登場人物紹介 (第3章と間章2のみ)
第3章及び間章2の登場人物まとめです。
○ ミッチェル (32・女)
・淡い緑色の髪と目
・テスカトリ教導院界導院所属
『アダナグ』のギルド支部 受付嬢
・能力:〝獣化〟
・能力によって、よく聞き耳(情報収集)を立てている。
そのことは支部の上層部では周知の事実であるため、アルゼに響輝たちの専用受付を任される。
・時々、内心を見透かすような響輝の視線に冷や汗をかく。
○ アルゼ (47・男)
・こげ茶色の髪、金色の目
・テスカトリ教導院界導院所属
『アダナグ』のギルド支部長
・中性的な顔立ちで、一見ではどちらかわからない
・ギルド長からの指令を受け、ミッチェルを専用受付として響輝たちに付ける
・ベルフォン教室出身の〝無〟の使い手だと知る唯一の人物のため、〝杈茨大猪〟討伐時に参加を要請した。
ただ、最高位闇魔法の合体魔法を扱うという破天荒な魔法の使い方には驚き、キルエラと共に噂の情報操作に動く。
○ サルツ (56・男)
・スキンヘッド、茶色の目
・〝蒼の六花亭〟店主
・魔法属性:土
・ギルド直轄の宿ということもあり、キルエラの役目は黙認し、〝杈茨大猪〟討伐後には噂の調整に取り掛かる
・フリッツとは冒険者時代からの馴染みで、気に入った冒険者を紹介している
○ フリッツ (66・男)
・金色の髪と目
・武器屋店主
・職人気質で無愛想の無口だが、腕は一流。
・サルツとは彼が冒険者時代からの馴染みで、紹介されると何かと世話を焼く
・響輝に魔儀仗の依頼を受けるが、その企みを勘で察して無理矢理聞き出すと一枚かむ。
○ ソラナム (45・男)
・茶色の髪、赤色の目
・トゥルハ商会職員
・〝闇〟の使い手を限定にした護衛依頼を出し、ギルド支部に響輝たちを紹介される。
○ マッカート (56・男)
・薄茶色の髪と目
・トゥルハ商会職員
・響輝たちが護衛する商隊のリーダー
・豪快な性格で、響輝のことを坊主と呼ぶ。
○ ウィコン (38・男)
・金色の髪と青色の目
・トゥルハ商会職員
・響輝たちが護衛する商隊のサブリーダー
・マッカートとは正反対で落ち着いた性格で、そつなく事務をこなす。
○ セロン (32・男)
・水色の髪と目
・フルイルド商会の若頭
・第三階位魔法師
・魔法属性:水
・トナッカ公国出身で、旅の行商をしている。
メヴィーユとディビオの二人とは幼馴染
・響輝たちとは『アダナク』にて顔を合わせており、滞在先で再会する。
・商人でありながら、魔法師の実力は一流。
結界系上位魔法を複数の魔法師で発動させてまとめ上げ、最高位クラスまで高めた。
○ メヴィーユ (32・女)
・金色の髪、緑色の目
・フルイルド商会の護衛(隊長)
・第三階位剣士
・魔法属性:雷
・才能:〝獣化〟
・トナッカ公国出身で、旅の行商をしているセロンの護衛として同行。
セロンとディビオの二人とは幼馴染
・響輝たちとは『アダナク』にて顔を合わせており、滞在先で再会する。
・『アダナク』で会った時はディビオの過剰反応に呆れるが、〝鵬我鳥〟の討伐を見て考えを改め、模擬戦を申し込む。
だが、同類の匂い(戦闘狂)を嗅ぎ取った響輝に歯止めが効かないと思われ、断られた。
○ ディビオ (32・男)
・こげ茶色の髪と目
・フルイルド商会の護衛
・第四階位槍術士
・トナッカ公国出身で、旅の行商をしているセロンの護衛として同行。
セロンとメヴィーユの二人とは幼馴染
・響輝たちとは『アダナク』にて顔を合わせており、滞在先で再会する。
・『アダナク』で会った時は魔動車を見る響輝の様子に無意識に反応し、牽制の一撃を放ったがキルエラによって防がれる。
・暴走しがちなメヴィーユに代わり、指揮を執ることも多い苦労人
○ サザミネ (32・男)
・赤色の髪、赤色の目
・所属:〝飛炎の虎〟(ランク五)
リーダー
・第四階位冒険者
第三階位拳闘士
・魔法属性:火
・才能:〝獣化〟
・トゥルハ商会の護衛依頼で響輝たちと出会う。
・半獣化すると常に強力な炎を纏い、〝獣化〟の能力者として高い実力を持つ。
・〝守の儀〟で預かっている訓練生(フレノア)が魔法のことで悩んでいることに気付き、同じ属性である響輝に相談にのってもらうように依頼する。
その報酬として、半獣化して模擬戦を行う。
・普段は冷静沈着だが、半獣化すると全ての感覚が拡大して本能のままに動くことがあるため、模擬戦終了間際では闘争本能を見せた。
○ リメイ (32・女)
・緑色の髪と目
・所属:〝飛炎の虎〟(ランク五)
サブリーダー
・第五階位冒険者
第四階位剣士
・魔法属性:風
・訓練生(フレノア)を連れて訓練場を訪れている時に襲撃があり、現場で響輝たちを目撃する。
・サザミネの恋人で、サザミネが半獣化すると諌め役となる。
・常にコロコロと笑っているが、時折、有無を言わせない威圧を放つことがある。
○ マリアーヌ (32・女)
・金色の髪、青色の目
・所属:〝飛炎の虎〟(ランク五)
・第五階位冒険者
第四階位魔法師
・魔法属性:雷、水
・才能:〝獣化〟
・トゥルハ商会の護衛依頼で響輝たちと出会う。
・チーム内で最も魔法師としてのランクが高いため、響輝の魔法の使い方にはメンバー内では一番驚いている。
○ ホルン (28・男)
・明るい茶色の髪、赤色の目
・所属:〝飛炎の虎〟(ランク五)
・第六階位冒険者
第五階位剣士
・チームメンバーのヤンコフとは幼馴染でくされ縁
・トゥルハ商会の護衛依頼で響輝たちと出会う。
・年下の響輝とはすぐに打ち解け、反応が面白いのでローザと共にからかうことが多い。
○ ローザ (26・女)
・茶色の髪と目
・所属:〝飛炎の虎〟(ランク五)
・第七階位冒険者
第六階位弓術士
・魔法属性:水、土
・トゥルハ商会の護衛依頼で響輝たちと出会う。
・ホルンと共に年下の響輝をからかうことが多いが、その奇行(魔剣でオクバルを驚かし、使い魔でフレノアを呆然自失にしたこと)には、鋭いツッコミを入れる。
○ ヤンコフ (28・男)
・茶色の髪、金色の目
・所属:〝飛炎の虎〟(ランク五)
・第六階位冒険者
第六階位拳闘士
・チームメンバーのホルンとは幼馴染でくされ縁
・リメイに付き添い、訓練生(フレノア)と共に訓練場に行っていた。
・ホルンとローザが響輝をからかうので、いさめ役。
○ オクバル (16・男)
・深緑色の髪と青色の目
・ビオプロム学導院
四年生
・第十階位冒険者(仮免)
剣士見習い、第八階位野守
・魔法属性:水、風
・〝守の儀〟で〝飛炎の虎〟に世話になっている。
・トゥルハ商会の護衛依頼で響輝たちと出会う。
・響輝が魔剣で驚かせたのをきっかけに打ち解け、ギルミリオに剣の指導を受けてからはそちらに懐く
○ フレノア (16・女)
・銀色の髪、赤色の目
・ビオプロム学導院
四年生
・第十階位冒険者(仮免)
短剣使い、第十階位野守
・魔法属性:無
・〝守の儀〟で〝飛炎の虎〟に世話になっている
・潜在能力は高いが、魔法がうまく操れないことに不安が募る。
響輝と出会い、アドバイスと使い魔との合体魔法とはまた別の一つの道を示される。
《使い魔》
・名前:カマラ
・姿:蒼い毛並に赤い目を持つ、体長二十センチほどの鳥
・同調率は基準値に達しているため、ウルよりも声が聞き取りやすい。
ただ、魔力制御を依存しがちで、そこを響輝に指摘される。
○ ゴウンド (46・男)
・禿頭、水色の目
・所属:〝氷鋼の斧〟(ランク五)
リーダー
・第五階位冒険者
・トゥルハ商会の護衛依頼で響輝たちと出会う。
・後継育成に力を注いでいるため、実力に反して階位は低い
・鋭い眼光で威圧感を与え、右耳の上の辺りにある火傷のあとで目つきの悪さに拍車をかけている。
寡黙だが、世話焼き。
・ラルグとは友人であり、周囲には分からないが気さくに話している。
○ ミフィサル (42・男)
・薄い緑色の髪、赤色の目
・所属:〝氷鋼の斧〟(ランク五)
サブリーダー
・第五階位冒険者
・トゥルハ商会の護衛依頼で響輝たちと出会う。
・寡黙なゴウンドに代わり、交渉役。
動作に隙はなく、キルエラに近い身のこなしで実力は不明。
○ ラルグ (42・男)
・薄茶色の髪、金色の目
・所属:〝樺珠旅団〟(ランク三)
リーダー
・第三階位冒険者
第二階位槍術士
・魔法属性:雷
・才能:装化(樺色の全身鎧)
・〝杈茨大猪〟討伐時に響輝たちと出会う。
響輝の見た目に惑わされず、支部長の判断を信じて討伐への参加には否定の声を上げなかった。
その時の響輝の言葉に憤ることもなく、むしろ、気質が気に入って討伐後も見かけたら声を掛けていた。
・巨漢で左上腕部に獣が切り裂いたような傷跡がある。
○ ヤナナ (41・女)
・赤色の髪、茶色の目
・所属:〝樺珠旅団〟(ランク三)
サブリーダー
・第三階位冒険者
第三階位魔法師
・〝杈茨大猪〟討伐時に響輝たち出会う
・討伐時には響輝の破天荒ぶりに唖然としていた。
○ エイレイン (38・女)
・金色の髪、青色の目
・所属:〝六昴〟(ランク五)
リーダー
・第五階位冒険者
・才能:〝獣化〟
・〝杈茨大猪〟討伐時に響輝たちと出会う。
・半数以上が〝獣化〟の能力者で構成された珍しいチーム
○ ヘルダン (45・男)
・くすんだ金色の髪、緑色の目
・所属:〝黄砂の剣〟(ランク五)
リーダー
・第五階位冒険者
・〝杈茨大猪〟討伐時に響輝たちと出会う。
・一見、常識人に見えるが、打ち上げでさりげなく響輝をからかったりしているので、少し質が悪い。
○ ミトリ/オミテクトリ
・蒼色の髪と碧眼
・星霊の一柱/クリオガ
・姿は、十代前半ぐらいの少女。ただし、耳はふさふさとした毛並の獣耳で、背中に一対の翼がある。
・無表情で寡黙なオクトとは違い、コロコロと表情が変わって騒がしく、見た目通りの子供らしさを持つ。
だが、見た目に反して力は強く、とっさに放ったとはいえ〈結界〉を易々と破って響輝を締めあげた。
・姿を現したのは、オクトのように名前(あだ名)を貰うためで、その真意は不明。
名前を貰ったお礼として、響輝に祝福(ウルとの同調率の強化)を与える。




