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終焉の鐘が鳴る頃に  作者: iv
序章
124/268

限界突破を恐れるな



 びちゃびちゃびちゃびちゃ!!と暗がりで床に勢いよく飛び散る吐瀉物の音が吐き出された直後だった。

 四つん這いで途絶え途絶えの息。鉄板張りのような床へぶちまけられた自分の吐瀉物の中、よくよく目を凝らさないとわからないような小さい半透明の物体を摘まみ上げ人差し指と親指の間で押しつぶすと、ようやく大和は壁に背を預けて息を整えることが出来た。

 何とか生まれる一時ばかりの休憩時間。気が休まるはずもなく、極度の緊張からか僅かな音にも敏感に反応してしまう。

 こっちの位置を掴むための発信機のようなモノは潰した。これで連中はこっちを集団連携で追い詰めるのにも、今までよりかは手間取るようになっただろう。()()()()を撃破したことで、敵全体から見るこちら側への警戒度も段違いに跳ね上がっているはず。

 どうせ連中は無線か何かで互いに聴覚を連携しているのだろう。『触れれば即OUT』はそれを見越しての宣言だ。


(相手の捉え方で俺の命運を大きく変わる...『触れただけで敗北が決定する危険な異能』認定なら都合よし。『触れさえしなけりゃどうとでも対処可能』認定だったら死神の鎌!)


 大抵の場合は後者になるが、今回ばかりは大和が与えた印象次第だ。それは捉え方の問題なので、与えた側の大和でもわかりようのないこと。

 壁を支えに立ち上がろうとした大和の頭で、ズキンッ!という鈍い痛みの感覚が奔った。足腰の力が抜ける。立ち上がろうとしていたはずが、視界がぼやけてまた鉄板のように冷たい床へと尻もちをついていた。

 当然だ。

 格闘技のプロだってまともに首から上を殴られれば昏倒する。頭蓋骨の中身が誤作動を起こし、たちまち意識を手放そうとしてしまう。しかもその状態へもっていくのに特別な力などは必要はない。一般人の...状況によっては子供の軽いパンチだって、条件さえ整ってしまえば二メートル越えの大男の頭蓋を揺さぶれる。

 その法則を大和とトウオウ製黒スーツに当てはめる。大和がまともに受けてしまったのは、パンチ一発で廃ビルなんかを撤去する際に使用される巨大鉄球を彷彿させる『兵器』だ。

 アドレナリンどばどばのあの時ならまだしも、一端いったん息を整えてしまえば後からだって体は衝撃を思い出す。メタリックシルバーとの戦闘で蓄積されたダメージが無いとはいえ、だ。所詮人体は人体、余程特殊な奇跡でも起こらない限りは、元『異界の勇者』である大和といえども制約を超えることはない。

 気付けに両手で叩いた頬がヒリヒリと痛むが、それでも視界のぐらつきが収まる気配はない。片手で額を押さえたところでどうにかなるわけもなく、直後に鼓膜に響く大音量が大和の潜む部屋の天井付近から流れだしてくる。

 ぴんぽんぱんぽんという子気味いい音は聞き覚えのある。どんな場所で使われていてもおかしくないありふれたアラートだ。


(船内アナウンス...?)


 当然ながらスピーカーの向こうでマイクを握るのは、迷子のお知らせ担当のお姉さんではなかった。

 歪な機械音と肉声の中間。変声機に通したような、ドライアイスのように冷たく危険な合成音声。

 どぐんっ!と。

 心臓が跳ねたのはその瞬間だった。


『逃亡者に告ぐ。どう足掻こうとも我々は遠くない未来に君を追い詰めることになるだろう』


 聞いている者が椎滝大和ただ一人なはずもない。

 確実に。本来椎滝大和とジャッカルが協力して追わねばならないテロリストたちもこれを耳にしているだろう。それでもお構いなしというのか!?


『我々としても血を民間人の流させるようなことは()()()()()避けたいのだよ。これ以上君が我々への協力を拒むというのであれば、無事に帰れる保証はない』


 あの顔がちらつく。

 正確には真っ黒なバイザーヘルメットの姿が、大和の脳裏にくっきりはっきり映し出されている。『警告』の文章も言い終えたからか、既にスピーカーから新たな声は聞こえない。大和に残されていたのは依然として一つのタブレットとちっぽけな拳銃。そして右手首に巻かれた白黒螺旋のミサンガ。

 取り残されていた。

 そもそも椎滝大和とジャッカル...双方の目的は一致しているというのに、どうしてこういうことになったのか。『テロリストの排除』――――、ここまでは良かった。片や飛行船乗客の平和を守るため。片や入りたての組織の任務を遂行するため。双方同一の目的。話し合いは至ってスムーズに進んでいたはずだ。

 しかし、過程の部分で大きな問題が発生したのだ。

 今件のカギを握る咎人の少女。いや、少女と呼ぶにはあまりにも幼すぎたティファイを巡る対立が発生した。

 テロリストの計画の要という情報を得て。排除することで確実なる『安心』を得ようとしたジャッカル。

 己の過ちを悔いて。可哀そうな女の子を助けたいと願った大和。幸運にも主導権を握ったのは大和で、奪い取るため肉食獣は青年の背を追いかける。


「はは、やっぱそり合わないわ」


 んだ次の瞬間から大和はホードのタブレットの画面を指でなぞる。表示されたのは飛行船全体の構造図で、わかりやすく重要設備には赤字で軽い補足説明が付け加えられた親切設計。こういうことで、ホード・ナイルは抜かりない。おかげで周りの負担を大きく軽減させてくれる『箱庭』の良心担当は伊達ではないのだ。

 しかし、だ。

 大和が指差しで示したのは赤字の要所要所を無視した一点。それも、東区の入り口にして奴らが本拠地を構える『検問所』。言わば大和の背を追う肉食獣共の住処にして、その発生源たる場所だった。

 目的地としては何よりも除外すべき地点。サバンナに巣食う獣が怖いからといって、生息地一帯の巣を根絶やしに使用とは思うまい。

 ()()()()()()()()()()。『()()()()()()()()()()()()()()()()()()


(よぉーやく道が開けた)


 などと考える大和は心なしか表情が明るい。

 改めて表示させたのは備え付けの電卓機能......なんて生易しいものではなく、どっかの海獣族が改造に改造を重ねる過程で搭載させてしまった、ミニチュアスパコンと言っても過言ではないレベルの計算ソフトだ。

 もちろん椎滝大和さん、使い方などわかるわけもなく、毎度の如く他人向けに元の持ち主(ホード)が用意しておいてくれた電子説明書を隣に添えての操作である。


「実際に()()をやられて焦ってる今の俺が証明だな」


 相手に自覚はないだろうが、敵から塩を送られたという形になった。

 空いた時間で設定を進めていると、ようやく周りの景色が暗闇の中から浮き出てくるようだった。がむしゃらに近くの扉へ飛び込んだものだからわからなかったが、どうやらこの部屋は給湯室。にしてはかなり広く見えるが、実際にはジャパニーズハイスクールの一教室程度の広さが確保されている。場所によっては薄っぺらいカーペットなどで覆われていたりそれなりに高そうな革張りソファーが設置されているものの、やはりその他の床では鉄板のように冷たい感触が目立つ。

 最後にエンターキーをぱちんっ!ってやる人みたいに。

 設定後の計算実行ボタンを指ではじいた大和が、今度こそ立ち上がる。

 つまり、


(()()()()()()。不用意な電波発信でこっちの位置を割れる心配...第三勢力の妨害によるそもそも前提の失敗の可能性!どっちも排除するには...ここしかない!)


 タブレットサイズの機械ではスパコン並みの速度で計算や処理を終わらせること撫で出来っこない。あくまでもミニチュア止まり、当然ながらサイズに見合った性能しか詰め込むことのできなかったこれでは、完了まで相当な時間がかかってしまう。それでも、並のモノとは比較にならない程度の演算処理能力なのだが。

 ではその時間の隙間を何に当てるのか。

 当然、は宣言通りにこちらを狙ってくるだろう。

 その間大和はただ待つだけか?また以前のように、誰かが何かしてくるまで動けないカカシに成り果てるのか?

 よろけたついでに片手が固い感触を触っていた。

 タブレットの光で浮かび上がった顔と天井が、光の移り変わりと同時に色彩を変えていく。

 その時だ。


 ドッッゴアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァッッ!!と。

 大和が身を隠す給湯室の天井と共に、爆音を伴う人影が静寂に降り立った。

 静寂を拒むものは語る。


『発信機を潰したところでその場から動かなければ意味がないだろう』

()()()()()()()ッッ!!」


 直後、今までにない重量が大和の手から投げ出された。巨大な円筒状のそれは空中でくるくると回転しながらジャッカルの一隊員へ向かっていくも、その先で待ち構えていた手刀によってべごりと半ばで降り曲がる。

 分断カ所から、どこにでもあるようなありふれた消火器の中身が、噴き出した。


『チィッ!』


 おあつらえ向きの即興煙幕だった。

 ジャッカルは上の階からわざわざ床をぶち抜いて奇襲を仕掛けた途端、全てわかっていてそれを逆手に取った大和に奇襲を返されたのだから。しかもたったそれだけにとどまらない。手刀で折れ曲げられた部分の他にも、まるで()()()()()()()()()()()()()穴ぼこがちらほらと。

 当然そこからも広がる。小麦粉の袋で大失敗したときのように飛び散った粉末はあっという間に給湯室の一角を埋めつくしてしまう。

 とんっ、という肩を軽く叩かれたような感触だけが残る。

 煙が晴れたその時には、既に腰から下が地面の中に埋まっていた。


『対象逃走!奇襲部隊六名行動不能!!』


 状況を大声で叫ぶ。

 それが合図になった。

 ぶわっ!!と新たな黒スーツが崩れた天井上から舞い降りた。勿論それだけでとどまらない。次々と給湯室の扉を潜り抜け、逃亡者椎滝大和の背後を追いかける。


『不用意に近づいて奴に触れられるな!遠距離から確実に、対象奪取以外のことは考えるな!!』


 言葉の中の『以外』の中にはきっと大和の生死も含まれていただろう。

 トウオウの大人は流石に容赦なし、生身で逃げる大和の背後へ。黒っぽい光沢を放つスーツが生み出す俊足と銃火器が青年の背後を狙う。

 対して奪った拳銃を握り走ったまま、振り返った青年の取った行動はいたってシンプルだった。パァンッ!!と乾いた発砲音が数発。

 消火器というのはどこにでもある。それこそこれだけ広い飛行船ならば、全体で見た時何百個あるかもわかったものではない。景観を気にすべき宿泊エリアならまだしも、周りの目を気にする必要のない東区の廊下ならば、一定間隔で必ず並んでいる。

 またもや廊下に白煙がぶちまけられた。


『こいつっまた煙幕を...!!』

『奪った銃にはもう弾丸は残ってないはずでは!?』

『ついさっき隊員を埋める前にまた奪っておいたのだろう!!クソッ!だから指紋認証機能を備えたホルスターの実装を提案したというのにッ!!』


 応酬の発砲も、進先の壁や床に血の色彩が広がっていないことから結果はすぐわかる。

 ほとんど一本道の廊下では、煙幕による目つぶしも本来の意味は為さない。追っ手を撒くための一手とはなり得ない。が、発砲に対する()()()の意味でならまた別だ。一瞬でもまとが見えなくなる。スーパーヒーローのマントが背後の銃撃から体の芯を狙いにくくする意味がある様に。

 ほぼ直線の廊下の中でも。いくら撃とうとも。

 『反らし』は『反らし』として正しく機能する。

 廊下を曲がるたび、新たな『煙幕』を見つけるたびに奪った銃で撃ち抜いていく椎滝大和は真の意味で冷静と言える。せっかく手に入れたわかりやすい武器じゅう。しかしあの艶めかしい黒スーツには一切通用せず弾かれてしまうのだから、敵に向けて発砲しても意味が無い。

 使い道を、模索する。ここまで来るときには持ち合わせていなかった、彼が新しく得た感覚の一つだ。


『総員、視界を熱源感知へ切り替えろ、追跡を続行する!』

『『『『了解』』』』


 一瞬だった。

 流石は数多の戦場を走り抜けてきた特殊部隊、その隊長なだけはある判断だ。バイザーの横、側頭部の小さなホイールに手を当てて、青年の背を追う肉食獣たちが改めて得物を見据える。

 即座に、視界の色が裏返った。目に映る景色全てを書き換える時代が来たのだと、隊長格の思考に割り込んでくるほどに。

 サーモグラフィを通してみる景色というのはいつも景色の中から生物味を忘れさせてしまう。映りこむのは人間の体温、壁の冷たい質感に、自身と同じ外殻に身を包む隊員の熱だけだというのに。

 装備の差、培ってきた技術の差。鬼ごっこというには一方的だった。

 しかし、だ。

 ガンッッ!!とコンクリに槌を振るうような音があった。それも連続して。二度、三度とどこからか繰り返される銃声の後に、再び青年がこちらへ振り返っているのに気づく。

 いいや、正しくは。

 奪った拳銃を、彼から見て斜め後方に当たる天井へ向けている姿があった。危険度は跳ね上がり、左右を挟む隊員に叫んで呼びかける。


『何かしてくるぞ!ただの小僧だと侮るなよ!!』

『いいや、この距離なら確実に狙えます!!』


 彼らが或いは生身の状態であったならば、まだ対処は簡単だったかもしれない。

 人のシルエットを保ったまま、それも視界を不用意に歪めて、ターゲットの体温を集中的に狙い続ける機能など機能しなければ、そのへんかには気が付けたはずだ。

 走るというよりスケートリンクで滑る動作に近い動き。大和が投げ捨てた弾切れの銃が光沢を帯びる黒の頬近くを掠めて、ぴちゃりと床に落下した。

 一定間隔で設置されているモノは、なにも粉末消火器だけではなかった。

 これまた一般的。都会のリーマン100人に聞けば、100人が見たことあると答える代物の正体はスプリンクラー。

 消火器に並び、火災に備えて設置される設備。大和が破壊したのは()()だ。


 水浸しになった床は他の絨毯張りとは違って鉄板のように冷たく艶やか。そんな極度に摩擦を抑える環境が整ったうえで自動車並みの速度を滑らせたらどうなるのか。


「せいぜいカッチカチの壁まで滑って脳天かち割れろッ!!」


 めがごぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎっっ!!という生々しい音に混じって、固い感触も潰れていく。

 まさに間一髪、途中で咄嗟に隊長格だけが減速することでそれをまぬがれ、それ以外のジャッカルは大和がちょうどT字路を左に曲がるとともに凄まじい勢いで壁を突き抜けたのだ。

 生身なら確実に死んでいただろう。

 最新技術の結晶といえど、あそこまでの速度で頭から激突しては脳震盪の一つや二つが起こってもおかしくない...ハズだ。

 どこまで進もうが『未知数』が抜けきらないというのはとてつもなくもどかしい。これが仮にホードであるなら、周囲のあらゆる情報を駆使した計算で限りなく正答に近い行動で難なく切り抜けるのだろう。

 ざざざざざざざ...という砂浜をロードバイクで奔り抜けるかのような音は、唯一ブレーキで対応した隊長格がかかとの部分で思い切り壁を蹴る音か。


『流石だよ、『箱庭』の話も信じざるを得ない行動力だ』


 数十メートルは離したはずの距離は、あっという間に縮んでく。床、()()()()()()

 彼らにとって地面というのは、四面ある足場の一つでしかなかったという事実。天井だろうが壁だろうが、その気になればいくらでも走り抜けることが出来たということか。

 不意打ちのスプリンクラーはもう通用しないという宣告。

 かといって『万有引力テトロミノ』は先延ばしにすらなりはしない、どうせこの場に存在しない肉食獣は、隊長格の動きと同期して全ての階層で大和を追い詰めているのだから。

 汗は彼が表情を動かすたびに飛び散っていく。


『しかし我々とて馬鹿ではない。規則的な配列の続くこの飛行船の構造だ。曲がるべき角、進むべき廊下、全部計算済みなうえで、一つの目的地を見据えて走っているのだろう?』


 振り返って、答えては、いけない。

 無駄なスタミナの使い方はそれこそ相手の思うつぼなのだから。

 マラソン大会中に無駄口叩いてペースを乱す者なんかはわかりやすい例えの一つ。喋るというごくごく当たり前の行動も、他に動きながらでは存外疲労するものだ。

 しかし返答を待たずして、顔を隠したままの敵は語り続ける。


『であればこちらとて法則は読めるよ。勿論君が目指す場所もな!』


(...でまかせで気を逸らそうとしてるだけだ。『もしかしたら』、『万が一』、俺からこの言葉を引き出そうとしてるだけ。乗せられたらそれこそおしまいだぞ!)


 そう考えて。

 脳みその奥深くまで魔手を伸ばす『敵』側の思想を振りほどくように全速力。もう一つの角を曲がって拳銃を構える。

 だがどこへ?既に思いつく限りの小細工は見破られたし、なにより奴はそのどちらも難なく潜り抜けてきやがった格上だ。即興でやりあえる相手じゃない。

 わかっているはずなのに、それでも何か行動を起こさないと心が潰れる可能性があったのだ。鈍く乾いた発砲音が三発分ほど発生、壊されたスプリンクラーから全開のシャワーヘッドのように水が溢れ出るも、そもそも敵が走るのは『床』ではなく『壁』なのだ。

 意味がない。

 あとほんの少し、扉を潜ってしまえば届くというのに、二人の距離はもう5メートルも空いてない。最後の最後、疲労と緊張の蓄積が体を重くするも、筋線維がぶちぶちと嫌な音を響かせるも、なお動かす。左側、他に比べて一際重厚な扉へと手を伸ばす。

 しかし

 直後に。


 めぎゃり!!と。

 椎滝大和からみて右側。何処までも続くとすら感じるグレーの壁面が豆腐のように崩れたと思ったら。

 中から飛び出してきたのは、今までのように黒っぽい光沢を放つスーツの人影だった。

 異能の発動?拳銃による応戦?間に合うわけがない。瓦礫の雨が横殴りに...いいや、それ以前の問題がある。

 鉄骨すら粉砕して除ける飛び蹴りが、どてっぱらに突き刺さっていたのだ。



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