表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ開始】悪役令嬢は最強を志す! 〜前世の記憶を思い出したので、とりあえず最強目指して冒険者になろうと思います!〜  作者: フウ
第5章 魔王襲来編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/510

69話 要件は済んだ!

寝坊したっ!!

そして、今回短め!

「へ、陛下っ!? 何を……」


「エルヤード公、そう言うことだから馬鹿な真似はやめろ」


「な、何故ですかっ!?

 そこの小娘を1人犠牲にすれば、多くの国民が救われるというのにっ!!」


 小娘って……もしかしなくても私のことだろうけど、仮にも同じ公爵家のご令嬢にして、第一王子の婚約者でもある私に対して小娘とかいっちゃダメでしょ。


 まったく、この程度のことで動揺して本心が漏れちゃうなんて……エルヤード公爵はまったくなってないっ!!

 悪事を働くならば! あくまでも優雅にカッコよく!

 毅然とした態度で遂行するのが悪役というものなのだよっ!!


「はぁ……先程、ヴェルトも言っていただろう。

 エルヤード公は本当にソフィーちゃんを魔王に捧げれば、ヤツが素直に手を引くとでも思っているのか?」


「っ……」


「今は国家存亡の緊急事態だ。

 そして魔王と戦うためにはルスキューレ公爵家の力は必要不可欠なのはエルヤード公も理解しているだろう?」


「それは……」


「でも父上っ! この者達は罪人なのですよっ!?」


「ウェルバー、ヴェルト達がどのような罪を犯したと?

 その罪状を言ってみろ」


「えっと、それは……」


「大方、ソフィーちゃんを排除することでルスキューレ公爵家によるセドリックの後ろ盾を無くそうとでも考えていたのだろうが……この緊急時にこのような揉め事を起こし、時間を無駄にすることこそが罪だ」


「で、ではあの人は!?」


「そうです!

 国王様、ここは王族の方々と一部の者以外は立ち入りが禁止された場所。

 この場所に部外者を連れて来たのは罪だと思います!!」


「あら、私の事かしら?」


 あらら、苦し紛れでルミエ様に目をつけちゃったか。


「この方は先日、数百年ぶりに特別推薦試験でAランク冒険者まで上り詰めた2人の冒険者の1人です。

 推薦状を書いたのがエレンお兄様だということもあって、今回の一件に手を貸してくれるとのことで一緒に来ていただいたのです」


 無論、ルミエ様も一緒に来るにあたって、言い訳は用意しているのだよ!!

 むふふ! 完璧に論破してやったわ!!


「おぉ! 彼女が話題の!!」


「ふふっ、まぁそういう事よ。

 けど……それはそうと、ヴェルトに抱っこされたままキリッとした表情をするソフィーを見た?」


「えぇ、もちろんです!」


「うぅ……」


 そ、そういえば、まだお父様に抱っこされたままだった。

 というか! ルミエ様もお母様も、恥ずかしいからそんな話を普通にするのはやめて! 空気を読んでっ!!


「まぁ、とにかくそう言うわけだ。

 魔王の相手は我らルスキューレ公爵家が受け持つ、王国騎士団や魔法師団は国の防衛とその他大勢の対処を頼む」


「……」


「さて、用件も済んだし帰ってソフィーを愛で……こほん、対魔王ナルダバートの作戦会議をしようか」


「えぇ、そうしましょう。

 アルト」


「わかりました。

 では、皆様は私達はこれで」


 アルトお兄様が優雅な所作で一礼した瞬間……一瞬にして視界が切り替わった。


『面白かった!』

『続きが気になる!』


と思ったら、ブックマーク登録及び、下記の☆ボタンからポイント評価お願いします!!

モチベーションに直結します!!


また、感想やレビューなどドシドシご意見下さい!

これからもよろしくお願いします!!



『最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜』

https://book1.adouzi.eu.org/n6453ex/


『付与って最強だと思いませんか? ~悪魔と呼ばれて処刑されたら原初の悪魔に転生しました。とりあえず、理想の国を創るついでに復讐しようと思います!~』

https://book1.adouzi.eu.org/n1226gl/


もよろしくお願いしますっ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 緊急とか言う割にグダグダしてる余裕があるんだから暇なのな(笑)
2022/02/09 09:49 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ