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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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かつて私の婚約者だった彼と彼と付き合っている相手の女性はまさかの結末を迎えたようです。

 可愛げがないとか何とかといった理不尽な理由で婚約破棄された数日後、元婚約者である彼ミティスティットンが亡くなったという話が耳に飛び込んできた。


 何でも彼は、以前からこっそり付き合っていた女性リーリンと共に、町の外れの病院だった建物へ肝試しで向かったそうだ。


 彼が友人に話していた情報によれば、魅力的でゆくゆくは結婚したい女性リーリンにかっこいいところを見せたかったのだとか。


 しかしそこで得体のしれない言葉を話す謎の化け物に遭遇してしまい、次の瞬間にはその化け物の餌となってしまったそう。


 そうしてミティスティットンはあっさりとこの世を去ることとなったようである。


 また、彼を仕留めた化け物はリーリンの身体を乗っ取ったらしく、リーリンは元からの人格を失ったそう。今の彼女はただ生きているだけ。今や彼女は実の親すら恐れるほどのおかしな行動を繰り返す化け物の器となってしまっているのだそうだ。


 ……ああ、やはり、怪しいものには関わらない方が良いのだ。


 不気味なものに軽い気持ちで近づくとろくでもないことになる――改めてそう学んだ。



◆終わり◆

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