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終焉の鐘が鳴る頃に  作者: iv
序章
53/268

命なんて幾つあっても足りやしない



「なあラミル、これほんとに平気なの?」

「(静かに、声までは消えてませんから大きな音を出せば普通に気付かれますよ)」


 小さな少女の小さな言葉を聞いて無意識のうちに首の骨を鳴らそうとしていたのに気付いて、やめる。声は確かにある。それも自分のすぐ耳元で、そしてなぜだろう。背中に重圧を背負っている。ちょうど中学生一人をおんぶしたくらいの。


「(なんで片腕しかない俺が幼女をおんぶなんてしなくてはならぬのだ)」

「(幼女じゃありませんこれでも18歳です。私の『異能』には範囲が設定されてます。範囲から離れた瞬間『透過』は解除されてしまいます。お互いの姿すら見えなくなるんですから、常に互いに位置を知れるこの態勢がベストです)」

「(俺怪我人ぞ?片手ないんだぞ?ついでに言っておくと出血量もかなりギリギリぞ?ここまでの道のりはお前の想像以上に辛かったんだぞ?手を繋ぐとか服の端を摘まむとかいろいろあるじゃん!お前実は長いこと監禁生活してたせいで体が重たいとか運動が苦手とかそういうオチじゃねえだろうな!)」

「(...)」


 無言は肯定を示しているとも捉えられる。

 背後に隠れているので、というか二人とも不可視なので表情は読めないが多分頬を赤らめてるんだと思われる。背中に張り付く体温がちょっぴり上がったことに気が付かない日本原産の紳士アルラ・ラーファではない。

 そう。アルラはついさっきであったばかりの少女をおぶさっていたのだ。考え方によればゴツいおっさんとかじゃなかっただけまだマシだが、何分なにぶん片腕だとバランスがとりにくい。ふらつきつつも堂々と正面から歩いてくる黒甲冑の隣を通り過ぎるが、相手は反応を示さなかった。金属音を振り散らかりながら二人の目の前できょろきょろと首を振りながら素通りするだけだ。

 がっつり目の前に二人とも立っているというのに。


「(私を中心に半径3メートル前後。覚えておいてくださいね)」


 ラミル・オー・メイゲル。

 罪名不明な白銀髪の少女は空間を自由に『編集』する。射程範囲3メートルと制限があるものの、手数の多さは今までアルラが遭遇してきた誰よりも上だろう。もちろん、アルラを含めて。

 PCの動画編集ソフトみたいだな、と感心した様子のアルラが思いついたように声を漏らした。


「(消音とかできないの?)」

「(できますけど意思疎通ができなくなりますよ)」


 できるんだ。と素直に感心した。射程内なら本当に大体何でもできるらしい。動画編集ソフトのようにコマンド一つで空間を自由に書き換えてしまう『世界編集ワールドエディット』はまさに二人の現状にうってつけの力だ。

 アルラの『神花之心アルストロメリア』も万能の異能ではある。あるのだが寿命を失う上に、尚且つ肉体に負担もかかるとデメリット尽くしなのだ。いわば小回りが利きにくい。実戦経験に乏しいせいで細かい調整には慣れていないのでどうしても寿命の消費が『年』単位になってしまう。


 逃亡開始から僅か十分でギブアップ宣言をかました少女がしぶしぶ背中から降りたのを確認して、アルラは改めて自らの姿を舐めるように見回した。

 感覚もはっきりとしている。視力聴力にも異常はなし、ただ自分の手がそこで動いているはずなのに目に見えない。

 というか。


「(こんな便利な能力ならあんな牢くらい簡単にこじ開けられたんじゃないか?)」

「(射程があると言ったでしょう。あの牢の鉄格子は私の射程3メートルにすっぽりと収まりません。一部だけが範囲に侵入してるだけだと発動しないんですよ)」


 それに、と。声が自嘲気味に切り替わった。


「出たいとも思いませんでしたから」


 唐突な冷静ボイスにアルラの表情が固まった。


「そうすぐ悲壮感漂わせるのやめろよ...気分が滅入る。落ち着いたらいろいろ聞くつもりだからさ」


 とりあえずなだめておいて、あとで話を聞くことにする。まず優先すべきは脱出だ。そのためには出口を見つけるところからなのだが...

 どうも少女にはアルラがさっきから同じようなところを行ったり来たり戻ったりと彷徨っているようにしか見えなかった。そんなことはないとは思うが、本当にないとは思うのだが。一応。一応念のために聞いてみる。嫌ほんとに信用が0とかそういう理由じゃなくて興味からくる質問だった。


「ところで出口、知ってるんですよね?」

「えっ嫌全然」


 服を摘まむ力が抜け落ちたかと思えば、唐突に頭の横に衝撃が飛んできた。ごばっ!?とみっともない悲鳴を上げて範囲外に吹っ飛んでしまったせいか、宙に舞う自分の体がしっかりと目に映る。どうやら白銀髪の少女が全体重をかけたドロップキックをお見舞いしたらしかった。

 恐ろしい剣幕の少女は、力なく崩れ落ちたアルラに容赦なしの追撃を行使する。


「なんで!呑気に!動き回ってたんですか!」

「ちょっと、大声出したら気付かれるでしょうが!」

「知らないなら!知らないって!言っておいてくださいよ!!」

「ぐえっ、ちょっ待ってラミルさん!締まってる!首が締まってるゥ!?」


 馬乗り少女が小さな両の掌をアルラの首元に当てたかと思えば、持てる全ての握力を使って気道を塞ぎにかかってきた。子供でも10秒あれば大人の意識を絶てるといわれる万人共通の必殺攻撃に悶えながら、なんと追加で揺さぶりまでかけてきた。強欲の魔王云々の前に命を落としそうなアルラに慈悲など存在しないのだ!


「このう!このう!このう!!!」

「ちょっま、待って、ラミィ!?」

「ラミィって何ですかラミィって!気安すぎますよ!」


 冗談抜きで死にかけてるアルラの首を絞める小さな手がようやく離れた。ぜえぜえと息を吐くのはアルラだけではない。意外と()()()()も疲れるのだ。

 浮気現場の修羅場のような光景を乗り越えた。と思えば次なる脅威はすぐそばにあった。恐らく呼び込んでしまったのはアルラとラミルの二人だが、本人たちはもう片方が悪いとしか思っていないようだ。

 二人が息を吐く通路の先、ティー字の壁の向こうから金属音の集団が近づいていた。

 ようやく事態を把握した。


「ほらぁーっ!来ちゃったでしょうがーっ!?」

「だっだってもとはといえば貴方が!」


 うじうじ言っても来てしまったものは仕方がない。むやみやたらに『神花之心アルストロメリア』を行使できないアルラの前に出るように立ったラミルに、有無を言わさず無数の弾丸が迫った。

 だが止まる。

 非力な少女の眼前で、ぴたりと。


一時停止ストップ、コピー、貼り付け(ペースト)


 空中でモニターでも操作するかのように少女の指が舞う。か細い少女の指と連動するように、小さな金属の群れが宙を動いた。少女の力がわかってはいても、アルラは冷汗が止まらない。


 ガガガガガガガガガッッッ!!!と。

 大量増殖した銃弾の雨が黒甲冑を切り裂いた。赤黒い内容物を撒き散らし、無残にも既に失われた命を再び失っていく。

 それにしても恐ろしい力だ。『神花之心アルストロメリア』を持つアルラでもここまでスムーズに黒甲冑の群れを倒すことは難しいだろう。こんなに幼い少女が戦っているというのに、自分ときたら少し情けなくなってくる。

 せめて雑兵くらい蹴散らせる程度の寿命が残っていればまた何かが違っただろう。少なくとも足手まといにはならずに済んだだろうに。


「行きますよ!..ところで今失礼なこと考えてました?」

「えっうん。あいたあ!?」


 呆然と眺めていると、少女に肩を強くつかまれた。と同時にローキックが炸裂した。危うく男の象徴を持っていかれるところだったが何とかそれだけは回避できた。腰にじんじんと鈍い痛みが残る、自業自得なのでどうしようもないが。

 ラミルはアルラの右手を掴んで、空いた手で空中をなぞりながら。


「透過!」


 再び、その場から二人の姿が焼失した。突如目標を見失った残党だけが残され、心なんてない癖に戸惑っていたらしい。首を振り回して辺りをきょろきょろと見回していた。そしてその場を探すだけでは無駄だと察知したのか、散り散りになった。

 そして二人もようやく出口へと走り出す。

 透過で隠密しながらゆっくりと進むよりもとにかく早く脱出するのがいいと判断したのか、『世界編集ワールドエディット』の射程に二人が縛られることはない。そして次に、ラミル・オー・メイゲルがアルラを引っ張る様に前を走る。


「ラミル!出口知ってんのか!?」

「連れてこられたときに覚えました。貴方が別の近道でも知ってるのかと思ってついていったのが間違いでしたよ!!」


 遠回しに役立たず宣告されたアルラが走りながら胸を押さえる。

 だって仕方ないじゃないか。

 こっちはラミルみたいに直札連れてこられたわけじゃないし。なんか無理やりワープさせられたし。寿命も残ってないし。そりゃ、直接正面から乗り込んできたら自分だって道ぐらい覚えていたぞ。となにやらぶつくさ言ってるアルラは放っておいて、少女が迷路のように入り組んだ城内をぐるぐると駆ける。後ろをついて回るだけのアルラでもわかった。少しずつ上に登って行っている。やはりアルラが最初に飛ばされたこのフロアは地下だったらしい。


「アルラさん寄って!」


 危うくパンを咥えた女子高生と道の角にてばったり正面衝突するみたいなノリで黒甲冑と衝突するとこだったが、ラミルの透過で事なきを得る。やっぱり一瞬たりとも油断できない。散々ふざけてはいたが、ここはアルラの憎悪の元凶である『強欲の魔王』の根城。むしろ用心してもし足りないくらいだ。

 『強欲の魔王』の力は、対峙してようやく理解できた。しかもあいつは、ほとんど手の内なんか見せず、暇つぶし感覚でアルラをいたぶった。悔しいが今はどうあがいても、逆立ちしたって勝てやしない。

 『強欲の魔王』は殺せない。

 何故なら大咎人だから。暗い洞窟の中で散々叩き込まれた知識にも紛れていた。生まれながらに魂にひかれて宿る『罪』の中でもさらに異質。人から人へ、魔王から魔王へ受け継がれる力。人知を超えた咎の先を知る世界に存在するたった七人の魔王だけが持つことを許される『異能』

 その一角が自分の敵だと、アルラはようやく認識する。


「もう少しです、この階段を登って少し進めば出口です!」

「あと14年何もなければ持つけど」


 やはり、そう簡単にいくはずもない。『強欲の魔王』と呼ばれる者が、敵が現れる場所を知っておきながら何の対策もしないはずがなかった。腰の大きなホルスターを突き抜けるほどの巨大な砲を携えた黒甲冑。ただし砲と言っても古い時代の戦争でばんばか使われたような歴史ある兵器ではない。

 銀色に光沢を放つやけに現代風の平べったい銃身。銃口は縦に線を入れたような形で、アルラたちに向けられた銃口の中は青く輝いていた。


 アルラ・ラーファ、ラミル・オー・メイゲル共に知る由はないが、その銃は日本でもまだ未完成の未来技術を使った銃だった。正しくは既に存在しながらも、更なる技術進歩でもはや別の兵器と化した現代技術。魔力という概念が存在する世界だからこそ生まれた兵器。

 すなわち魔力炉を組み込んだ徹甲電磁加速砲弾。

 またの名を。


「避けろッ!!()()は止められない!!」

「っ!」


 マジックアクセルコイルガン


 もはや音の概念を超えた衝撃とともに、床に敷かれていた赤のカーペットが床ごと抉れていた。その速度は人間の動体視力程度でとらえきれるわけもなく、当然ラミル・オー・メイゲルが『世界編集ワールドエディット』を反応させる前に小さな体をハチの巣にしてしまうだろう。そうならなかったのはアルラが押し飛ばすように横に飛んだせいだ。

 ファインプレーだった。少女は『世界編集ワールドエディット』を行使して弾丸を静止させようと考えていたらしく、横からタックルじみた衝撃を浴びながらも急いで立ち上がる。

 立ち上がらないと死ぬ。


「まさか、最高位体か!!?」

「なんですかそれ!?」

「黒甲冑どもの大ボス。今までの奴とは訳が違うぞ。甘く見るなよ!」


 幸いなことに、連射可能ではなかったらしい。一発撃ったと思えば銃身の隙間から漏れる光がぱったりと消えていた。

 攻撃に間隔があけば隙が生まれる。その一撃が強力であればあるほどに、隙は大きく決定的になる。その決定的な隙を埋めるために、狙撃手には運動神経を求められることが多いのだが。この遠距離型最高位体も例外ではない。

 ラミルがあらかじめ『コピー』しておいた弾丸の壁を取り出したと同時に、既に最高位体も回避態勢に移る。重たい甲冑を纏いながらも、空中で一回転して弾丸の軌道上から外れてしまった。


「そんなっ...!」


 足元を掠めるように一斉に飛来した弾丸の壁も角度が足らず、惜しいところで当たらない。

 直後に、再び銃身の隙間から淡く光が漏れた。


「来るぞ!!」

「座標指定!」


 ラミルが叫んだのと金属片が撃ちだされたのはほぼ同時だった。近くに寄せていたアルラごと、画像編集で指定した範囲を横にずらしたかのように瞬間移動したかと思えば、直後に真横からの風圧に転げまわる。一発撃てば再発射までは10秒ほどだろうか。それでもかなり余裕がない。隣を見れば膝立ちのラミルが額に汗をにじませていた。今のアルラは全面的に彼女に救われている状況。何とかして少しでもフォローを加えたい。

 せめて、せめて。


(せめてあと百年もあればっ...!)


 振動は部屋だけにとどまらず、城全体に広がり破壊を撒き散らす。目の前の大きな扉さえ抜ければ外だというのに、立ちふさがる存在があまりにも厄介すぎる。

 煉瓦と水の街ニミセトにてアルラを精神的にも外面的にも追い詰めたのはまず最高位体だった。あの二人がいなければ内側からくる重圧に押しつぶされていたかもしれないし、雷一発で黒焦げの炭くずになっていたかもしれない。

 今回の『中身』は?

 開けてはならないと言われた箱の中がどうしても気になるのと同じだ。気にすればするほど空想が頭の中で展開される。


「こうなったら近づいてっ...!」

「待て、最高位体が()()()()()()()()()()()()()。ほぼ間違いなくもう一手、もしくはそれ以上持ってる」

「じゃあどうするんですか...!このままでは幹部連中も集まってきますよ!?」


 そもそもだ。

 今までアルラ自身も気が付いていなかったことなのだが、戦闘の枠組みから外れてみてようやく気付いたことだが。

 どうして戦うことがさも当然のようになった?


 なにも選択肢は『戦う』だけじゃないはずだ。

 RPGゲームにだって、『戦う』のほかにも『アイテム』とか『情報』とかコマンドは用意されてるものだ。他にも例えば『逃げる』とか。


「ラミィ!!逃げることだけ考えろ!アレを相手にしている暇はない!!」

「でもあそこで張られていたら逃げようにも逃げられません!」


 そう。

 出口の前は最新兵器で武装した黒甲冑の王が陣取っている。戦わずして押しとおることはほとんど不可能だろう。

 だからこそ。別の選択肢を用意する。

 アルラに残された寿命が片腕に収束して、閃光を帯び始めた。


「いいかラミィ。()()()()()()()()()()!!」

「開けたらって...!」


ドッッガゴン!!!!と。

 少女の唇よりも早く、勢いを付けた拳が壁の側面を撃ち破った。直前に発射された砲弾こそ当たらなかったものの、衝撃を受けて飛び散った破片のいくつかがギリギリの回避を成したアルラの足を直撃する。

 あれだけの速度が生み出す衝撃に乗った鋭い破片は容赦なくアルラの足首に食い込んで、鮮血を吹き出させる。


「座標指定っ!」


 飛び込んで、無理やりアルラを範囲に収めた少女の姿が城内から消えた。壁を隔てて外へ。薄暗い雲が広がる大空の元へ、二人はついに帰ってきた。


「まだ、追ってくるぞ...!」


 少女は振り返らないが、米俵のように担がれたアルラだけに見えていた。

 蒼炎を纏って最新兵器の先端をこちらへ向ける最高位体の姿が。

 一方で少女はアルラの忠告に耳を傾けつつ、周囲を見渡しながら走る。それなりに身長体重があるアルラを担ぎながらだというのに、その動きはとても機敏で、平原を駆ける野兎の如き速度をたたき出す。

 連れ去られたときには見ようともしなかった景色が、今なら鮮明に瞳に映る。

 『強欲の魔王』の根城。その周囲は水に囲まれていた。正しくはその崖の下は、だ。波が踊る海にポツンと垂直にそびえる巨大な岩の塊。その上に『強欲の魔王軍』の城はあった。頼りなく掛けられた橋を除けば、脱出口は一つしかない。


「空間魔法で無理やり地下空間を演出していた...?わざわざこんなところに拠点を構えるなんて...」


 虚ろ虚ろしく、ぶつくさとつぶやくアルラに許諾を得ようとしたその刹那。アルラを抱えたラミルの隣を極太の蒼炎が通過した。じりじりと焼け付く痛みを気にする間もなく、今度は科学の力が二人の咎人へと牙を向ける。

 こうなったら。


「アルラさん、飛びますよ!」

「えっ?飛ぶってお前...」

「いいから覚悟してっ!」


 ゴッッッッッッッッ!!!と。


 爆蒼炎と電磁加速砲が同時に撃たれる。

 だが攻撃が直撃するよりも前に、アルラの体が、黒々とした空と荒れ狂う海の中間に投げ出された。


「えっ」


 灰被りの青年は、考えることを途中で放棄する。まるで死を覚悟した者が現実から逃げるために空想を膨らませるように。

 重力に身を任せて落ちる。前世を含めた長ったらしいフィルムの片鱗を垣間見て。

 隣には白銀髪の少女がいた。

 

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!??」


 こうして灰被りの青年と白銀髪の少女の姿は、荒まく波と海の中へと消えた。



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