頑張ります！！

俺は、調理場で料理を作り、みんなに振る舞った。

「さてと、まだまだ始まったばかりだがこれからの方針はどうするんだ？悪魔を目指すのは最終目標だが……」

俺は、みんなを見渡し話を始めた。

その質問には、アイラではなくグランが喋る。

「俺たちは、モンスターを狩りまくるぜ？ケンジは、採取の方が楽だろう？」

「いや、それはそうなんだが、フレイ達はやっぱり戦いたいみたいでな。だから、フレイ達は帰って来ずに戦っているみたいなんだ」

「あ、だから帰ってなかったのな」

グランは笑いながら言う。

「まぁ、一応精霊を探して欲しいって言う約束は守ってくれるみたいで、ここがどん場所かは聞いてくれるみたいだが、帰って来ないとその情報も入って来ないからなぁ……」

「まぁ、いいじゃねぇか！それじゃあ、戦いたい奴はこっちにくるか？あとは、ケンジの守りもいるからな」

「そうだな、じゃあ、ビジュとリーシャに来てもらおうか。それで、エルデは物作りをしたいか？」

「うん！僕は、物作りをずっとしていたい！！」

「わかった。じゃあ、異空間作業場に戻ってくれ。それじゃあ、ルシファーは？」

「僕は、この辺りを散策しよーか？？それぐらいやってあげるよ？」

「じゃあ、グラン達に付いて行ってやってもらうよ」

「おっけい！！」

話終わり、俺はアイラ達の方を向いて

「じゃあ、ルシファーとフレイを頼むな。一応、念話でフレイには伝えておくからさ」

「わかったわ！任せなさい！どんどん、モンスター倒してくるわね！」

こうして、再び別行動をすることになった。

さて、ビジュとリーシャで行くか。

「そうだな…何かスキルでも取っておくか」

俺は、出掛ける前にスキル取得可能欄を見ることにした。

探していると、『探索』スキルを見つけることができた。

なかなか、有能なスキルがあるな！

これを取得と！

今のところ俺のSPは……？

SP:2000

多い……フレイのやつ倒しまくってるなぁ。

念話をすると戦闘音がめちゃくちゃするからなぁ……。

こう喋っている間にも増えている。

便利だなぁ……。

俺はフレイの戦闘のおかげで探索スキルをレベルMAXまであげることが出来た。

よし、色んな薬草系を見つけるとするか。

「ビジュ達は探すことは出来るのか？」

「大丈夫ですよ、ケンジ様。私たちは、私の宝石魔法で出した探知石で探しますから！」

ビジュは張り切って声を出した。

「頼りになるよ、ビジュは.....」

すると、負けじとリーシャも喋る。

「私は大精霊の立場から色んな精霊に聞いて回って、ケンジ様のお役に立ちますから！！」

おー、なんか急にやる気を出しててきたな2人とも......まぁ、嬉しいことだからいいか。

このイベントこそ俺の本気を見せる時！

頑張るぞ！！！