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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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うふふ

詩のような作品です。

うふふ わたし あなたへ必ず復讐するの


あなたはもう覚えていないでしょうね

わたしのことなんて

遠い過去

多くの記憶の奥に

消えていって


うふふ わたし あなたを泣かせてあげるの


あなたは他の人ばかり見ていたのでしょう

わたしのことなんて

一番近くにある

だからこそ見えていなくて

余所見ばかりして

その果てに婚約破棄ですって?

呆れてしまうわね


悪いことをしたのは

悪い道を選んだのは

あなただというのに

まるで被害者であるかのような顔をして……


うふふ わたし あなたを許してはいないの


あなたはもう過ぎたことと思っているのでしょう

けれどもそれは間違いで

そうよ過ちは永遠に消えない

この胸に刻まれた

あなたの罪はいつまでも

息をし続けるのだから


……天災は忘れた頃にやって来ると言うでしょう?


うふふ わたし あなたへ必ず復讐するの


あなたはもう覚えていないでしょうね

わたしのことなんて

遠い過去

多くの記憶の奥に

消えていって


うふふ わたし あなたへ必ず復讐するの


あなたはもう忘れてしまったのでしょう

わたしのことなんて

それは自由よ

けれど罪は消えない

それは忘れられるものではない

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