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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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どこへだって行ける気がした

詩のような作品です。

冷たい雨が降ってきた

いつだったか

あなたと待ち合わせしていた昼下がりにも

こんなことがあって

あの時は濡れながらでも

嫌な気分にはならず

むしろこれから歩む道への

希望を強く感じていた


人というのは面白いもので

未来への期待を抱いている時には

決して心折れることはない

決して絶望することはない

心はいつも上向きで

心は未来を見据え続ける


だから

あの時は辛くなかったの


大雨の中で

あなたを見つけて

傘もささず

駆け出すことすらも

幸せで


だから大丈夫


どこへでも行ける


冷たい雨が降ってきて

いつだったか

あなたと待ち合わせしていた昼下がりにも

こんなことがあったと

ふと思い出した

あの時は濡れていても

不快なんて欠片も生まれず

むしろこれから行く道への

期待感を強く覚えていた


だから大丈夫だった


どこへだって行ける気がした

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