表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

156/548

長い髪のあの子

詩のような作品です。

長い髪を揺らすあの子は

あなたの好きな人

分かっていたの

わたしなんて所詮は形だけの存在だって

婚約していたって

心までは奪えない

周りが決めただけの関係なら

どう足掻いてもそれだけの関係

仕方ないよね

愛し合って始まった二人ではないのだから

片方だけが好きでも

それはあくまで

片方だけが好きということ

それ以上なんてない


長い髪をなびかせるあの子は

あなたの視線の先

いつも輝いている春みたいな彼女

確かに魅力的で

わたしでも分かる

きっと彼女はこれから先も

多くの人の心を奪ってゆくのだろうと

誰からも好かれる

誰からも愛される

片想いされることだって

きっとたくさんあるのだろうから

羨ましいと

そう言うことさえおこがましく感じるほど

わたしとは違う人

まったくもって異なる世界の人

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ