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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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今日という一日

詩のような作品です。

朝が来て

カーテンを開ける

風を浴びて

一人意味もなく微笑んだ


生きていると時に

辛いことや

悲しいこと

そういうものに出会うけれど


生きている限り

それらから

逃れることはできない

どんなに

暴れ逃れようとしても

どうしようもない

救いようのない定めもある


昼になり

晴れた空見上げる

日射し感じ

一人口ずさむ懐かしの歌


生きる限り

痛みや

苦しみは

時に巡り会うもの


それでも生きてゆこうと

ただひたすらに突き進む

それが人であり

それが人間の姿

救いなどなくとも

ただ歩んでゆく

ただ進んでゆく

良いことも悪いことも

そのすべてを背負って

歩いてゆくのが

人生というもの


夜が来て

カーテンを閉じる

今日に別れ告げ

一人そっと瞼を閉じた


今日が終わってゆく


明日は間もなくやって来る


今日に別れ告げて


明日へと希望を託す

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