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いいご身分だな、俺にくれよ  作者: nama
第十五章 王立学院三年生後編 十八歳

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429 十八歳 すべてあなた達のためだった

「元元帥」では「元」が続いてわかりにくかったので「前元帥」という形に統一させていただきました。

「まずはこの場にビュイック侯の使者を同席させた理由。それは、ダッジ前元帥が我が国においでになられた理由でもあります」


 シルヴェスターが机を強く叩く。


「報復として引き抜いたというのか!」

「いいえ、殿下。そうではありません。あなた方のためにやった事なのですよ」

「なんだと! よくもぬけぬけと!」


 もし帯刀していれば、シルヴェスターはアイザックに斬りかかっていただろう。

 それほどまでに怒っていた。

「お前達にダッジ元帥は扱いこなせない。宝の持ち腐れだから引き取ってやった」と言われたと思ったからだ。

 だが、怒りをぶつけられているアイザックはいたって冷静だった。


「話を聞いていただければ、ご理解いただけるかと思います。しばしの間、私の話にお付き合いください」


 そう言うと、アイザックはゲイリーに視線を向ける。


「ビュイック侯から預かってきた用件は、私への釈明と伺っておりますが間違いはないでしょうか?」

「その通りです。けしてエンフィールド公を侮ったりしたわけではないという事を、誤解のないようしっかりと説明するようにとの指示を受けております」

「そうですか。遠くからお越しいただいておいて申し訳ないのですが、その必要はありません。あれはビュイック侯を困らせるための言い掛かりでしたので」

「なんですと!」


 ゲイリーが目を見開いて驚く。

 それは一時的なものではなかった。

 アイザックが「ロックウェル王国内でのビュイック侯爵の立場を悪くするためのものだった」と説明している間、彼はずっと目と口を開いて驚き続けた。


 いや、彼だけではない。

 この場にいた者達全員が、それぞれの驚き方を見せていた。

 リード王国側の人間の方が「それを話してしまってもいいのか?」と驚いていた。


「新しく宰相に就任されたビュイック侯の信用が失墜すれば改革の動きも鈍る。改革に手間取っている間は、ファーティル王国は平和であり、リード王国も援軍を送らずに済む。ロックウェル王国にとってはともかく、リード王国にとっては良い手段だと思ったのです。口先一つで時間を稼げますからね」


 シルヴェスター達は何かを言おうとしているが、口がパクパクと動くだけだった。

 怒りのあまり言葉が出てこないのだろう。

 ちょうどいいので、邪魔される前にアイザックはこのまま話を進めようとする。


「私はそれがリード王国の貴族として正しい行動だと思いました。ですが祖父のウェルロッド侯と父のサンダース子爵に怒られたのです。『そのような行いは成人してからやればいい。まだ若いうちは貴族としてではなく、人として正しいと思う行いをしろ』とね」


 話の流れが変わった事で、皆の視線がモーガンとランドルフに向けられる。

 当然、そのように叱られた事などない。

 これはエリアスの無茶な頼みを叶えるための創作だった。 

 前もって相談されているので、二人に動揺はなかった。


「フェリクスの件はどうあれ、ビュイック侯はリード王国との関係を改善しようと行動していた。戦時ならばともかく、平時に仕掛けるような事ではない。そう厳しく叱られました。私はその意見が正しいと思い、ビュイック侯にお詫びする代わりに改革をサポートしようと思ったのです。それが元指揮官達の勧誘でした」

「ダッジ元帥の引き抜きが、なぜ我が国のためになるというのだ?」

「フェリクスがダッジ()元帥を連れてくるとは思いませんでした。私が命じたのは、部隊指揮官クラスの引き抜きであって、高官には手出ししないようにと申し付けておりました。ですので、ダッジ前元帥の勧誘に関しては完全なる誤算でした。では、なぜ勧誘したのかというと……」


「ダッジが元帥の時に引き抜かれた」と「元帥を辞してから誘った」とでは大違いである。

「前元帥」というところを強調するのを忘れない。


「説明のために、数名兵士を部屋の中に入れます。武器は持っていませんのでご安心ください」


 アイザックの言葉に合わせて、近衛騎士がドアを開く。

 部屋の中に、三名の一般兵が入ってきた。

 誰もが緊張しながらも、体を震わせる事なく背筋の通った直立不動の姿勢で壁際に立った。


 シルヴェスター達は「何をするつもりだ?」と怪訝な表情で事態を見守っていた。

 彼らに襲われるとは考えていない。

 ロックウェル王国側も、精鋭の近衛騎士を引き連れているからだ。


「兵士諸君、君達にとっての上官とは誰かな?」

「フィッツジェラルド元帥です!」


 三名の兵士が声を揃えて答える。

 思っていた答えとは違ったので、これにはアイザックも苦笑してしまう。


「聞き方が悪かったね。制度上の最も最上位の上官ではなくて、上官は誰かと聞かれて最初に思い浮かぶ人物は誰かな?」


 アイザックに聞き直されて、今度は兵士達に動揺が見られた。

 体は動かさずに、目だけで彼らは語り合う。

 そして、代表で一人が答える。


「隊長であります」

「それは普段から君達に接しているからだね?」

「その通りであります」

「戦えと命じられたら命を懸けて戦うかな?」

「もちろんであります!」

「ありがとう。君達のおかげでロックウェル王国との外交問題が穏便に収められそうだ。下がってくれていいよ」

「はっ! ……失礼いたします」


 ――なぜこの問いかけで外交問題の解決に繋がるのか?


 兵士達は疑問に思ったが、一兵士が尋ねるわけにもいかないので黙って部屋を出ていく。

 彼らは部屋を出ていってから、同僚と共に首をかしげていた。


「さて、ここで重要になるのが『兵士達が誰を上官だと思っているか』という点です。元帥や将軍といった方々も上官ではありますが、上官と言われて彼らが最初に思い浮かぶのは自分達を直接率いる隊長です。私も『上に立つ者は誰だ?』と聞かれれば、陛下や宰相閣下を思い浮かべるよりも先に、父や祖父を先に思い浮かべるでしょう。頂点に立つ者より、どうしても身近な人物を思い浮かべてしまうものです」


 アイザックは冗談交じりに自分の事に置き換えて話すが、周囲の者は誰も反応しない。

 皆が「そんな事はいいから先を話せ」という視線を向ける。


「ビュイック侯の『平民を豊かにする事で国力を増す』という考えは素晴らしい。きっと五年後や十年後には成果が出始めると私は信じています。後世の人々は、きっと誰もが正しかったと認めてくれるでしょう。……では、今を生きる者にとってはどうでしょうか? 成果が出るかどうかは今の段階ではわかりません。そんな先行きが不透明な時期に、職を失う者達はどう思うでしょうか?」

「それは……、国のためだ。耐えてくれるだろう」


 シルヴェスター達は、ビュイック侯爵の政策における穴に気付いた。

 そして、これからアイザックが何を言おうとしているのかにも。


「無理でしょうね。貴族の指揮官で解雇された者はいないとフェリクスから聞いております。平民のための改革と謳いながら、平民の指揮官ばかりを解雇した。ビュイック侯の――ロックウェル王国の言う事を信じられるでしょうか? 彼らの中から一人でも『王家は平民のためと言いながら、貴族ばかりを優遇する。奴らの言う事は嘘だ。武器を取れ。あの卑怯者共に思い知らせてやる』と兵士達を扇動する者が現れたらどうなります?」


 どうなるかは言うまでもない。

 農民や鉱夫を中心とした平民の蜂起ですら鎮圧に手間取っていたのだ。

 軍人が武装蜂起すれば、鎮圧にはもっと手間取るだろう。

 しかも、仲間に同情した者達が寝返ったり、鎮圧の命令に従わないとも言い切れない。

 混乱の規模は考えたくもないものになるはずだ。


「ビュイック侯の政策転換は、ロックウェル王国の未来に必要なもの。貴族からも相当な非難もあったでしょうが、それを実行した事を高く評価しています。ですが、未来を見過ぎて今を見ていない。そこでビュイック侯への謝罪として、争乱の火種をウェルロッド侯爵家で引き取る事にしたのです。兵士達をまとめる者がいなければ、大きな混乱にはなりません。ですから、フェリクスに解雇された部隊指揮官を勧誘しろと命じて送り出したのです」


 ――アイザックはロックウェル王国の内乱の火種を消そうとしていた。


 予想を超えた返答に、シルヴェスター達は息を吞む。

 事前に話を聞いていたエリアスも「そうだったのか」と信じてしまいそうになるほど、アイザックの話を聞き入っていた。


「な、ならばダッジ元帥を引き抜いたのはどういう事だ? 軍をまとめる者がいなくなっては混乱が起きる。それでは本末転倒ではないか」


 シルヴェスターの疑問はもっともなものだった。

 しかしアイザックは、この件に関してダッジとも口裏合わせをしていた。


「私が軍を辞したのは、軍縮に対する抗議のため。そして、エンフィールド公に仕えようと思ったのは、ロックウェル王国のためでした」

「なぜだ! なぜ国を去るのが我が国のためになるというのだ?」


 ダッジ本人が「ロックウェル王国を去ったのは国のため」と語る。

 当然、シルヴェスターはその理由を求めた。


「『元帥が国を去るのならば、我らも他国に仕えてもいいのではないか?』と解雇された者達に思わせるためです。剣を交えた相手であるリード王国に仕官するのに心理的抵抗を持つ者も多かった。彼らが国外に出やすくするためにも、まずは私が国を出ると意思表示する必要があると思ったのです」


 ダッジの説明は「不穏分子を国外に出すため」というもの。

 これもアイザックが創作したものだった。

 彼がアイザックの口裏合わせを快く了承したのは「金のため」という理由よりも面子が保たれるからだった。

 道中、シルヴェスターからの詰問に口をつぐんでいたのが功を奏した。

 本当の事を知られていなかったため、こうして本当の理由(・・・・・)を話す事ができたのだ。


「ダッジ前元帥の決断は想定外ではあったものの、私も一定の評価をしています。これから先ロックウェル王家に不満を持つ者が現れても、反乱を起こそうと考える前に国外へ出ようと考えるでしょう。誰もが急激な改革に付いていけるわけではありません。大きな変革であればあるほど、不利益を被る者達の不満も大きなものとなります。国内の反乱を未然に防ぐためには、ダッジ前元帥が取った方法も有効な手段でした」


 アイザックもダッジを支援する。

 ただし、無条件ではない。


「ですが指揮官クラスならばともかく、元帥クラスの方に事前の連絡もなしに動かれたのは困りましたね。辞任には軍縮に対する抗議の意味があったそうですが……。あのタイミングでは、私がロックウェル王国への嫌がらせで引き抜いたかのように思われてしまいます。ビュイック侯への謝罪のためにやったのに、ロックウェル王国の方々をむやみやたらに動揺させてしまっては意味がない。その点については、もう少し地に足のついた行動をしていただきたかったなと残念に思っています」


 苦笑を浮かべながら、アイザックは肩をすくめる。

 ダッジに関しては本当に想定外だったので、アイザックの「本当に困っています」という態度が真実味を生み、それがシルヴェスター達に説得力を感じさせていた。


「し、しかし……。それが本当ならば、陛下にくらいは知らせてくれてもよかったのではないか?」

「それはできません。まだ成人すらしていない他国の若者。それも私が『貴国の政策には穴がある』と指摘して、大人しく聞き入れる事ができましたでしょうか?」

「それは……」


 アイザックに指摘され、シルヴェスターは口籠る。 

 きっと無理だったからだ。

 今回の改革は国の命運をかけたもの。

 それを他国の者に口出しされたくはない。


 ――特にアイザックには。


 その力量は認めているものの、信用できるかどうかは別問題である。

 アイザックの進言には裏があると思って聞き入れなかったはずだ。

 言葉に裏があるのが、ウェルロッド侯爵家の人間の常。

 歴代最強と言われるアイザックの言葉など、到底信じられなかっただろう。

 今もどこまで信じていいのか混乱させられているくらいだ。


「それならば、ビュイック侯にだけでも知らせる事はできなかったのですか?」


 ゲイリーは「父にだけでも教えてくれていれば、こんな事にはしなかった」と残念そうな顔をしていた。


「それは最も取ってはいけない行動ですね。先に知らせていれば、ビュイック侯は勧誘の共犯者になってしまいます。それでは私の行動が露見した時にビュイック侯の立場が悪くなるでしょう。これはあくまでも私個人が勝手に謝罪として取った行動でなければならなかったのです。本来ならば『解雇した指揮官を雇われて迷惑だな』と思われる程度で済んでいたはずでしたし」


 アイザックの言葉にも一理ある。

「謝罪のために勝手にやった事だ」というのが本当であれば、ビュイック侯爵を巻き込むのは愚策である。

 今回のように問題が表に出てしまえば、彼も共犯者として糾弾されてしまう。

 それではただの嫌がらせに過ぎず、謝罪にはならない。


 ――だから、知らせなかった。


 そう言われてしまえば、苦情や文句といった程度の言葉は思い浮かぶが、正当な反論は思い浮かばなかった。


「シルヴェスター殿下。フェリクスもダッジ前元帥も、家督は息子に譲っております。彼らだけではなく、他の貴族出身の者達も家族はロックウェル王国に残したまま。心は今でもロックウェル王国に忠誠を誓ったままなのです。裏切り者として後ろ指を指される覚悟で国を出てきた。私は信じられないでしょうが、彼らの覚悟を信じてあげてください。どうか彼らの自己犠牲の精神を無駄にしないでいただきく存じます」


 アイザックは最後の一押しをした。

 彼らは国元に家族を残している。

 それは、ロックウェル王国を裏切れば家族を殺されるという事だ。

 人質を残している以上、深刻なダメージを与える裏切りはできない。

 例えアイザックの言葉を信じられなくとも、フェリクス達の行動は信じられるものだった。


「……リード王国でのダッジ元帥の扱いはどうなる?」


 シルヴェスターは身を震わせながら言った。

 ダッジを連れ戻すのが難しくなったので、あとは撤退戦である。

 せめて面子を保てる状況にはしておきたいところだった。


「私の家庭教師、というのが妥当かと思われます。私の配下になったのでは貴国への影響が大きなものになりますので。私の貴族年金の半分を俸禄とし、軍学の師として滞在していただくつもりです。期間は数年程度を考えています」

「その期間の理由は?」

「ロックウェル王国の情勢次第ですが、いつかはお帰り願うつもりです。他の指揮官達と共に」


 アイザックはシルヴェスターを安心させるように笑顔を見せる。


「また軍を以前の規模に戻せる時がくれば、経験豊富な指揮官が必要となるでしょう。その時まで大切に火種を残しておきます。争乱の火種ではなく、ロックウェル王国の護り火として送り返せるように」


 ロックウェル王国側の面々は口を固く閉ざす。

 どう反応すればいいのかわからなくなってしまったからだ。

 まだ抗議はできる。

 だが「本当に抗議をしてしまっていいのだろうか?」という思いが強くなってきている。

 どのような答えであっても、今すぐこの場で判断を下すのはまずい。

 どうするか考える時間を必要としていた。


 ――予想もしなかった話を畳みかける事によって、思考を停止に追い込む。


 これはアイザックの狙い通りだった。

 だが、この状況でロックウェル王国の外務大臣が動く。


「そういえば陛下。まもなくジェイソン殿下の卒業式だとか」

「うむ」

「我らも当日は祝いの言葉をお伝えしたいのですがよろしいでしょうか?」


 突然、話の内容が大きく変わった。

 エリアスも「どういう事だ?」と思っていたが、彼がすぐに何を言いたいのかを察した。


「もちろんだ。すでに友好国から祝いの使者が到着している。貴国からもギャレット陛下の名代として、シルヴェスター殿下が顔を出してくれるのであればありがたい」

「ありがとうございます! 当日は心より祝わせていただきます!」


(おい、なにしてくれてんだ!)


 アイザックは、ロックウェル王国の介入を阻止するという目的をエリアスに潰されてしまった。

 卒業式でジェイソンの醜態を見れば「チャンス」だと思われかねない。

 さっさと国に帰ってくれなければ困るのだ。

 だが「ビュイック侯爵のため、ロックウェル王国のため」と言ってしまった口で「ダメだ」とは言えなかった。


 ――ロックウェル王国の使節団はジェイソンの卒業祝いのためにやってきた。


 この名分があるとないとでは大違いである。

 アイザックの話を聞いた今となっては、ダッジを強引に連れ帰るわけにはいかなくなってしまった。

 とはいえ一度国に戻って相談するにしても、手ぶらで帰っては「お前はなにをしに行ったんだ?」と思われてしまう。


 そしてそれはロックウェル王国国内の問題ではない。

 王都にいる他国の者達も「あいつらはなにをしにきていたんだ?」と疑問に思うだろう。

 その時「抗議にきたものの、ダッジを取り返す事ができずにすごすごと帰っていった」という事実が耳に入れば、周辺各国から笑いものになってしまう。

 ロックウェル王国の面子のため、シルヴェスターの面子のためにも、友好の使者としての実績くらいは残しておきたいところだった。


 その考えをエリアスは見抜いた。

 だから快く受け入れたのだ。

 それが賢王として正しい態度だと信じて。


「エンフィールド公の話を聞いて驚かれている事だろう。卒業式までは一週間ある。とりあえず、それまで考える時間はある。ダッジ殿を交えて話すもよし。エンフィールド公と語り合うもよし。事が事だけに、この場の話だけで決めるという必要もなかろう」


 エリアスは、シルヴェスターに優しい言葉をかける。


「……かたじけない」


 シルヴェスターは目元に手をやり、こぼれ落ちそうな悔し涙を耐えようとする。

 これは一人相撲を取ってしまった事に対する悔しさではない。


 立場が逆であれば、きっとシルヴェスターはリード王国を食い物にしようと有利な交易条件を引き出そうとしたはずだ。

 だが、エリアスはしなかった。

 そのエリアスの器の大きさに負けたと感じた。

 なのに、彼の器との差があまりにも大きく、負けた事に悔しさを感じなかった。

 それが王族として、一人の男として、たまらなく悔しかった。

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― 新着の感想 ―
後一週間……………。 それが運命の日……………になるのか!? 今現在でも後400話近くあるのに!
[良い点] なんか難しい話もちゃんと作られててすごいです…(唖然) [一言] アイザックの策士感とパメラの為には手段を選ばない感じが大好きです!
[一言] >国のためだ。耐えてくれるだろう トップが言ったらダメな言葉です。 もし言うなら、まず自分たちがもっとひどい状況で耐えるべきです。 そうでないと反乱待ったなしかと。
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