表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ開始】悪役令嬢は最強を志す! 〜前世の記憶を思い出したので、とりあえず最強目指して冒険者になろうと思います!〜  作者: フウ
第5章 魔王襲来編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/510

67話 王城、到着!!

 長年の夢の1つであり、最強になるための第一目標でもあった冒険者になってはや3日。

 昨日ダンジョンであったことをお母様達に話していた途中でセドリックの側近の一人でもあるガイルが乱入して来て……


「っと、到着したみたいですね」


「そのようだな」


 さらには! 王都の上空を覆い尽くすほどに巨大な魔法陣を使って魔王が一柱(ヒトリ)、不死の呪王ナルダバートが宣戦布告!!

 なぜか戦争回避のための生贄に名指しされたのが約30分前のこと。


「さぁソフィーちゃん、行きましょうか」


「はい!」


 というわけで、やって来ました!

 イストワール王国が王都ノリアナの中心に聳え立つ、国王陛下を始めとする王族の方達が住う王城っ!!


「ソフィー、危ないから俺達の側を離れたらダメだぞ?」


「は〜い」


「ソフィーには結界を展開しているし、結界には追跡機能もあるからどこにいてもソフィーの居場所はわかる筈だけど……エレン、絶対に気を抜くなよ」


「わかってる」


 まったく、エレンお兄様もアルトお兄様も心配しすぎです。

 まぁ、魔王ナルダバートのことを警戒するのはわかりますよ? なにせ魔王とは危険度Sランク、天災級の存在!


 エレンお兄様やガルスさんを含め世界に10名ほどしかいないSランク冒険者でも単独で討伐はもちろん、勝負にすらない。

 英雄と呼ばれるような存在が束になってようやく渡り合えるといわれる不可侵存在だもん。


 いくら厳重な警備網をしいてる王城といえども、魔王なら侵入するのなんて簡単にできる。

 だって私でも結構簡単にできると思うし、魔王やその配下にできないとは思えない。

 だからお兄様達が魔王ナルダバートを警戒するのはわかるんだけど……


「ソフィー、エレンも言っているけど、本当に僕達の側を離れたらダメだよ?」


「それに、警戒すべきは魔王とその配下だけじゃないぞ!」


 もう! 公爵邸から王城まで馬車で移動している間、何回同じことをいってるんですかっ!!

 心配してくれてるのはわかりますけど……さすがにこう何度も同じことをいわれるとちょっとウザい。

 それに、魔王ナルダバートとその配下以外にも警戒すべきって……


「さぁ、ソフィーおいで。

 お父様が抱っこしてあげるよ〜!」


「あ、あのお父様……」


 さすがにお父様に抱っこされた状態で馬車から降りるのは恥ずかしいのですが……


「安心しなさい。

 ソフィーの事はお父様が命に代えても守ってみせる!」


 キリッとした顔で宣言してますけど……


「あぁ! ソフィー!!」


「……」


 すぐにふにゃっと、だらしない顔で頬ずりしてくるから全然ビシッと決まらない!

 魔王の宣戦布告なんて歴史に残る緊急事態の真っ只中なのに……緊張感の欠片もない、いつもの残念なお父様じゃんか!!

 お母様、助けて〜!


「ふふふ、ちょっと恥ずかしがってるソフィーちゃんも可愛いわね」


「えぇ、昨日も初めて水着を着て恥ずかしがってて可愛かったわよ。

 約束通りちゃんと可愛いソフィーの姿は映像に残してるから後で一緒に見るとしましょう」


「ふふ、流石はルミエ様」


 お母様もルミエ様も、2人してなんの話をしてるんですかっ!?

 というかルミエ様! 映像ってなにっ!?


「じゃあ、行くよ」


 あぁ、待って! せめて下ろしてくださ……


「ルスキューレ公爵家の皆様、お待ちしておりました」


「うぅ……」


 遅かった。

 しかも、まさか王国騎士団副団長たるバリアード・アレス伯爵に出迎えられるなんて。


「ソフィア様、()()()()()です」


「あの、その……お久しぶりです」


 恥ずかしいからそんなに見ないでっ!!


「アレス卿、その節はありがとう」


 お父様、その節って?


「いえ、お気になさらず。

 ではこちらへ、皆様を陛下がお待ちです」


『面白かった!』

『続きが気になる!』


と思ったら、ブックマーク登録及び、下記の☆ボタンからポイント評価お願いします!!

モチベーションに直結します!!


また、感想やレビューなどドシドシご意見下さい!

これからもよろしくお願いします!!



『最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜』

https://book1.adouzi.eu.org/n6453ex/


『付与って最強だと思いませんか? ~悪魔と呼ばれて処刑されたら原初の悪魔に転生しました。とりあえず、理想の国を創るついでに復讐しようと思います!~』

https://book1.adouzi.eu.org/n1226gl/


もよろしくお願いしますっ!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ