表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

236/548

いつの日かは

詩のような作品です。

あなたから終わりを告げられて

あまりにも唐突な出来事に戸惑い

それと同時に感じる

まるで心をねじ切られるような痛み


さようなら

それだけならきっと

いつか傷は癒えて

いずれは希望を抱えることが

できるはずなのに


あなたから別れを告げられて

あまりも唐突に築いてきたものが崩れ始める

それと同時に響く

まるで心を断ち切られるかのような苦痛


どうしてだろう

こんなにも生きることが難しいのは

なぜなのだろう

こんなにも上手くいかないのは


ただ

きっと

それでも

きっとね


いつの日かは

たどり着ける

希望という色を宿した朝に

どんなに長い夜も

いつかは明けるものと

誰かが言っていたから

今はただ踏ん張って

この嵐が過ぎ去るのを待っていれば


いつの日かは

たどり着ける

光ある柔らかく穏やかな朝に

果てしなく続く夜も

いつかは通り過ぎてゆくと

誰かがそう言ったから

今はただ歯を食いしばり

この困難が燃え尽きるのを待っていたい


あなたから終わりを告げられて

あまりにも唐突な出来事に戸惑い

それと同時に感じる

まるで心をねじ切られるような痛み


さようなら

それだけならきっと

いつか傷は癒えて

いずれは希望を抱えることが

できるはずなのに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ