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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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もうすぐあなたに会えるからかな?

詩のような作品です。

耳が痒い午前

何だか良いことがありそう

嬉しい気分なの

もうすぐあなたに会えるからかな?


不思議ね

こんな感覚は初めて

戸惑いも大きいけれど

幸せへの期待は膨らみゆくばかりで

どうしても

明るい未来を信じられなかった

そんな日々もあったけれど

もしかしたら少しは

期待してみても良いのかなって


今はそんな風に思える

理由なんて分からないけれど

綺麗な心を持てる

単純で純真な私もいる


耳が痒い午後

そろそろ良いことがありそう

嬉しさが溢れているの

もうすぐあなたが来てくれるからかな?


幸せの色に慣れていない分

戸惑いもあって

まだ馴染めないままだから

幸せの輪郭をなぞればなぞるほどに

胸に広がってゆくのは

得体のしれないものを掴むような感覚

脳内を掻き乱されて

膨らむのは戸惑いの風船


幸せの形が

しっくりこない

幸せな未来が

わたしには似合わない?


……でもね


幸せになりたいって

思うことはありふれたこと

幸せを掴みたいって

思うことは普通のこと


わたしだって

他の人と同じように

それなりに

幸せを欲している日もあるから


耳が痒いから

何だか良いことがありそう

嬉しい気分なの

もうすぐあなたに会えるからかな?

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