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いいご身分だな、俺にくれよ  作者: nama
第十六章 ジェイソン争乱編 十八歳

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439 十八歳 パメラのための集い

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 翌日、アイザックはパメラと友人達を屋敷に招いた。

 これはパメラのためである。

 今まで彼女は満遍なく交流を持っていたが、やはり王家やウィンザー侯爵家に縁のある相手がメインだった。

 そこで、ウェルロッド侯爵家に嫁いできても寂しくないよう、アイザックの友人やその婚約者達との交友を深めようとしたのだ。


 今回はポールやレイモンド、カイといったいつものメンバ―の他、一緒にエルフの村に行った友人達も誘っている。

 あとは従姉妹であり、同級生でもあるティファニー。

 それとマットの婚約者であるジャネットが呼ばれていた。

 なぜかブリジットも顔を出してきた。


 パメラも共通の友人であるルーカスとシャロンも呼んでいた。

 そのため、最初に言っておかねばならない事ができた。


「シャロンさん、僕が殿下を見守るように頼んだせいで迷惑をかけてしまいました。申し訳ありません。何か不都合な事は起きていませんか?」


 ――二人が決別する原因の一つとして持ち出された、ジェイソンに対する監視。


 エリアスに許されたとはいえ、シャロンに与えた影響は大きいはず。

 迷惑をかけたのなら、その分は補償をしなければならない。

 だから最初に謝り、起きた事を尋ねたのだった。


「そうですね……」


 聞かれたシャロンは困った表情を見せる。

 やはり、何か起きていたのだろう。


「一部の方には『疑われるような事をするな。やるならパメラ様とも緊密な連携をするべきだった』と叱られました。確かに『怪しい事をしないか見張るくらいなら、何かが起きてからパメラ様に教えればいい』と軽く考えていたのは事実。私も反省すべき点でした」

「一部? 他の大多数の人には?」

「『なぜもっと徹底的にやらなかったのか?』『パメラ様があの女を蹴り落としたという疑惑が出る前に、お前達がやっておくべき事だろう』などと厳しく追及されました」

「そ、そう……」


 どうやらアイザックが危惧していたのとは逆方向で、シャロンは問い詰められていたらしい。


 ――どうせやるなら、あの女を始末するくらいしておけばよかったのに!


 彼女はハッキリと言わなかったが、これくらいは言われていてもおかしくない。

 ジェイソンを見張っていたのなら、彼に近付くニコルも見張っておき、人目のないところでこっそり排除をするくらいやっておいてもよかった。

 パメラには強く言えない分、不満がシャロンに向けられているようだ。


「それは申し訳ない。行動を取らなかったのは、すべて僕の責任だと言っておいてほしい。他に何か実害はあるかな?」

「今のところは何も……。大人達も混乱しているので、今は事態の様子見といった感じです」

「なら、問題が起きた時は遠慮なく言ってほしい。全力で庇わせてもらうし、損害が出たなら賠償も行う。ルーカスがウィンザー侯爵家での出世の芽がなくなったという場合も対処させてもらうよ」

「ありがとうございます。ですが、私もパメラのためになると思ってやった事ですし……。彼女達の裏切りを察知できなかった責任もありますので……」

「気にしなくてもいいよ。厳しく監視をするのなら、パメラさんに直接頼んでもっと大勢で管理をするべきだったんだ。軽い気持ちで頼んだ僕の責任でもある。だから、シャロンさんも軽い気持ちで頼んできてくれ」


 シャロンはパメラの乳姉妹だ。

 今後の付き合いも考えれば、嫌われたくはない相手である。

 それだけにアイザックも彼女を守ろうと必死だった。

 だが、今のところは大きな問題になっていないようなので安心する。


「本当はケンドラも呼ぼうと思ったんだけど、周りが年上ばかりじゃあ楽しくないだろうしね。ケンドラとはまた落ち着いて話せる機会を用意するから、またの機会という事で」

「ええ、可愛らしい妹さんでしたから楽しみにしておきます」


 シャロンに謝罪をしたあとは、もう一人難しい立場にいる者のフォローだ。


「ジャネットさん、色々と難しい立場になって申し訳ないと思っている。だけど、ここで交友を深めるのは君のためにもなる事だ。今後ともよろしく頼むよ」

「マットさんと婚約すると決まった時から覚悟はできています。アマンダとの――ウォリック侯爵家との懸け橋という役目は難しいかもしれませんが、何としてでもやり遂げてみせます!」


 意気込むジャネットだったが、今はまだそこまでは求めていない。

 それにやってほしい事は他にある。


「あ、うん……。その気持ちは嬉しいけど、そこまで気負わなくていいよ。無理に役に立とうとしなくていいんだ。パメラさんと同じく他家からきた人間なんだから、まずは自分の事を優先してほしい。もうわかっているかもしれないけど――マットの私生活を支えるのは大変だろうしね」

「閣下!」

「ええ、そうですね。何事にも完璧な人であれば私の存在価値を悩む事になったでしょうが……。幸いな事に、私生活では私を必要としてくれるタイプの方だったので頑張り甲斐があります」

「ジャネットまで……」


 マットが憤懣やるかたないといった表情を見せる。

 しかし、戦闘以外ではイマイチ頼りないのは自他ともに認めるところ。

 それ以上の抗議はせず「心外だ」という意思表示をするだけに留めた。


「ところでジャネットさん。そんな堅苦しい感じじゃなくて、今までのような口調でかまいませんよ。今日は同級生を中心とした集まりです。気楽にいきましょう」


 アイザックは「気楽にやろう」と伝えるが、それに異議があるのかパメラがアイザックの耳元で囁く。


「マットさんに惚れこんでいるんですよ。だからガサツなところを見せまいとしているんです」

「あぁ……」


(姉御口調をマットの前でするのが恥ずかしいって事か。マットは気にしなさそうだけど)


 だが、パメラに指摘されたので配慮せずにはいられない。


「……いや、顔見知りが集まっている場だからこそ、未来のカービー男爵夫人としての立ち振る舞いに慣れようとしているのかな? だったら無理にとは言いません。自由にどうぞ」

「ありがとうございます」


 ジャネットが、オホホと口元を覆って笑う。

 アイザックのイメージでは豪快に笑うタイプなので、彼女の姿に違和感があった。

 しかし、彼女なりに努力しているだけなので、アイザックもそれ以上何も言わなかった。


 そして当初の目的通り、パメラとアイザックの身近な人間との交流が始められた。



 ----------



 パメラのための集まりではあったが、自然と男と女で別れて話すようになっていた。

 女性陣の交流は深まり、和気あいあいとした雰囲気となっている。

 しかし、男性陣は違う。

 アイザック以外の者達は暗い顔をしていた。

 それは、リサがパメラに話していた内容が原因だった。


「えぇ、そんな事があったんですか?」

「本当ですよ。アイザックが宝石箱をプレゼントしてくれて、箱が一杯になるまで宝石を詰めていいよって言ってくれたんです。ねぇ、ティファニー」

「あれは六歳の時だったかな? 今思えば、よくあれを遠慮なく受け取れたなって思っちゃうね。幼かったとはいえ、過去の自分が怖いよ」


 パメラの驚きに、リサとティファニーが「本当だ」と教える。

 だが、宝石の出所にまでは言及しなかった。

 ランドルフが、ブラーク商会に騙されて価値のない宝石を掴まされたというのは公然の秘密。

 それをウェルロッド侯爵家関係者の彼女らが言うはずがない。


 当然、パメラも尋ねなかった。

 それはランドルフが義父になるからというだけではない。

 指揮官としてはともかく、個人の武勇では今のところランドルフがリード王国でトップだと見られている。

 しかも「闘将」「剛勇無双」などの二つ名を持っている彼を、軽い気持ちで笑う事ができる者などリード王国の貴族にはいない。

 ランドルフの過去の失敗を持ち出すのはタブーとなっていたからだった。


「もう、それを言わないでよ。私なんて十一歳だったのに喜んで受け取ったんだから。でも、それが間違いだったのよね」


 リサが暗い顔をする。

 それがパメラには不思議だった。


「何が間違いだったのですか?」

「大人から見れば価値のない宝石でも、子供の目からは宝物にしか見えません。『こんなにたくさんの宝石はお姫様だって持っていないだろう』と幸せな気持ちに浸っていたんです。それを自分で稼いだお金でプレゼントしてくれたんです。すると……ね。男を見る目が肥えてしまったんですよ」


「なんだ、そんな事か」と思うような内容であるが、心底恐ろしい思いをしたリサは、まるで怪談でも話すかのように語る。


「ウェルロッド侯爵夫人が、私にはもったいないほどの婚約者候補を用意してくださったのですけれど……。良すぎる相手なだけに私自身には興味を持ってくれそうになかったんです。彼らの目当ては、ウェルロッド侯爵家との関係だけ。これから先、一度だけでも私を幸せな気分にしてくれるのだろうかと思うと、誰も選べなくなってしまったんです」

「まぁ、それは……。アイザックさんのせいですね」

「ええ、アイザックのせいです。子供になんてものをプレゼントしてくれたんでしょうね」


 パメラがクスリと笑うと、リサも同じように笑った。

 これだけなら「第一夫人と第二夫人の仲が上手くいきそうでよかった」で済むところだったが、男性陣にはとっては違う。


 ――この人は一生に一度でもお姫様気分を味わわせてくれるのだろうか?


 自身の婚約者に、そのような疑問を持たれてしまっては困りものである。

 例えば、大きな宝石の形を整える時に出る削りカスのような小さな宝石。

 それ自体は宝石としての価値はないが、主役を引き立たせるための脇役として、装飾品のパーツ(・・・・・・・)としての価値は高い。

 仮に宝石箱一杯の宝石を求められた場合、親に頼んでも用意するのは非常に難しい。

 学院を卒業したばかりの彼らでは、まず不可能だ。

「余計な事をしやがって……」と誰もが過去のアイザックを恨んでいた。

 これが暗い顔をしていた原因だった。

 だが、そのアイザック本人はどこ吹く風である。


(昨日のうちに、リサと話しておいてよかった。上手くやってくれそうだ)


 リサには「今でもパメラの事が好きなのでは?」と気付かれそうになっていた。

 そのため、今回の事を「アイザックが仕組んだ」と思われないよう「好きだった人が困っていたから助けた」と説明する必要があった。

 アイザックは前もって説明しておき、リサがパメラに不自然な態度を取らないようにしていたのだった。

 それが上手くいき、余計な疑問を持たずにパメラと接してくれている。

 アイザックにとって、宝石の話は「そんな事もあったね」程度の感傷しかなかった。


「私もチャールズがいなかったら、リサお姉ちゃんみたいに男を見る目が肥えてたかも……。今考えると、アイザックは怖い事してたよね」


 ティファニーが身震いをする。

 一歩間違えれば、婚約者に興味を持てないという状態になっていたかもしれない。

 しかし「その方がよかったのかも?」と思うと複雑である。


「ねぇ、ちょっと待って。私は貰ってないんだけど」


 付き合いの長いブリジットが「なにそれ知らない」といった様子で会話に加わってきた。


「ブリジットさんが来る前の話ですしね。それと、二人は家族だったからプレゼントしただけですよ。家族以外の女性にプレゼントするには内容が重過ぎますから」


 すかさずアイザックは「当時はそこまでの関係ではなかった」と返すが、彼女は納得しなかった。


「大丈夫、重いなんて思わないから。私はそれくらい受け止められる女だからね!」

「いやいや、こっちが気を使うから無理ですって」


 ブリジットが諦めずにプレゼントを求めるが、アイザックには彼女の狙いがわかっていた。


 ――プレゼントを足掛かりに、アイザックに結婚を迫る。


 油断すれば食われる側になってしまう。

「ただ欲しいだけなのかもしれない」という甘い考えは禁物だ。

 パメラを手に入れたとはいえ、まだまだ警戒は怠るべきではない。


「そういえば……。ブリジットさんとの婚約はどうなったのですか?」


 パメラが素朴な疑問を言葉にする。

 これだけ遠慮なくプレゼントを求めるのだから、ただの友人という関係ではないはずだと思ったからだ。


「数年後に、って決まったわ」

「数年後に話し合おうと決まっただけです。別に結婚しようと決まったわけではないので、そこは勘違いしないでください」


 ブリジットが紛らわしい言い方をするので、アイザックが即座に訂正する。

 彼女は「なんでそんな事を言うの」と不満顔をした。

 そんな彼女に、リサが優しい笑顔を見せた。


「ブリジットさん……、わかります。周りが結婚するというのに、自分だけ相手が決まっていない時の焦燥感。そのせいで、つい周囲に見栄を張ろうとしてしまうんですよね」


 リサが、うんうんと何度もうなずく。

 彼女にはブリジットの気持ちがよくわかったからだ。

 ブリジットが「私だって恋人の一人や二人くらい簡単に作れるんだから」と故郷に帰っていった時の事は、リサも覚えている。

 なのに恋人の話はせず、アイザックに迫っている時点で、今がどういう状態なのかはわかっていた。

 つい彼女に同情してしまう。


「べ、別に見栄なんかじゃあ……」

「見栄を張らなくてもいいじゃないですか。私だって……、相手がいませんし……」


 見かねたティファニーが「私も仲間だ」と庇う。

 仲間がいると教えるためだったとはいえ、やはり辛そうだ。


「あーあ、なんでチャールズに固執しちゃったんだろう。良い思い出があるからって、今が最悪だと意味がないのにね。……パメラさんも今すぐには難しいだろうけど、殿下の事は早く忘れちゃった方がいいよ。可愛いっていうだけ……じゃないけどさ。魅力的な人を見つけたからって、簡単に乗り換えるような男を引きずるのはよくないよ」

「ええ……。そうですわね」


 ティファニーの実感が籠ったアドバイスに、反応に困った顔を見せながらではあるがパメラも同意する。

 ジェイソンの事は、もう完全に忘れてしまった方がいい。


 ――あれはもう、パメラの知っているジェイソンではないのだから。


「一年前――ううん、たった一日。たった一日でこんなに状況が変化するなんてね……。直接関係のない私でも混乱しているんだから、パメラさんの方が困惑しているよね。私はアイザックの従姉妹なんだし、手伝える事があれば遠慮なく言ってね」

「ありがとうございます、ティファニーさん」


 二人は同じクラスだった時もあったという事もあり、関係は良好のようだ。

 ティファニーは、不安を感じているであろうパメラを助けようとしてくれている。


「あと、私と合いそうな人がいたら教えてね。今、リサお姉ちゃんが卒業時にどんなに辛い思いをしていたかを実感してるところだから」


 ティファニーは、友人のモニカを見る。

 彼女はポールとの結婚が決まっている。


 ――友人に先を越され、自分が取り残される悲しみや焦燥感。


 リサが感じていたものと同じものを味わっていた。

 さすがにティファニーの自虐には反応し辛く、皆が困ったような笑顔を見せる。

 そんな重い空気の中、ノーマンが部屋に入ってきた。


「閣下に会いたいという者が訪ねてきました」

「ん? 今日は父上が対応してくれているはずだけど……」


 今のところ結婚祝いの使者などはきていない。

 近々、披露宴があるからだ。

 とはいえ、リード王国の将来に不安を感じた者達が今日にも訪ねてくるだろうことは予想されていた。

 しかしモーガンは仕事があり、アイザックはこの集まりがあるので、彼らにはランドルフが応対して「陛下がどのような判断を下されるか待っている」と説明するという事になっていた。

「アイザックと会いたい」で会える状況ではなかった。


 それを、わざわざノーマンが知らせにきたのだ。

 ただ者ではないのだろう。

 ノーマンがアイザックに近付き、耳打ちする。


「実は――」


 彼が話した相手にアイザックは目を丸くして驚く。


「なるほど……。それならば会っておいた方がよさそうだね。マット、念のためについてきてくれ。みんな、すまない。少し席を外すよ。パメラさんとリサの事をよろしく頼む」

「アイザックさん」


 アイザックが席を立つと、パメラが声をかけてきた。


「私の事も……。パメラと呼び捨ててください」


 リサと呼び方の差があるのが気になっていたのだろう。

 呼び捨てにしてほしいと頼んできた。

 これにはアイザックも反対する理由がない。

 少し照れながらも、彼女の望み通りにする。


「わかったよ、パメラ。いってくる」


 そう言い残して、アイザックはマットとノーマンを連れて部屋を出て行った。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 宝石箱に詰め放題とそれを大人になって振り返ってからのお話 [一言] 先週の始めに知って1週間かけて最新まで読み切りました、アイザックの苛烈な話や策謀、勘違いものみたいな話も好きですが、この…
[一言] ティファニーとチャールズに良い思い出があったのが意外でしたw 同じ本の感想を語り合った、とかですかね。 まあニコルに毒されるまではチャールズもまともだったから、あり得なくはないのでしょうけど…
[良い点] アイザックにパメラのデリカシーが備わり最強に見える(ブ□ントさん風味) 別にアイザックに気遣いや優しさが無いってわけじゃないんですが、自分と違う価値観ってものに鈍感だなぁと感じさせられる…
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