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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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眠りから覚めた夜

詩のような作品です。

眠りから覚めた夜

あなたのいなくなった世界を想い

ただ涙をこぼす

悲しみと切なさの狭間にある

複雑な感情なんて

言葉では言い表しようのないもの

指先で触れれば

雪のように溶けて消えてしまう

そんな幸福に身を委ねていたあの頃

あれは本当に幸せだったのかと

今になってふと思う


夕暮れを眺めながら眠る

あなたのいなくなった世界を嘆き

ただ涙を流す

悲しみも切なさもすべて

今だけのもの

いつかは忘れてしまうかもしれない

少なくとも

この命が終われば

雪のように溶けて消えてしまう

そんな幸福は淡い夢のようで

それは本当の幸せなのかと

ふと思うことがある


眠りから覚めた夜

あなたのいなくなった世界に独り

ただ涙がこぼれた

悲しみと切なさの狭間にある

複雑な色なんて

言葉では表現しづらいもの


眠りから覚めた夜

あなたはもういないから

ただ悲しくて

ただ切なくて

暗闇に似た闇の海へ

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