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104 十五に戻れたら
嵐のコンサートがヤフードームである。
妻と長女は嵐の会員になっており、二人してわざわざ遠くまで観に行ってきた。
深夜に帰ってきた二人。
カッコよかった、カッコよかったと興奮してしゃべる。
アホらしいと思いながらも、そんな妻に問う。
「オマエ、嵐の中でだれがいい?」
「そうやね、アイバくんかな」
「なんや、あの程度でいいんか? ならオレも、十五に戻れたらジャニーズ系のアイドルめざせるな」
妻いわく。
「あんた、どん顔して言いよんの?」
嵐のコンサートがヤフードームである。
妻と長女は嵐の会員になっており、二人してわざわざ遠くまで観に行ってきた。
深夜に帰ってきた二人。
カッコよかった、カッコよかったと興奮してしゃべる。
アホらしいと思いながらも、そんな妻に問う。
「オマエ、嵐の中でだれがいい?」
「そうやね、アイバくんかな」
「なんや、あの程度でいいんか? ならオレも、十五に戻れたらジャニーズ系のアイドルめざせるな」
妻いわく。
「あんた、どん顔して言いよんの?」
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