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70話:休日と準備

63話を本日編集しました。そしてこれから細かいミス等を改訂する予定です。

 ルナの提案から乱kピーーー(副音声が入りました)を行った愁とハクとルナとフィアと華奈。愁が目を覚ますが動けないでいた。


 ちなみに華奈は最初「有り得ない!」や「いやだあああ」と叫んでいたがいざ始まると「愁~、もっとお願い?」や「ひゃぁ、らめぇ」と言った様にする前とのビフォーアフターがとんでもないことになっていた。そしてルナにはとんでもなく驚かされた。何がって?俺がフィアとやっている最中にハクを捕まえて女同士でr『キキリッキー(窓の側にいた鳥が大声で鳴きました)』しだすんだもん。それを見ていた華奈は顔を真っ赤にしててある意味可愛らしかったけど。


 さて昨晩事はこの辺にして愁は皆を起こした。するとフィアはお腹の辺りをさすっていた。まだ痛いんだろうか?華奈は子供が出来る可能性があるため中にはしていない。うん、華奈途中からスイッチ入ってたからなー・・・なんだか可哀想に感じたよ。


 そして朝食を作って食べて出掛けようとするとドアに紙が挟まっていることに気が付く。書かれていたのは


『明日開墾申請に関する謁見を行います。国王陛下たっての希望で明日は国王陛下の下へと行くので覚悟を決めておいてください』


 ・・・あれ?あの国王様何やってくれてるんだろう?まぁ良いか。


「ハク、ルナ、フィア、華奈。俺明日開墾に関することで王宮に行くから今日と明日は自由にしていいよ。俗にいう休日ってやつだね。俺は今日はダンジョンに行ってスキル集めて新しいスキル作るけどみんなはどうする?」


「私は日常品や開墾期間中で使うであろうものを買いに行こうかと思います」


「私はフィアさんのギルドのランク上げを手伝おうと思います」


「ボクはルナさんと一緒に依頼をこなしてきます」


「私は教会に行ってくる」


 上からハク、ルナ、フィア、華奈の順である。華奈、よっぽど昨日の事を引きずっているのかな?


「わかった。とりあえずハクには小金貨5枚、ルナとフィアには小金貨4枚、華奈は必要な額がわかったら教えてくれ」


 そう言って愁はハクに小金貨5枚、ルナに小金貨4枚を渡した。


「んじゃ各々行動開始ねー」


 そう言って愁達は各自自分のしたい事をし始めた。



―――…――…――-


 愁はあることを考えていた。土地を開墾するが、はっきり言って非常に時間がかかる。それをどのようにしようかを考えていた。愁の中ではスキルフュージョンで新しく整地向きの魔法を作成しようと考えていた。つまりダンジョンのゴブリンをスキル奪ってやっつけてスキルを合成。これが愁の今日の主な行動である。ギルドへと行きダンジョンの許可証を貰おうとする。いつものようにリムの居る受付で。


「シュウさん、一体どうされたんですか?」


「ん?リムさんどうしてそんなこと聞くの?」


「だってハクさんが一緒にいないじゃないですか」


 あー、リムが言おうとしていたことがなんとなくわかった愁であった。確かにいつもそばにいるハクがいないのはリムからしたら変わったことだ。


「今日と明日は休日で各々好き勝手行動してるんだよ。フィアとルナはここに来るみたいだから来た時は対応してくれると助かります」


「わかりました。それと此方が迷宮の許可証です」


 そう言ってリムは愁に許可証を渡した。


「それでは御気をつけて下さい」


 リムに言われて愁は迷宮へとワープで向かった。



―――…――…――-


 迷宮の第1層を指定して入る愁。そして完全解析を使い第1層の中を確認する。するとお目当ての魔法関連のスキルを持つゴブリンが8体いた。そしてワーピングドラゴンが1体。計9体を発見した愁は手短にいたゴブリンメイジに向かった。そのゴブリンメイジはゴブリンと2人1組で動いていた。愁は早速ゴブリンメイジの持つ『闇魔法Ⅰ』を奪った。その後は戦闘と呼ぶには値しないであろう蹂躙が始まった。今回愁は良い機会という事でグレイブさん達に作ってもらった槍、闇魔槍レークスハスタを使っている。闇の魔石を使用しているため、攻撃を喰らった対象に対して損失の効果を与える。損失の詳しい効果としてはその部分を元からなかったことに出来る。つまりは治癒魔法を使おうが治す事は出来ない。そのため貫かれたものは文句なしに死が訪れる。そして使っている素材は邪龍の棘。貫けぬものはないと言っても過言ではない。つまりレークスハスタは相手からすると死を運ぶ槍と言っても過言ではない。


 そして同じようにして『風魔法Ⅰ』、『土魔法Ⅰ』を奪った。そして闇、風、土魔法を合成して『腐食』のギフトスキルを作り上げた。


 腐食。指定された範囲内における決められた対象を腐敗させるスキルである。これを使う事により草木や魔物を瞬時に片付けて地面に変えることが出来る。また腐敗なので魔物や草木の持っていた養分や魔素は地面に流れるため良質な肥料を作成することが出来る。至れり尽くせりな整地向きのスキルと言っても過言ではない。本来の主な用途としては腐食による対象の事故死を偽装したり、建物や城壁の破壊等に用いる事も出来る。


 出だし好調な愁が次に見つけたのはワーピングドラゴンであった。


名前:ワーピングアクアドラゴン ♀

レベル:17

スキル:加速Ⅴ・ワープ・水魔法Ⅴ・爪術Ⅴ・状態異常耐性Ⅴ・魔法耐性Ⅴ・探知Ⅴ


 鑑定を行ってスキルを奪った後に合掌して愁は言った。


「いただきま~す」

最後まで読んで頂きありがとうございます!


次回は早くても明日になります。楽しみにしていただけると有難いです。

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