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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 5 (2025.1~)   作者: 四季


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数え切れないくらい

詩のような作品です。

数え切れないくらい

たくさんの時を

あなたと歩んできたよね

振り返ればいつも

記憶の中に

思い出の中に

あなたの姿があって

どうしてかな

さよならの意味なんて

今も分からないままでいる


数え切れないくらい

長い日々を

あなたと歩いてきたよね

蘇るのはいつも

楽しかった

嬉しかった

そんな出来事ばかりで

どうしてかな

お別れが来るなんて

今もまだ理解できないまま


あなたとならどこへだって行ける

あの頃は無垢な心でそう信じていたから

怖いものなんてなかったし

未来だって輝いていると

そう信じて疑わなかった

恐れるものなんて何もないと

純粋に思っていた

あなたとなら無限に広がる世界へ踏み出せると

迷いなんてなく

真っ白な心で

そう信じていたから


楽しいこと

嬉しいこと

はしゃいでしまうようなこと

あなたとなら

どんなことも良い思い出として

この胸に刻まれてゆくみたい


数え切れないくらい

たくさんの時を

あなたと歩んできたよね

振り返ればいつも

記憶の中に

思い出の中に

あなたの姿があって

どうしてかな

さよならの意味なんて

今も分からないままでいる

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