剣って楽しい…！！

そして、俺は早速植えることにした。

それに先立ち、大量生産をするために、有り余っていたSPを使って複製スキルを取得、すぐにMAXまでにした。

そのスキルで、複製をしまくって栽培スキルで質の向上をしてから促進スキルでどんどん育てていくという魂胆だ。

もちろん成功したんだが。

さて、この広い場所で大丈夫だろう。

俺は、早速複製した小麦をどんどん植えていく。

他の子達は、自分がしたいことを家の中でしているようだ。

まぁ、今はそれでいいだろう。

たくさん、付き合ってもらったしな。

俺の役目は、パンを作って売ることだからな。

しかし、野菜ぐらいは無人販売機みたいな奴でやりたいよな。

料理とかは俺がいるからしょうがないとしても。

まぁ、後々考えるか。

すると、ピコンッと通知音が鳴った。

「ん？なんだ？」

俺は、メールを確認してみる。

すると、それはイベントのランキングのプレゼントと100万人突破記念のプレゼントだった。

あ、これ開くの忘れてたんだ。

そこには、残り1時間で削除するという内容だった。

やばいやばい、早く開けないとな。

俺は、開封を押した。

すると出てきたのは、イベントで言われていたお金などだった。

魔石もあるが、ほぼ使えないがまぁ持っていることに越したことはない。

そして、アイテムというのだが、これまた卵だったのだ。

いや、テイマーだからしょうがないんだが、もっと増えていくのか…。

卵を鑑定してみると、レアリティがわからず詳細もわからない。

これは、またあの機械に入れておくか。

しかし、卵は楽しみだからな。

また、イベントでもくるんだろうか？

まだ、1回目のやつから一週間ぐらいしか経ってないが…。

次は、防衛とかじゃないやつにしてほしいぐらいだ。

さて、気を取り直して調剤とかのレベルを上げたり、火の精霊神からもらった剣を見てみるか。

煉獄の剣を再び出してみる。

長めの剣で、適正なしでも扱えるという代物だ。

俺は、試しによく見る持ち方で剣を持ってみた。

「すごいな…しっくりくる…！」

適性も何もないはずなのに、今すぐモンスターを倒せる感覚がするのだ。

それに、重さも感じない。

《ケンジを、所有者として承認しました。他の者には主様が許可をしないと持てません》

そんな機能も持っているのか。

すごい高性能だな。

よし、この剣で素振りをするか。

そんなことしてたら一日過ごすてしまった。

やっぱり、剣って楽しい…！