光り輝く場所とは?②
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やばいな、この量をどれだけ早く捌けるかが鍵となってきそうだ。
「全員、戦い抜くわよ!」
アイラが全員に喝を入れる。
「「「『了解!!!!』」」」
俺は、新たにイベント前に取得することができた唯一の魔法であるバフをかけ続け、相手にデバフをかけ続けることが仕事になっている。
「補助魔法、速度上昇!攻撃力上昇!」
これをずっと全員にかけ続けるのだ。
そして、デバフはというと
「防御力低下!攻撃力低下!速度低下!」
これぐらいしかできない。
あとはモンスターが落としたアイテムを拾いまくるだけだ。
しかし、これでもレベルは徐々に上がっている。
だが、モンスターが全然減っていないのが少し気になるな。
まだ、奥の方からモンスターが出てくると探索スキルで分かっている。
今いる場所の変化は感じられないからこの場所で倒しまくるしかなのかもしれない。
俺以外はどんどん敵を倒していき、俺はバフとデバフをかけ続けた。
そしてどれだけ時間が経っただろうか。
俺は、探索スキルを使ってみると奥の方からモンスターの反応がなくなり、今目の前にいるモンスターだけになったのだ。
「おい!これでモンスターの反応がなくなったぞ!これで一区切りだ!後少し踏ん張れ!!」
俺は、大声でみんなに知らせた。
「わかったわ!これを完璧に倒すわよ!!」
俺たちは一層力が入る。
そしてついに、モンスターを倒し切ったのだ。
「よし、よくやった!久しぶりに攻撃を受け取ったぞ!」
ガランは少し疲れたような顔で話す。
「これでやっと終わったわね。一旦休憩しましょうか」
アイラ達の案に俺たちは賛同した。
「しかし、この中は本当に広いな」
「そうね、でもこの金を取れないのはもどかしいわね。どうにかして取れないかしら」
「それもそうだな。しかし、俺の取った採掘スキルじゃ取れなかったしな。どうしたものか…」
すると、フレイが
『魔力を通したらどうなるんだ?』
「魔力か…試してみるか」
俺は試しに金に魔力を通してみることにした。
「じゃあ、行くぞ…」
そして、金に魔力を通すと急に金が光だし、目の前に落ちたのだった。
「おお!これは金だ!」
「本当に取れたのね!鑑定結果を教えて!」
俺は、金に対して鑑定を使う。
・金
この世界で一番高価で希少価値の高い金属かつ鉱石。とても加工が難しく鍛治神の加護があることで最大限金を使いこなすことができる。
「この世界で一番高価で珍しい金属だそうだ。これはレアリティはわからないがどんどん拾っていこう」
俺たちは金を拾いまくることにした。
「よし、ここ一帯は終わったわね。じゃあ、前に進んで行きましょう」
そうアイラが言うと、ルシファーが口を開いた。
「もしかしたら、この奥に僕の仲間がいるかもしれないね〜」
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