼族戦士と数十人の兵士が出てきた。

 指揮官らしい戦士ヒスキ・ティブリンが「何をしておる! この場で勝手なことをするでない!」と叫びながら、民衆の壁を掻き分けてくる。ルナの護衛であるイェスペリらは素早く立ち上がり、ルナを守るため馬車と兵士の間に壁を作る。

 ヴァルマはヒスキの無礼な物言いに腹を立てながら、「月の御子様に対し、無礼であろう!」とまなじりを上げて叫ぶ。

 ヒスキは肥満気味の身体を揺らしながら、「月魔族の呪術師といえども、ザレシェで勝手なことはしないで頂こう!」と不敵に笑いながら反論する。

 ヴァルマが怒鳴りつけようと一歩前に出ると、ルナが「争いは何も生み出さないわ」と言って彼女の肩に手を置く。


「この場で集会を開いてはいけないという規則があるのでしょうか。そうでしたら私たちの不手際ですが」と静かに問い掛ける。言葉以上に彼女の目には力があり、見つめられたヒスキはたじろぐ。

 何とか「規則などない……だが、族長方から中止させよと命じられておる」と答えたが、それ以上何も言えず、目を逸らすことしかできなかった。

 ヒスキは十年前までは第一線で戦っていた戦士だったが、安寧な生活に慣れ、昔の胆力は霧消していた。そのため、ルナの静かだが強い視線に耐えられなかったのだ。もちろん、闇の精霊が彼に威圧を掛けていることも原因だが、以前の彼なら耐えられたかもしれない。

「では、規則は無いということですね」と言うと、演説を再会しようとした。ヒスキは「いや、それは……」と口にするが、先ほどのように明確にやめろと言えなくなっていた。

 ルナはヒスキを無視すると、民衆に向かって語り始めた。


「今回の戦いで得られたものは悲しみだけだと言いました。ですが、悲しみは憎しみを生みます。その憎しみが更なる争いを呼び、悲しみを生み出していくのです。このような悪循環を闇の神(ノクティス)が望んでいるのでしょうか! 安寧を司る神が心の安らぎを奪うことを命じられたとは思えません!」


 ルナの感情に同調するように広場がにわかに暗くなる。しかし、ルナの周りだけは闇が下りず、まるで劇場でスポットライトを浴びているように彼女だけが浮かび上がっていた。

 地面に積もった純白の雪が光の柱を受けて煌き、宗教画の一幕のような神秘的ともいえる幻想的な光景だった。

 純朴な民衆たちはその神々しい姿に、自然とこうべを垂れていた。

 ヒスキたち中鬼族の兵士たちですら、言葉を発することができないほどで、広場は安らかな静寂が支配する。


「この戦争を始めた方を非難するために、ここに来たわけではありません。そのようなことをしても、亡くなった方たちは帰ってくることはないからです……亡くなった方は愛する人たちが幸せに暮らせることを願って戦地に向かったのです。その方々の想いを無にするわけにはいきません……」


 ルナの言葉に民衆の中からすすり泣く声が聞こえてくる。ここザレシェから多くの戦士が出征しており、その家族が感極まって泣いているのだ。


「私たちは未来に向かって歩いていかなければなりません! そのためにどうすべきでしょうか。このような悲しみを繰り返してよいのでしょうか。それを皆さんに考えていただきたいと思って、私はここに来たのです……」


 その後もルナの演説は続いていく。彼女は現在の指導部を非難することはなかったが、今のようなやり方では再び過ちが起きると警告し、更には闇の神(ノクティス)が望むのは安らぎであり、これ以上の暴力は神の意思に反するという趣旨の話をしていく。

 その演説中、闇の精霊たちは民衆に安らぎを与え続け、民衆たちは幼い子供の頃に母親に抱かれていた時のような気持ちを抱いていた。

 ヒスキたちも同様で先ほどまでのような殺気だった表情は消え、ルナに対し自然と頭を垂れている。


 聖母のような優しい笑みを浮かべるルナ。涙を流す民衆たち。

 その感動的な場に招かざる闖入者が現れた。


「ヒスキ、何をしておる! この者どもを追い散らせと命じられたはずだ」


 ヒスキは突然声を掛けられたことに驚き、慌てて後ろを振り向く。

 そこには傲慢な表情を浮かべた大柄な中鬼族の若者がいた。若者は百人を超える完全武装の兵士を従えていた。

「アルノ様……」とヒスキは呟き、すぐに片膝を突いて頭を下げる。


「申し訳ございません。ですが、この方は法を犯したわけではなく……」と言ったところで、「黙れ!」と一喝される。


「貴様は黙って言うことを聞いておればよい! すぐにこの者たちを追い散らせ!」


 その傲慢な物言いにイェスペリの怒りの篭った警告が発せられた。


「無礼であろう! ブドスコ家の三男(・・)とはいえ、月の御子様に対して、そのような物言い……」


「うるさい! 俺はブドスコ家を継ぐ者だ! 戦場を捨て逃げてきた臆病者が何を言う!」と怒りを爆発させる。

 そこにヴァルマが油を注ぐ。


「あら、ヴァイノ殿は戦死されたけど、次男のヨンニ殿がいらっしゃるのでは? ブドスコの当主ハンヌ殿がお認めになったのかしら?」


 彼女の嘲笑にアルノが「貴様!」と爆発する。そして、腰に吊るした大型の剣を引き抜いた。

 イェスペリらの護衛も一斉に武器を構える。

 ヴァルマは鋭い眼差しでアルノを見据え、「ブドスコ家は月の御子様に剣を向けるのね」と低い声で言った後、その場にいる全員に聞こえるよう声を張り上げる。


「ブドスコ家の嫡子(・・)、アルノ・ブドスコが御子様に剣を向けた! これは族長会議の総意と受け取らせてもらうがよいな!」


 ブドスコ家に属するヒスキは「ブドスコは関係ございません!」と叫び、更に「アルノ様の独断……」と言おうとしたところで、アルノが吼えた。


「そう取ってもらって構わん! 我らはこの娘を月の御子とは認めん! 鬼人族の秩序を乱す、この者たちを討ち取れ!」


 彼の部下たちは戸惑いながらも指揮官の命令に従い、武器を向ける。そして、「掛かれ!」という言葉で一斉に前に出て行く。


「お止めなさい」


 ルナの声が広場に響く。その声は叫び声ではなかったが、兵士たち全員の耳を打った。兵たちはその言葉に抗い難いものを感じ、足を止める。


「無益なことで血を流す必要はありません。私がこの場を去ればよいのでしょう……ヴァルマ、イェスペリ。あなたたちも下がりなさい。ソキウスの同志が争ってどうするのです」


 ヴァルマは自分が煽ったことを恥じ「申し訳ございませんでした」と頭を下げ、イェスペリも「武器を収めよ」と命じていた。

 それを見守っていた民衆たちは月の御子の高潔さに心を打たれ、逆に勝手に逆上したアルノに対し、侮蔑の視線を送る。ヒスキら同族の者も同じ思いであからさまに蔑んでいた。


「何をしている! この月の御子を詐称する小娘を成敗するのだ! 前に出よ!」


 アルノのヒステリックな叫びに彼の部下たちは困惑する。アルノに非があるだけでなく、無駄な血を流すことをやめるよう諭したルナの高潔さに心を打たれていたためだ。

 それでも兵士としての本能が命令を遵守することを強要する。何人かが命令に従い、ルナに向かっていった。


「御子様を守れ!」という声が民衆の中から上がる。その声は次々に広がり、数百人の民が怒号を上げていく。

 ルナは「いけません!」と叫ぶが、民衆たちの怒りは収まる気配がなかった。これは闇の精霊がルナを守るため、民衆に怒りの感情を植え付けたためで、一度暴走し始めた感情はルナの言葉でも止めることができなかった。


 暴徒と化した民衆が兵士たちに向かっていく。アルノは「反乱だ! 直ちに鎮圧せよ!」と叫び、先頭に立って剣を振るい始めた。

 悲鳴と怒号が交錯する。

 ヴァルマはルナを安全な場所に移動させるため、イェスペリに馬車が通れるように道を空けさせる。ルナは「駄目です! 落ち着いて!」と叫ぶが、ヴァルマに命じられた二人の侍女、エリーとポーラによって馬車の中に押し込められた上、馬車ごと広場の外に連れ出されてしまった。

 ヴァルマは馬車が安全な場所に避難したことを確認した後、ひらりと空に舞い上がった。


(愚かなアルノがいてくれてよかったわ。これで鬼人族の族長たちに貸しが作れた。特にブドスコはこれ以上何もできないはず。神の使いである“月の御子”に剣を向けたのよ。粛清されても誰も文句は言えないわ……)


 彼女の眼下ではアルノの兵が民衆たちと死闘を繰り広げていた。兵たちの技量は民たちより高かったが、アルノの理不尽な命令で戦うことを余儀なくされた兵士と、自らの意思で月の御子を守ろうと立ち上がった民衆たちでは士気の高さが違った。兵たちはできる限り暴徒と化した民衆を傷つけないよう注意していた。

「暴徒どもを殺せ! 我らに歯向かう者は皆殺しにしろ!」とアルノは叫び、民衆が更にヒートアップしていく。

 ヴァルマは満足げに微笑むと馬車に舞い降りていった。


 この暴動が治まるまで一時間を要した。

 暴動勃発の報告を受けた別の中鬼族部隊が鎮圧したのだが、犠牲者の数は百人を優に超え、ザレシェ始まって以来の惨劇となった。後にこの惨劇は“大政庁前の虐殺”と呼ばれることになる。


この話からルナ側の話になります。

徐々に別人格になっていくルナが、鬼人族の都ザレシェで何をするのか。

また、それはルナの意思に基づくものなのか。

その辺りが徐々に分かっていく予定です。



話は変わりますが、トリニータス第一巻が無事に発売されました。

読者の皆様のおかげです。ありがとうございました。

また、7月10日には外伝である「ドリーム・ライフ」の第2巻が発売になります。

既に、アマゾン様等で予約を受け付けておりますので、ご興味のある方はよろしくお願いします。

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