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170 なま乾き
コタツに足を入れようとして、かけ布団をはぐったらイヤな臭いが鼻をついた。
いつもはしない異様な臭いである。
「コタツの中、今日はなんか臭くないか?」
「やっぱり臭うね?」
「ああ、あまりかいだことのない臭いやけど」
「そうやろうね」
「じゃあ、なんでかわかってるんやな」
「洗濯物、なま乾きだったんで、今コタツの中で乾かしてるんよ」
「コタツでか?」
「干したのが遅かったんでね」
「でも臭いすぎやぞ」
妻いわく。
「あんたのパンツやけんよ」
コタツに足を入れようとして、かけ布団をはぐったらイヤな臭いが鼻をついた。
いつもはしない異様な臭いである。
「コタツの中、今日はなんか臭くないか?」
「やっぱり臭うね?」
「ああ、あまりかいだことのない臭いやけど」
「そうやろうね」
「じゃあ、なんでかわかってるんやな」
「洗濯物、なま乾きだったんで、今コタツの中で乾かしてるんよ」
「コタツでか?」
「干したのが遅かったんでね」
「でも臭いすぎやぞ」
妻いわく。
「あんたのパンツやけんよ」
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