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54話:ゴブリンの巣の破壊と言う名の自然破壊

まずは51話における違和感に関してですが、まず奴隷契約の証をリザレクションで消した後に御礼の言葉を挿みました。そして最後の涙を浮かべながら走って行く際に愁の秘密を暴くんだという目標が生じたと意味合いの言葉を入れました。なんとなく形としては作者自身としては悪くない形になったんじゃないかな?と思える出来にはなりました。


そしてウェザー・リポート?と言う御感想を頂きました。最初個人的には天気予報か何かなのか?と思いましたがそれらしい単語は作中に登場していなかったためググってみるとどうやらジョ〇ョに出てくるスタンド(?)の能力に酷似していたみたいですね。作者自身としてのエアロブレイクの元ネタは以前募集した対人スキルのアイディアの中から採用したため元ネタに関して言えば『読者の意見』と言う事になります。


そして同じようにエアロブレイクに関する感想で空気がなくなってしまえば気圧もなくなるのでミイラ化するのでは?と言う指摘を頂きました。指摘を考慮してエアロブレイクに関して下記のように修正しました。


炎魔法+広域化→炎魔法+広域化+グラビティープレス

エアロブレイク→エレイル・セロ(スペイン語で空気と0を意味します。)


範囲内の空気と気圧、重力を自由にコントロールできるスキルに変更。

そのためスキルの効果も少し変更しました。



魔法スキルに関して様々な特性を秘めた魔法スキルを合成すると何故ヘルフレアの様な固定的な魔法になるのか?と言う意見を頂きました。感想内でも述べられていたように、普通に考えれば・・・


炎魔法+光魔法→聖炎魔法

水魔法+風魔法→雷魔法


と言った様な特殊な属性になると思われます。しかしながら作者の中で合成しても名前が思い浮かばない組み合わせが存在しました。


闇魔法+土魔法→・・・?

炎魔法+土魔法→溶岩?隕石?って魔法じゃなくね?

光魔法+風魔法→治癒魔法・・・?


上記のような組み合わせるのが不可能じゃね?と思える組み合わせが存在したため、最初に思い浮かんだ特殊属性に関する案を自分の中で却下しました。そして次に浮かんだ固定魔法に関する案であれば全ての属性に関する組み合わせが可能だと思い特殊属性の魔法ではなく固定魔法が出来上がる作中の仕組みになりました。

作中のスキル融合に関しては炎魔法を融合しているのではなく、炎を操る能力を融合していると考えて頂ければ有難いです。



ストーカーはしつこいよ!と言う御感想を頂きました。これに関して言えば・・・今後の本編で出てくる予定ですので楽しみにしていただけると有難いです。予想外な方向に行けるように頑張ります(笑)


そして作品を数多くの方が楽しんでいる様子で、趣味と気分で作品を書いている自分としてはなんだか非常に嬉しい気分になります。これからも出来る限り毎日更新して行こうと思っているので楽しんで頂けると書いている側としても非常に嬉しいです。


最後になりますが・・・テ〇ーにてはぐれメ〇ル殺すのに最近疲れを感じ始めました(笑)しかしめげずに今日もは〇れメタルを殺してきます(笑)

 リムとのストーカー騒ぎ(?)が終わった後に愁は以前ゴブリンロードを倒した場所へとワープした。するとそこにはゴブリンがいた。


 うん。ゴブリンがいたんだよ。どうやってこの短い期間で?って思えるほどゴブリンがいたよ。何体いたのかって?ざっと50体程目測でいたよ。


 ・・・これはやるしかない。愁はそう実感した。


「ハク、ルナ、今から俺実験行うわ」


 そう言って愁はあるスキルの実験を行う。今まで使おうか悩んでいたスキルである。


 リザイア。愁はそう念じて範囲を目の前にいる全てのゴブリンが魔法の範囲に入るように範囲を指定した。すると範囲内の上空に1つの光の球体が現れた。その球体からいくつもの光線が放たれた。その光線は全てのゴブリンに直撃する。その直撃によりゴブリン達は絶命した。そして残った1つの光の球体は愁の下へとやって来て手から体の中へと入って行った。愁は消費した魔力以上の量の魔力と体力、精神力を回復した。実験してわかったことだが、リザイアさえ使い続ければほぼ毎日戦闘を繰り返しても理論上では問題ない。


「なかなか使えるスキルだけど威力が・・・」


「御主人様、一体あなたは何を求めているんですか?世界破壊ですか?」


「シュウさん~、聖獣殺しでもされるんですかー?」


(ねぇ、なんでこの子たちは俺が人間であることを否定したがっているんだ?)


「・・・」


 愁はハクとルナの物言いに反論できず地面に項垂れる。やはり今日は愁にとって残念な1日であったと改めて思わせた。


 さて、そんな感じで傍から見るとコントにしか見えないやり取りをやっているとついに出て来た。何が出て来たかって?そりゃーゴブリンの巣の親玉ですよ。ちなみに愁は完全解析を使って鑑定してみる事にした。


名前:ゴブリンキング ♂

レベル:72

ギフトスキル>

・結界

・時魔法Ⅴ

・魔法剣創造

スキル>

・剣術Ⅳ


 ・・・あるぇー?巣の主ゴブリンロードじゃなかったっけ?


「ハク~、ゴブリンキングって俺の間違えじゃなければゴブリンロードの上位個体?」


「・・・ですね。ゴブリン種の中で2番目に位が高い種族ですね」


「へぇ~・・・ちなみにゴブリンキングってモンスターランクは?」


「Sですね。ゴブリンキングは個体によって違うギフトスキルを2つづつ所持しております。そして剣を作り出すギフトスキルの計3つのギフトスキルを所持しているのが特徴ですね」


 うん、わかりやすい解説をありがとう!


「って・・・確実にランクと報酬と依頼が釣り合ってないじゃん!」


 急に叫びだす愁。それに完全に同意を示すルナとハク。


「なんか考えたらイライラしてきたからさっさとやっちゃうよ!」


 愁はそう言うと頭の中でスターダストストリークと念じた。するとゴブリンキングの周りに5つの星屑が生成される。そして星屑はゴブリンキングの周りを高速回転しだした。それを見ているゴブリンキングは自分の辺りを高速回転する星屑に目を奪われて動けないでいる。その間愁はスキルトランスファーを使いハクに魔法剣創造のスキルを渡したのちに剣術以外の全てのスキルをスキルアブソープションで奪った。


「さてと準備が出来たからストレス解消に付き合ってもらうよー!」


 愁はそう言うとゴブリンキングを中心として1辺10mの立方体の結界を作成した。その後高速回転する星屑からゴブリンキング向けて1つの星屑から秒間5発、0.2秒に1発の速度でレーザー光線を放った。レーザー光線を放ってすぐにゴブリンキングの足元で変化が起きた。わかりやすく言うと爆発したのであった。突如足元で爆発が起きればゴブリンキングも足を取られて地面に倒れる。そこにも問答無用でレーザー光線が撃ち込まれる。


 傍から見ると結界の中は最初の爆発で土煙が舞っているが、しっかりと爆音が響き続けている。どこからどう見てもオーバーキルで、見ている者がいたとしたら確実にゴブリンキングの方を可哀想に思ってしまうだろう。


 そんな残虐なオーバーキル行為を10秒ほど、つまり250回のレーザー光線の発射をゴブリンキングに向けて行ったのであった。ちなみにゴブリンキングを殺そうと思えば1発ですらオーバーキルである。結界の中は巨大なクレーターが見事に完成していた。


(いやー、良いストレス解消だった!)


 清々しい表情を浮かべながらそんな事を考える愁。それは傍から見ると清々しい表情でゴブリンキングを蹂躙しているように見える。当然ハクもルナも完全に怯えている。


「あれ?ハク、ルナ、どうしたの?」


 清々しい顔のまま愁はハクとルナに尋ねる。すると今までにない速度で返事が返ってきた。


「「なんでもありません!」」


「そ、そうか」


 愁はそう言うとドロップアイテムの回収に向かった。あれだけの爆発と攻撃を繰り返しながらもしっかりとドロップアイテムが残っていた。ある意味最強なのはドロップアイテムなのかもしれない・・・。


「ゴブリンキングの秘薬Ⅲ?」


 愁の完全解析による鑑定の結果はそう出た。


「秘薬Ⅲ!?」


 ハクの表情が明らかに変わる。どうしたのかな?と思いさらに詳細な鑑定を行った。


名前:ゴブリンキングの秘薬Ⅲ


ゴブリンキングが落とす3種類の秘薬の1種類。

この秘薬はあらゆる種族同士の行為でも飲めば子

供を授かる事の出来る秘薬である。


「・・・これって簡単に言えばハクがこれを飲んで俺と夜伽をすればハクに子供が出来るって事?」


「そうですね・・・///」


 顔を真っ赤にしながら答えるハク。だからなんなのこの可愛い生き物は!

最後まで読んで頂きありがとうございます!


次回は明日には投稿する予定です!

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