表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛妻語録  作者: keikato
126/724

126 蟹歩き爺さん

 近所に横歩きで散歩する爺さんがいる。

 歳のころは七十半ばで、その姿は毎日のように見かけられる。

 手には傘とスーパーの袋。

 一見して異様ではあるが、蟹歩きのせいか体形はスマートだ。

 最近、その爺さんとよくしゃべるようになった。

 そのことを妻に話す。

「オレを見たらすぐに話しかけてきてな、それでなかなか放してくれんのよ」

「あんた、好かれたんよ」

「ああ、あん爺さんに惚れられたみたいや」


 妻いわく。

「それで、あんたの気持ちはどうなん?」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ