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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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とても幸せだった

詩のような作品です。

あなたを見ているとき

とても幸せだった

あなたを眺めているとき

とても幸せだった


どうしてかな?


何か嬉しいことを言われたわけでもないのに

不思議なくらい嬉しさを感じる


あなたがわたしと同じ世界にいる

そう思えることが

何よりも嬉しくて

だからただ幸せだった


あなたがいてくれるだけで

あなたが見えるだけで

心震えるよう

我ながら単純だなって

そう思うこともあるけれど


きっとこれが感情というもので

きっとこれがわたしという人間なんだなって


思うほどにしみ込んでくる


わたしというものが

わたしという存在が


ああ

どうしたって


わたしはわたしなんだねって


空を見上げてみたら


そっと虹がかかってた


あなたを見ているとき

とても幸せだった

あなたを眺めているとき

とても幸せだった


どうしてかな?


だからね

この先どんなことがあったとしても

過ぎていった日々の幸福だけは

決して消えることがないから


何度だって

この時を思い出して

もしもいつか

涙溢れる日が来ても

きっと乗り越えてゆけるから

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