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【コミカライズ開始】悪役令嬢は最強を志す! 〜前世の記憶を思い出したので、とりあえず最強目指して冒険者になろうと思います!〜  作者: フウ
第2章 ギルド登録編

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37話 おやすみなさい

息抜き回!

次回から新章突入です!!



12/12

実は私の前作『付与最強』の感想にて非ログインユーザーの方から第3話の内容についての批判がありました。

一応、その部分については前書きに説明文を載せ、後書きで前書きにその部分の説明を載せている事を通知しているのですが……その趣旨を返信したところ


「前書きでネタバレ注意、読み飛ばせって言っておいて前書きで説明とかバカじゃねぇの?」


的な誹謗中傷を受けました!


「話のテンポが悪い!」「描写がわかりづらい!」って感じの批判・ご意見は全然寄せていただいて構わないのですが。

喧嘩腰での誹謗中傷、感想欄荒らしはよろしない! (作者の精神衛生状的に!!)


っと、言うわけで、私が過去に投稿している全作において感想の受け付けを今までの『制限なし』から

場合によっては私の判断でミュートやブロックと言った処置の取れる『ユーザーのみ』に変更させていただきました!!


本作や、本作のストーリーに関係ない話を長々とすみません!!


「むふっ、むふふふふっ!

 ほら見てください、ルミエ様! 私の冒険者カードですよ!!」


『ふふふ、そうね。

 ちゃんと冒険者になれてよかったわね』


「はい!」


 しかも……いきなりアルトお兄様と一緒のAランク!!

 ギルドで三下冒険者に絡まれて返り討ちにするってテンプレイベントはなかったけど……特別推薦試験で数百年ぶりのAランク試験合格者!!

 他の冒険者達へのインパクトは十分!


「ふふっ」



 コンコン



「は〜い」


「お嬢様、失礼致します」


「ファナ! 見て見て、私の冒険者カード!!」


「ふふっ、もう何度も拝見させていただきましたよ。

 おめでとうございます」


「うん!」


 これが長年憧れ続けてた冒険者になった証! 私の冒険者カードっ!!


「むふふっ!」


「こほん、それはそれとして! わかっていましたが、やはりまだ起きておられたのですね。

 もう遅いのですから寝てください」


「ふふっ、ファナは大袈裟ね。

 まだそんなに遅くは……」


 あれ?


「もう夜中の12時。

 いつもならとっくにお眠りになられてる時間ですよ?」


 い、いつのまに……!!


「それとお嬢様、今日一日ずっとニヤニヤしすぎですよ!」


「むっ! ニヤニヤなんてしてないもん」


 まったく、ファナったら失礼なんだから。


「ねぇ〜、ルミエ様!」


『ん? えぇ、そうね』


「ふふん!」


 ほら見なさい! ルミエ様もこういってるんだから、私がニヤニヤしてるっていうのはファナの考えすぎなのだ!!

 確かに今の私はベッドに寝転がってゴロゴロと自堕落にだらしない格好をしてるよ?


 だがしかしっ! 今この部屋にいるのは私とファナとルミエ様だけだし、多少だらしなくてもまったくもって問題なし!

 それに! 不本意とはいえ、仮にも第一王子の婚約者にして公爵令嬢である私がニヤニヤなんてするハズがないのだよ。


『ニヤニヤと言うよりは、ニマニマって感じだもの』


「うんうん! ルミエ様のいう通……え?」


 ル、ルミエ様? 今なんて??


「ルミエ様、ニヤニヤでもニマニマでも大差ありません。

 長年の夢だった冒険者になれた事が嬉しいのはわかりますが……ギルドからお帰りになられてから、ずっと冒険者カードを眺めていらっしゃるのですよ?」


「べ、別にそんなことは……」


「お嬢様、お風呂の時ですら眺めていらっしゃいましたよ?」


「うっ……」


 だ、だって冒険者カードは防水だし、お風呂場に持って行っても問題ないんだもん!

 これは無駄に高性能な冒険者カードが悪いのであって、私は悪くないっ!!


「明日から本格的に冒険者としての活動を開始なされるのでしょう?」


「う、うん、そのつもり……です」


「でしたら、いつまでも冒険者カードを眺めていらっしゃらないで、早くお眠りください。

 休める時にしっかりと休む事も冒険者の仕事ですよ?」


「っ!!」


 た、確かにファナのいう通りだわ。

 私としたことが……っ! まさか、冒険者の心得の一つとされる休養を怠るなんて!!


「ですので、今日はもうお休みになりましょうね」


「は〜い」


 ベッドの上で寝転び直すとファナにお布団をかけられる。


「ふむ」


 けど意外だわ。

 冒険者の心得をファナに説かれたこともだけど、ファナは私が冒険者になることに反対してたのに……


「伝説の英雄様と同じ偉業を成し遂げられたお嬢様をお止めする事はできませんからね」


「っ!」


「ふふっ、顔に出ていましたからね。

 お嬢様が何をお考えになられているのか、私には手に取るようにわかりますよ」


 さ、さすがはファナ。

 この私のポーカーフェイスを見破るとは!


「もうお嬢様の実力は疑っておりません。

 ですが……いくらお嬢様がお強くなられたとしても、心配なものは心配なのです」


「ファナ……」


「ですので! 約束してください。

 必ず無事でいてくださると、怪我をしないと」


「うん、わかった!

 怪我は……ちょっと約束できないけど……」


「もうお嬢様ったら、そこは怪我なんてしないっ! って断言してください」


「ごめん」


 でも、私は守れない約束はしない主義なのだ!


「ふふ、では今日はもう寝てくださいね?」


「うん……おやすみ、ファナ」


「はい、お嬢様。

 お休みなさいませ」


「ルミエ様もおやすみなさい」


『ふふっ、お休みなさい』


 なんだかんだで今日は結構疲れていたらしい。

 枕元で丸くなってるルミエ様を撫でながら目を瞑ると一気に睡魔が……明日は冒険者としての初仕事だし、頑張らないとっ!


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『最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜』

https://book1.adouzi.eu.org/n6453ex/


『付与って最強だと思いませんか? ~悪魔と呼ばれて処刑されたら原初の悪魔に転生しました。とりあえず、理想の国を創るついでに復讐しようと思います!~』

https://book1.adouzi.eu.org/n1226gl/


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[一言] アンチがどうしても目立ってしまいますが、ファンの方が圧倒的に多いのであまり気に病まず無理せず投稿頑張って下さい!応援してます!!
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