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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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222/548

もしそれが叶っていたとしたら

詩のような作品です。

ねぇ知ってる?

幼い頃聞いた不思議な噂

夕暮れ時に二人

特別な人と沈みゆく夕日を見られたら

幸せな未来があるんだって


もしそれが叶っていたとしたら

あなたとも

上手くいったのかな

幸せになれたのかな


もし夕日を見られていたとしたら

わたしたち

上手く生きられたのかな

幸せに生きられたのかな


考えても無駄なことと

分かっているのに

考えてしまうのは

きっと後悔を重ねたからだよね

うん

きっとそう

過去のわたしも

現在のわたしも

何度問われても頷くよ


自分を偽りたくない


ねぇ知ってる?

幼い頃聞いた不思議な噂

夕暮れ時に二人

特別な人と沈みゆく夕日を見られたら

幸せな未来があるんだって


もしそれが叶っていたとしたら

あなたとも

上手くいったのかな

幸せになれたのかな

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