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無能と呼ばれた俺、4つの力を得る  作者: 松村道彦
第3章:命を懸けなければ
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伝説の武具紹介1

明日から新章始まります(´ω`)


 

 エクスカリバー 聖剣 


 神が創った奇跡の聖剣。

 大英雄アーサーが使用した伝説のつるぎである。

 持ち主に栄光をもたらす力を持つ。

 光を纏い、剣身を伸ばしたり、斬撃を飛ばすことが出来る。

 また、その鞘には〝事象の巻き戻し〟という能力があり、起きたことを起きなかった場面にまで巻き戻してしまう。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SSS】


 ロードが初めて生命を与えた伝説の武具。

 性別は女性。

 身長は160センチ。金色の髪は腰まで伸び、銀色のフルプレートメイルに赤いマントを羽織っている。

 伝説の武具達の中でも上位の力を持ち、発言力は高め。

 まだその力の全てを見せておらず、その能力はまだまだ謎が多い。

 明るくはっきりとした性格で、義を重んじる騎士らしい言動が目立つ。

 話し方は男性のようだが、髪をとくのが夢という女性らしい一面も見せた。

 アーサーは武具を大切にする人間で、エクスカリバーは特に大事にされていたらしい。



 バルムンク 破竜剣


 神が創った伝説の大剣。

 英雄ジークフリートが使用したことで知られる。


 ジークフリートは竜を狩るのが得意であったが、それはバルムンクによる力が大きい。

 それはバルムンクに竜の鱗を必ず切断するという刻印ルーンが刻まれているからに他ならない。

 それ故に〝竜殺しのつるぎ〟と呼ばれる。


 ただし、雷に弱いという弱点を持つ。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【SS】


 ガガンと戦う際に呼び出した大剣。

 性別は女性。

 身長は170センチ。黒く長い髪を後ろで縛っており、金色で縁取られた黒い鎧を身に纏っている。

 重量制限で生命を与えられなかった経緯があり、ロードに対しちょっと怒っていた。というか泣いていた。

 自分の手でドラゴンを狩りたいという夢があり、フレイムワイバーンを真っ二つにした際は剣を振り回して喜んでいた。

 子供っぽい性格で、体重を気にするなど人間らしさが前面に出ている。

 ワイバーンを倒したことで満足し、もう1匹いることを伝え忘れるなどおっちょこちょいな面も。

 ジークフリートは優秀だったが、あまり自分を大切に扱わなかったので嫌いらしい。



 カドゥケウス 因果逆転の杖


 女神が創った奇跡を可能にする杖。

 女神ヘルメスが常に用いていたが、仲違いの末、地上に捨てられた。


 持ち主に商業の成功をもたらす。


 因果を逆転させる力を持ち、制限はあるが少ないものを増やしたり、物質の大きさを逆転する事が可能。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【SS】


 ヤハン草採取の際に登場。

 性別は男性。

 身長175センチ。ブロンドの髪と瞳で、金色の刺繍が入った赤いローブを着用。

 身体を貰い感動し、木や土の匂いを嗅ぐなどちょっと変な一面も。

 物腰が柔らかく、優しい印象。

 戦闘能力はないが、使用出来る力はかなり有用。

 イストを襲った戦争狼による負傷者を癒す為にヤハン草を増やしたり、ワイバーンを運ぶ際にその巨体を小さくしたりと活躍。

 アスクレピオスの兄。

 彼を創った女神曰く「頭の固い変態」らしい。



 ブリューナク 雷神の槍


 太陽神が創生した伝説の槍。

 かつて武勇を誇った英雄ルーが所持した武器の1つ。


 1回の攻撃で、5体の強力な魔物を屠ったという伝説をもつ。

 また、投げつければ灼熱の槍となり、所有者の眼前に立ち塞がる全てを貫いた。

 その速さは雷速を凌駕し、持ち主に驚異的な速さをもたらす。


 海が苦手。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SS】


 グリンガザミ討伐時に登場。

 性別は男性。

 身長185センチ。赤い髪に金色の瞳、雷や炎を連想させる橙色の軍服のようなものを着用。

 雷故に異常なくらい海が苦手で、さらにある人物の影響でそれがより強くなってしまった。

 持っているだけで雷速を得られるという使い勝手のよさから、武器としては使用率が最も高い。

 困ったらブリューナク。

 身体をくれたロードに忠誠を誓っており、願いは特にないらしい。

 海を連想するだけで汗が止まらず、口調もヘタレになってしまう。

 数多くの武具を操った英雄ルーの象徴的な武器。



 アイギス 女神の盾


 鍛治神により作られた女神の絶対防御。


 かつては女神が使用していたが、その後英雄ペルセウスの手に渡る。

 ペルセウスは他にもいくつか伝説の武具を所持し、それらを用いて多くの魔物を狩った。

 アイギスの力もあり、ペルセウスは戦場で一度も傷を負わなかったという。


 神の障壁を発生させ、あらゆる攻撃を一定時間防ぐことが出来る。

 また制限はあるが、相手を石化させるという力を持つ。


 ただし所持していると足が極端に遅くなるという欠点がある。

 走るのが苦手。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【SS】


 戦争狼との戦闘時に登場。

 性別は女性。

 身長140センチ。白い髪に赤い瞳、その幼い顔には似合わない重装甲の白い鎧を着ている。

 その鎧の重さ故に足がかなり遅い。

 しかし、のっしのっしと必死に走る姿は非常に愛らしくもある。

 障壁は離れていても出せるが、直で張った方が効果が高い。

 石化は消費魔力が大きいことに加え、発動までに時間が掛かることもありあまり使わないが、ハマればかなり強力な効果を持っている。

 多くの武具を持っていたペルセウスは武具を大切に扱う人物ではなかったらしく、特にアイギスは使い勝手のよさからかなりこき使われていたようだ。

 甘いものを食べるという夢を叶え、レヴィの料理の腕前も相まって失神した。



 フェイルノート 聖弓


 神が創った聖なる弓。

 英雄トリスタンに与えられたこの弓は、必中の弓、無駄なしの弓と呼ばれ、確実に目標を射抜く力を持つ。


 木々が生い茂る深い森の中でも、まるで木を避けるように飛んだ矢は正確に魔物を貫いたという。


 威力はあまり高くないが、英雄トリスタンはこの弓で多くの魔物や竜の目を射抜き、仲間達の窮地を救った。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【S】


 イストからヒストリアまでの道中、野営の際の見張りとして登場。

 性別は女性。

 身長145センチ。水色の髪と瞳、弓兵を思わせる青い軽装の鎧を着ている。

 気配察知に優れており、目もいいので見張りとしてかなり優秀。

 魔力消費も少なく非常に効率がいい。

 アーサーと行動を共にしたトリスタンは眉目秀麗の騎士で、フェイルノートを射る姿はとても美しかったという。



 ソロモン 魔神の指輪


 神が創り出した悪魔を操る伝説の指輪。

 この世界とは少し違う、異世界に存在する悪魔を使役する力を持つ。

 正確に言えば〝悪魔の力を借りる為の指輪〟である。


 人間にとっては超常の力であるが、あくまで借り物の力であり、効果はさほど高くはない。

 それでも中級魔法レベルの力を数多く発揮することが出来る。


 ただし、使いすぎると悪魔の力が暴走し、持ち主に災いをもたらす。


 武具ランク:【SSS】

 能力ランク:【SS】


 フレイムワイバーンにより負傷した人達を癒す為に登場。

 性別は男性。

 180センチ。銀色の髪に無精髭をたくわえ、黒いコートのような服に銀のアクセサリーを大量につけている。

 登場回数最多。

 探知、転移、回復、金縛り等、能力の幅が広い。

 彼自身は器用貧乏だというが、非常に使い勝手がよく優秀。

 武具達の中でも一番人間臭いのは彼かもしれない。

 女の子が大好き。



 トライデント 海神の槍


 海の神が創り出した神の槍。


 想像を絶する力を持ち、天変地異さえ引き起こすと言われている。


 水を自在に操ることが可能。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SSS】


 初登場はヒストリア、初戦闘はティアを正気に戻す際に呼び出した。

 性別は女性。

 身長176センチ。蒼い髪に金色の瞳、金色の胸元が大きく開いたドレスを着ている。

 伝説の槍の中でも最上位の力を持ち、他の武具達からも一目置かれている。

 水を自由に操る力を持ち、自身からは海水を魔力が続く限り生み出せる。

 また、雨が降っていればそれを集めた攻撃や、海の中を突き進むことも可能。

 かつて海の神が携えていたが、彼女曰く今は名ばかりの神だという。

 ロードのことを気に入っており、ことあるごとに誘惑し、からかって遊んでいるようだ。



 ヘラクレス 世界樹の棍棒、ヒュドラの大弓


 伝説の大英雄ヘラクレスが用いた棍棒と大弓。

 2つとも彼の自作であるが、死後ヘラクレスは神格化され、伝説の武器として後世に残った。

 ヘラクレスは武器に名前を付けなかった為、これらの武器は総称して彼の名前で呼ばれている。


 ヘラクレスはその剛腕故、力に耐えられる武器が存在しなかった。

 そこで世界樹ユグドラシルの巨大な枝から棍棒を作り出し、己の武器として使用したのである。

 世界樹の力により決して折れることのなくなった棍棒を振り回し、彼は数多のモンスターを叩き潰したという。


 また、大弓も同じ世界樹の枝から作られており、更にヒュドラの革を纏わせていることで矢に猛毒を付与させることが可能となっている。

 剛力無くしては引くことは出来ない弓であるが、それ故に飛距離、威力共に他の追随を許さなかった。


 持ち主は生命力が上がり、多少の傷ならば一瞬で治癒してしまう力を得る。

 また、身につけているだけで腕力が爆発的に上昇する効果を持つ。


 ただし、女性には攻撃することが出来ない。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SSS】


 二つ名持ちのサイクロプス討伐時に初登場。

 性別は女性。

 身長400センチ。赤く長いウェーブがかかった髪に赤い瞳、茶色い胸当てと腰布を着ている。

 棍棒と大弓という2つの武器から生み出され、非常に強力な力を持っている。

 その為魔力消費も大きい。持っているだけで発動する力も魔力を多く使う。

 腕力だけなら全武具の中で最強であり、総合的な戦闘力でも最上位。

 強者との戦いを求めており、戦うことが好き。

 ヘラクレスが女性を攻撃出来ないのは、彼女の作り手がそうだったから。

 作り手や所有者の意志に武具達が影響されることは多い。



 ハディス 冥界の兜


 神が創った伝説の兜。

 多くの神の手に渡り、最終的には英雄ペルセウスの手に渡った。


 単純な防具としても当然優秀なのだが、被ることで姿と気配を隠すことが出来る。

 ペルセウスは正面から戦うことが困難な相手には迷わずこの能力を使い、敵の首を背後から切り落としたという。


 ただし、走ったり、声を出したりすると能力は解除される。

 また、攻撃する瞬間は姿が見えてしまうという弱点もある。


 武具ランク:【SS】

 能力ランク:【S】


 首都ニーベルグでティアを隠す為に呼び出した。

 性別は男性。

 身長約30センチ。黒髪に黒い瞳、全身黒い鎧を着ており背中のマントも黒い。

 小さな子供のような姿をしているが、冥界の神が創り出した彼は長い時を生きている。

 話し方は王族のようだが、素直で優しい性格。

 煽てられると子供のように照れ笑いする。

 アイギスとは仲が良く、ペルセウスに使われていた武具達はよく話をするようだ。



 アスクレピオス 医神の宝杖


 女神が創った伝説の杖。


 あらゆる身体の異常を治すことが出来る。

 だが、その症状の重さによって身体を激痛が襲い、重い症状であればある程その痛みは長く続く。

 それが収まった時、その者の身体は完全な健康体となる。


 ただし、体力を回復させることは出来ず、身体を治している時は一切動くことが出来ない。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【SS】


 ティアの母であるフィンティを癒す為に登場。

 性格は女性。

 身長158センチ。金色の髪を三つ編みにまとめ、白いローブを身に纏っている。

 ふわふわとした話し方や、ちょっと垂れ目なその顔立ちからも分かるようにおっとりとした性格。

 傷を瞬時に治してしまうエクスカリバーにちょっとだけ対抗心がある。

 しかし、多数の人を癒したり、病気を完全に癒せるのは彼女だけであり、そのことには自信を持っているようだ。

 カドゥケウスの妹にあたり、兄の言葉や手帳の中から見ていたロードの言動から興味を持ったらしい。



 デュランダル 神剣


 神が創り出した伝説の黒き神剣。

 そのあまりの斬れ味に、この剣と打ち合うことが出来るのは伝説と呼ばれる武器だけだったという。


 英雄ローランがかつてこのつるぎを振るい、魔物の硬い皮膚のみを斬り裂き、裸同然になった魔物を仲間達が倒すことで勝利を掴んだという。


 それは、硬ければ硬いもの程簡単に斬ることが出来るが、逆に柔らかいものは切ることが出来ない為であった。

 故に〝不殺のつるぎ〟と呼ばれることもある。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SS】


 初使用は闘技大会。初登場はニーベルグの住宅にて。

 性別は男性。

 身長180センチ。黒髪に黒い服、肌も浅黒い。

 かなりの美形らしく、男のロードすらドキッとしていた。

 ロードに願いを聞かれ、根が剣士な彼は手合わせを要求。その後、心ゆくまでロードと剣を合わせた。

 固いものほどよく斬れるという力は調整出来るらしいが、元々がかなり優秀な剣である為に打ち合って刃こぼれしないイアリスを褒めていた。

 真面目で優しい性格。

 柔らかいものが嫌いらしい。



 レーヴァテイン 神の炎剣


 神が創り上げた、伝説の炎のつるぎ


 この剣を扱った英雄スルトは、敵陣の中央に1人切り込んだ後、その身ごと全てを焼き尽くしたという。


 このつるぎを持つ者は、ほむらの加護によりその身が焼かれることはない。

 また、触れたものを燃やすことはもちろん、炎を自在に操ることが出来る。


 ただし、水が死ぬほど嫌い。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SS】


 闘技大会にてフウロ達との戦闘時に登場。

 性別は女性。

 身長170センチ。燃え盛る炎のような橙色の髪に深紅の瞳、赤い鎧に炎のマントを靡かせている。

 それが炎である限り、彼女の意思には逆らえない。

 姉御肌な性格で、話し方もそれに準拠する。

 つるぎの状態でも炎の威力は絶大。

 近くに水があるだけで頭が痛くなるらしい。



 グングニル 嵐神の放浪槍


 嵐の神が創り出した伝説の風槍。


 嵐の神は人の姿に身をやつし、世界を放浪することが趣味だったという。

 その際杖代わりに使っていたのがこの槍だった。


 嵐を巻き起こし、風を自在に操ることが出来る。

 また、投げつけた槍は風に乗り、必ず持ち主へと帰って来るという。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SSS】


 初使用は闘技大会。初登場はニーベルグの館にて。

 性別は女性。

 身長90センチ。髪から服まで全て白銀色。ワンピースをきており裸足。

 風を操り暴風を生み出す力を持つ。

 見た目は幼い少女であるが、10万年を超える時を生きている。

 感情を表に出さず、話し方も単語をぽつりと呟く程度。

 しかし、インヘルムではロードとレヴィを苦しめた魔族に対し感情をあらわにするなど、しっかりとした意思を持っている。

 自分を創った嵐の神がもういないなど意味深な発言をしていた。

 槍の中でも最上位の1人。



 エポリィ 聖騎手の籠手


 神が創った聖なる騎手の腕装備。

 これを身につけた者は、馬や馬車を自在に操ることが出来る。


 それは単なる騎乗スキルの向上というレベルではなく、水上はおろか、空中さえも駆けることが出来きる様になるというもの。

 また、この籠手により操縦される馬や馬車は能力が向上する。


 武具ランク:【SS】

 能力ランク:【S】


 ニーベルグからケルトへ向かう際に登場。

 性別は女性。

 身長160センチ。茶色いポニーテールに茶色い瞳、茶色い服を着ている。

 馬や馬車などを自在に操り、空を飛ぶことも可能。

 自分で馬車を操縦するという夢を叶えてもらい満足しているようだ。

 彼女が操る馬車は揺れすらなくなり、動いているかも分からない程らしい。



 ケニシュヴェルト 王者のつるぎ


 古に存在したという伝説の鍛治、オルキュリアが作成した伝説のつるぎ

 このつるぎに埋め込まれた魔石には、王という存在の重みが込められているという。


 どんなものでも地面にひれ伏せさせる力を持つ。


 ただし、発動中何かに触れられると能力は解除されてしまう。

 また、自分の力量と同等か、それ以上の相手には通用しない。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【SS】


 武器としてケルト王を救う為に使用した。

 人型は未登場。



 タラリア 有翼のサンダル


 神が創り出した伝説のサンダル。

 英雄ペルセウスはこれを使い、戦場を自由に飛び回り首を狩っていったという。


 あくまで1人用であり、誰かを抱えて飛ぶことは出来ない。

 また、あまり長い距離の移動は不可能。


 武具ランク:【SS】

 能力ランク:【S】


 ケルトへ向かう際に初使用。初登場はイストでティアに飛び方を教えてもらう為に呼び出した。

 性別は男性。

 身長170センチ。白く短い髪に茶色い瞳、絵画などでよく見られる天使のような白い服を着ている。

 気さくな性格で誰とでもすぐに打ち解ける。

 飛ぶことが夢だったらしく、かなりはしゃいでいた。

 武具としては空を飛べることからかなり優秀。

 長距離の移動は苦手。



 ティエレン 流転の杖


 神が創り出した伝説の杖。

 空間を操る力を持つ。

 それにより、持ち主が行ったことのある場所に一瞬で移動することが出来る。

 持ち主の力量に関わらず、1日に移動出来る回数には制限がある。


 その回数を仮に超えてしまった場合、持ち主は異空間を永遠に彷徨うことになるという。


 武器ランク:【SSS】

 能力ランク:【SS】


 イストからケルトへ移動する際に登場。

 性別は女性。

 身長150センチ。本編での記載はないが、紫色の髪に瞳、白いワンピースを着ている。

 武具にしては珍しく眠ることを好み、頭は常に寝癖でボサボサ。

 ソロモンとは知り合いらしく、彼の説得によりロードに力を貸した。

 願いはまだ不明。



 プリトウェン 聖盾


 神が創り出した魔法の盾。

 かつて大英雄アーサーがエクスカリバーとともに使用した。


 盾としても優秀なのだが、特筆すべきはその能力にあった。

 魔力を込めることにより、この盾は魔法の船としても使うことが出来る。

 陸地ですら平然と突き進むこの盾船は、アーサーの危機を何度も救う一手となった。


 武具ランク:【SSS】

 能力ランク:【SS】


 インヘルムの吹雪を突破する為に登場。

 性別は男性。

 身長190センチ。髪から鎧まで銀色。

 身体が大きく強面なのだが、エクスカリバーの影に隠れていた為か自分に自信がなく常に猫背で声が小さい。

 ロードの励ましを受けて自信を取り戻し、見事インヘルムの猛吹雪を船の力で突破した。

 盾としても優秀で、あまり魔力消費も高くないので使い勝手がいい。

 彼の夢は誰かに頼られることだったようだ。



 リッヒヴェーク 聖杖


 女神が創り出した聖なる杖。

 非常に美しい杖で、古くから信仰の対象として崇められている。


 邪を除ける効果があり、持ち主に正しき道を指し示す力を持つ。

 頭の中で見える黒い光に触れない限り、持ち主は災いからその身を防ぐことが出来る。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【S】


 武器としてインヘルムの吹雪を突破する為に使用。

 人型は未登場。



 フラガラッハ 感応剣


 女神がルーに与えた伝説のつるぎ


 持ち主の意思に応えるという特殊な能力を持っている。

 持ち主が〝抜く〟と念じただけで鞘から飛び出し、自ら敵に斬りかかったという伝説を持つ。

 また、投げつければ敵を切り裂いた後、持ち主の手元に戻ってくるという。


 このつるぎに付けられた傷は、持ち主の許しがない限り癒えることはない。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【SS】


 魔王を倒す為に使用。

 人型は未登場。



 タスラム 魔弾


 神の魔力が込められているという伝説の宝玉。


 かつて英雄ルーがその身に纏い、他の武具と共に使用した。

 タスラムは常に持ち主の身を守ると共に、持ち主が相対する者へ襲い掛かる武器ともなる。

 その際、美しい金色の球体から目標を穿つ〝魔弾〟へと姿を変え、どんな障壁をも突き破ったという。


 砕かれてもやがて再生する能力を持つが、1つでも破壊されれば他の2つも力を失ってしまう。


 武器ランク:【SS】

 能力ランク:【SS】


 魔王を倒す為に使用。

 人型は未登場。


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30.3.25より、書籍第2巻が発売中です。 宜しくお願い致しますm(_ _)m
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