表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

256/548

あなたはいつもそうね

詩のような作品です。

わたしを裏切ったあなたを

わたしは永遠に許さないわ

あなたはもう多くのことを忘れたのでしょう

それでもその罪が消えることはない

本当はあなたも分かっているのでしょう?

けれど気づかないふりをしている

そう気づいていないふりをしている


あなたはいつもそうね

自分の責任について

真正面から物事を捉えようとせず

あなたが背負うべきものも

他者になすりつけようとする

それはきっと

自分で背負うことが怖いからなのでしょう?

愚かなことね

そんなことすら恐れるなんて


淡い幸せは儚い

砂糖菓子のように

ほんの一瞬で

溶けて消えてしまう

どれだけ傍にあっても

口の中に含んでいても

それでもなお

油断した途端に無になってしまう

その儚さを知りながらも

目を逸らすのがあなたなのでしょう


淡い幸せの儚さ

本当は知っているはずなのに

なかったことにしようとする

あるわけがないと否定する

どこまでも愚かなあなたは

この世のもの

すべてを見ようとせず

大切なもの

すべてに目を塞ぐ


あなたはいつもそうね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ