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77話:集合

あとがきにて少しお知らせ、及び感想の返事があります。

「愁さん久しぶりですね」


「お久しぶりです、美香さん。聡さんはまだなんですね」


「もうそろそろ来ると思うわ」


 愁の次に天界へとやって来たのは美香であった。彼女は聡の妻であった。そんな美香がやって来てから5分もすると聡もやって来た。


「聡さん、お久しぶりです」


「あぁ、愁さんか。久しぶり」


 簡単な挨拶をした3人はしばらくお互いの生活状況について雑談をし始めた。そんな雑談を初めて10分しないうちに智也と晴香もやって来た。


「皆集まったようだな」


「1年ぶり~。神は半年前に会っていたみたいだけど~」


 神と女神が5人に話しかけてくる。女神は神が半年前に会っていたことに対して少し不満なようだ。


「皆、転移後の生活はどうだ?」


 神のその問いに対して一人ずつ答えていく。


「迷宮を晴香と探索しているけど中々進まないです」


「奥の方になってくると力不足感を感じます」


「俺と美香の方は進み具合は悪くないけど、聡さん達と同じようにそろそろ力不足感を感じました」


「お金が・・・」


 上から智也、晴香、聡、美香の順番で答えた。


(なんやかんやでみんな苦労してるんだなー・・・余裕でのんびりしてるのってまさか俺だけとか?)


「俺は普通です。至って平和な暮らしをしています」


「ふむ、皆迷宮にはしっかりと潜っているようだな。勤勉な皆に対して今回は報酬を与えようと思う。しかし普通に決めても面白くないからな、報酬はダーツで決めようと思う」


 そう言って神はパチンッと指で音を鳴らすとダーツ台が出て来た。書かれている項目は全部で10個存在した。


1:身体能力を1段階あげる

2:保持魔力量を1段階あげる

3:両方とも1段階あげる

4:天界の住人100人に聞いてみた『欲しいスキルは?』で1位に輝いたスキルをプレゼント(すでに所持済みの場合2位、3位と変わっていきます)

5:好きなスキル1つプレゼント

6:好きなスキル3つプレゼント

7:報酬はプライスレス

8:女神の加護をプレゼント

9:閃貨1枚プレゼント

10:たわし


「「「「「7番どういう事ですか!?」」」」」


 智也、晴香、聡、美香、愁の声が重なった。


「えっとね~、わかりやすく言えば~報酬が無いって事かな~」


「「「「「10番って東京フレン〇パークのパクリ!?懐かしいな!」」」」」


「良くわかったわね~、あれ私好きなの~」


「天界でも地球のテレビ番組見れるんですか・・・」


 智也が尋ねる。


「ふっ、まさか・・・天界から地上界にあるテレビを盗み見るんだよ」


「やり方まどろっこしいな!?・・・って事は、神からすると地上界の着替え覗き放題って事なんじゃ・・・?」


「神~、覗きなんてしてないわよね~?」


 智也の発言を聞いて女神の背中にどす黒いオーラが漏れる。


「ふっ、女神よ、愚問だな。俺がお前以外の女の神に興味関心を持つと思っていたのか?」


「だよね~、まさかとは思ったんだよ~?でも直接聞けてうれしいな~、ね~?フレイヤ(・・・・)の事なんて興味なかったのよね~?」


 女神の言葉に神は顔いっぱいに冷や汗をかく。どうやら神は浮気をした模様だ。


「ま、待つのだ、女神よ。俺がおm「覚悟を決めてね~?」・・・グフッ」


 女神は神の腹にストレートを放った。クリティカルヒットしたのか、神は床でピクピクなっている。


 仮説を話した時の神とは大違いだ。


「さて~、報酬決めるよ~」


 こうして愁、智也、晴香、聡、美香は順番にダーツを行った。


愁:1

智也:4

晴香:7

聡:10

美香:9


 結果としては上記のようになった。7番に刺さった瞬間、晴香は地面に項垂れた。そして聡は女神の手からたわしを受け取った。その光景はギャグ以外の何物でもなかった・・・


 智也さんは女神からスキルを貰った。詳細を聞くと『光の矢』と言うスキルのようだ。魔力で光の矢をつくって放つのかな?そんな事を愁は考えていた。美香は女神から閃貨1枚を貰っていた。これでお金に関する問題は解決だね!愁の身体能力は1段階高い物へとなった。ちなみにすでに適用されてステータスも修正されるらしい。と言うわけで愁は自らのステータスを見た。


名前:久鳳院 愁

年齢:18歳

種族:人族 男

レベル:75

HP:8000

MP:8000

STR:7900

INT:7900

SPD:7900

LUC:15600

ギフトスキル>

・スキルアブソープション

・天運

・スキルフュージョン

・スキルトランスファー

・隠秘

・詠唱破棄

・アイテムボックス

・ボックス

・ダークヘルフレア

・ファントムミスト

・風化

・リザレクション

・リザイア

・恐怖の邪眼

・見切り

・生活魔法Ⅴ

・複製

・ワープ

・加速Ⅴ

・状態異常耐性Ⅴ

・魔法耐性Ⅴ

・武神

・モンスターテイム

・メテオレイン

・クリスタロス

・スターダストストリーク

・エレイル・セロ

・完全解析

・時魔法Ⅴ

・邪炎魔法剣創造

・結界

・クイックチェンジ

・ダイアモンドダスト

・飛翔

・眷族召喚魔法

・森羅万象

・リミットブレイク

・鬼気

スキル>

・言語能力Ⅴ

・爪術Ⅴ

・剣術Ⅴ

・格闘術Ⅳ

・皮膚硬化Ⅲ

・身体強化Ⅳ


(うーわー・・・完全にこれを見られたみんなに言われるよ・・・『人間卒業おめでとうございます』って)


「んじゃ~また1年後に会おうね~。あ~、それと愁さ~ん、君は残っててね~お話があるから~」


 こうして愁は残ることが確定した。仮説に関する話であることは確かなようだ・・・。あーめんどくさい。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


昨日は投稿できず申し訳ないですorz


次回は本日中、もしくは月曜日の夜になると思います。


明日と明後日は友達の家に遊びに行く予定なので更新できない可能性が高いです。



以下お知らせです。


前回の76話に関して、内容が薄い!や仮説への持って行き方に少々無理がある!と言う意見を頂いたので、しばし考えた後に76話は訂正を行います。


以上お知らせでした。そしてさらにこの下は感想の御返事になります。


愁の頭の良さだと主人公のアホな行動がかみ合っていないという意見を頂きました。


頭が良い=知識が豊富and応用力が効く


と言うのが作者個人の頭の良さに関するイメージです。主人公の頭の良さは所詮知識の分野における内容だけです。論理的思考や知識に関することに関して言えば愁は問題なくその頭の良さを発揮します。しかし行動に関して言えば愁の頭の良さは全くと言って良い程発揮していません。こんな状態でも頭が良いと言えるのか?作者個人の意見になりますが、そんな愁でも頭が良い事には変わりがないと思います。


現代を例に挙げて言うと、テストの出来は常に学年一位、しかし行動が問題児と言う人がいたとします。周りの人は何と思うでしょう?頭の良い問題児と言う意見が多分1番多いと思います。頭が良かったら問題行動を起こさないのでは?と言う疑問があるかもしれません。しかしその疑問が存在するのであれば、頭が良いから問題行動を起こすのでは?と言う疑問も同時に生じます。


非常に簡単にまとめると・・・頭の良さにも様々な種類があって一概に全員がアホではないとは言い切れないという事です。


なんだか無理やり感がありますが、質問の答えにはなったんじゃないかなーっと思います。

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