いつの日かは
詩のような作品です。
あなたから終わりを告げられて
あまりにも唐突な出来事に戸惑い
それと同時に感じる
まるで心をねじ切られるような痛み
さようなら
それだけならきっと
いつか傷は癒えて
いずれは希望を抱えることが
できるはずなのに
あなたから別れを告げられて
あまりも唐突に築いてきたものが崩れ始める
それと同時に響く
まるで心を断ち切られるかのような苦痛
どうしてだろう
こんなにも生きることが難しいのは
なぜなのだろう
こんなにも上手くいかないのは
ただ
きっと
それでも
きっとね
いつの日かは
たどり着ける
希望という色を宿した朝に
どんなに長い夜も
いつかは明けるものと
誰かが言っていたから
今はただ踏ん張って
この嵐が過ぎ去るのを待っていれば
いつの日かは
たどり着ける
光ある柔らかく穏やかな朝に
果てしなく続く夜も
いつかは通り過ぎてゆくと
誰かがそう言ったから
今はただ歯を食いしばり
この困難が燃え尽きるのを待っていたい
あなたから終わりを告げられて
あまりにも唐突な出来事に戸惑い
それと同時に感じる
まるで心をねじ切られるような痛み
さようなら
それだけならきっと
いつか傷は癒えて
いずれは希望を抱えることが
できるはずなのに




