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ポーションづくり②

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さてと、体力と魔力のポーション以外も作っていくか。

今ある材料だと何が作れるだろうか。

前回のイベントでたくさんのポーション素材採ってきたから結構あると思うが。

俺は、大量の材料を自分のインベントリに移していく。

そして、ある程度素材を取り、再び自分の部屋に移動した。



さて、まずは何のポーションから作ろうかな。

まぁ、耐火のポーションから作っていくか。

このポーションは、今後マップの解析が進んでいくうちに恐らく存在するだろう火山ステージに使えるものだと攻略で説明されていたものだ。

これにもちろんレア度があり、上に行けば行くほど効果の時間が長い。

俺のスキルレベルだと中級が常時作れて、上級がほんとにたまに出る程度だろう。

ポーションに絶対必要なのは魔力を含んだ水もしくは、最上級にきれいな水である。

俺は、浄化のスキルがないので魔力を含んだ水で作成している。

まぁ、リーシャに頼めば済む話なんだが、これだけは自分でやりたいのだ。

今回、耐火のポーションで必要なのは、魔力水とフィワンマ草である。

これを、上手に混ぜながら調合スキルを使い、瓶に入れていく。

数分でポーションができた。

鑑定してみるか。



・耐火のポーション(中級)



うん、いい感じだな。

さて、次はこれを大量に作っていくか。

フィワンマ草はまだまだ大量にある。

どんどん、気合い入れて作っていくぞ!



そして、それから数時間たち、できた本数というと


・耐火のポーション

 失敗:30本

 初級:140本

 中級:130本

 上級:2本

 


少し調整をミスって、失敗してしまった本数も出てしまったが、許容範囲だろう。

やっぱり、ポーションづくりは集中してできるし楽しいな。

さて、そろそろみんなは帰ってくる頃かな?

すると、一番最初に帰ってきたのはビジュだった。

「ケンジ様、戻って参りました!」

「お、ビジュ。戻ってきたか。どうだった?モンスターは狩れたかな?」

「もちろんです、ケンジ様!どうぞ!」

そして、ビジュは何もないところから大量のモンスターを出したのである。

「え?ビジュってインベントリ使えるのか?」

「あれ?そういえばそうですね?前は使えなかったはずなんですが・・・」

「世界樹の実のおかげなのかな?まぁ、使えることには越したことないからな、大丈夫だろう」

「そうですね!そして、こちらを狩ってきたんですが、中にはなかなかに苦戦したモンスターもいました。一応、ワイバーンですね、きれいに狩ってきたので素材して使ってください!」

「あれ?ドラゴンだから、仲間じゃないの?」

「ワイバーンは、私たちドラゴンからみれば、ただの亜種ですから、仲間じゃありませんよ」

「そういうものなんだ。じゃあ、こいつは素材としてありがたくいただくね」

「はい!」

さて、意外なことでワイバーンを手に入れてしまったな。

あのポーションが作れるぞ。


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