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ユニークの裏側②(製作者side) 

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これは、FIOを統括しているゲーム開発部のお話です。



「部長!いい感じにイベントが終わりましたね~!」

「あぁ、そうだな。いい感じに強いプレイヤーが出てきたしな」

部下と上司は、優雅に会社の中にあるカフェでコーヒーを飲んで話していた。

「それにしても、部長」

「ん?なんだ?」

「あのユニークテイマーどうなっていくんでしょうか?」

「まぁ、一応追加で職業の公平性のためにバランス調整を行ったから大丈夫じゃないか?」

「そうだといいんですけど、あの時はほんとに冷や汗かきましたよ・・・」

部長は頷き、コーヒーを一口、もう一口飲んでからしゃべりだす。

「いや、あの時は残業しまくってようやく考えた調整だったからな・・・。まぁ、でもそれでバランス調整できたんだし、いいことなんじゃないか?」

「それもそうですよね!あ!そういえば、FIOの販売本数が1000万本を最近超えたみたいですよ!」

「お!ほんとか!いや~自分たちが作ったゲームがここまで売れるなんて思ってなかったが、うれしいものだな・・・」

そして、二人はコーヒーを飲み終わり、自分たちの仕事場に戻る。




仕事場に戻ると、ものすごく忙しい様子だった。

「部長、これどうしたんですかね?」

「いや、俺にも全くわからん。ちょっと聞いてみるか」

部長は、忙しそうにしていた社員を捕まえて質問をする。

「おい、この忙しさはどうしたんだ?」

「あ!部長!探しましたよ!今、大変なことになってて!!」

「何が起きたんだ・・・?」

「初期の頃、話題になっていたユニークテイマーがいたじゃないですか?」

「あぁ、俺たちが緊急でバランス調整を行ったプレイヤーだな」

「そのプレイヤーが大変なことをしてまして、それをAIが許可してしまっているんですよ!」

「おいおい・・・次は何をやらかしたんだ?」

「部長と考えた通りに、世界樹をこのゲームのストーリーの最後に出現させるというものがあったじゃないですか?」

「あぁ、世界樹か・・・確か神の祝福を受けた世界樹だったか?」

「そうです!それを、ユニークテイマーが生成してしまいまして、ストーリーが崩れてしまったんですよ!」

「はぁ!?!?それじゃあ、イベントスケジュールが狂ってしまうじゃないか!!それにしても、世界樹を育てる種なんてまだ出ていないはずだし、NPCにも持たせてないぞ!?」

「それが、今調査で分かったことなんですが、2回目のイベントの時にユニークテイマーが見つけていたようでして・・・おまけにそれを追加したのはAIの判断で、おもしろくなると思ったからと回答しているんです!」

「また、AIの暴走なのか!?くそっ、どうすればいいんだ・・・」

「まずは、今回の件をAIに学習させてストーリーを再び作り始めるしかありません」

「わかった・・・あとは採取系のイベントを今後のイベントスケジュールから減らしていか・・・・よし、そうと決まったからにはまずは会議だ。全員、会議室に集まれ!!」




こうして、ユニークテイマーは裏側にも影響を与えてしまっているのでした。

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