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お子様ランチ(大人用)

 昨日の残りはそのまま今朝の朝食へ。

 朝からご飯を食べられるので少しばかり力も出る気がします。

 昨日思い付いたランチを今日のお昼は作りたいので、朝の運動は無し。

 朝食を済ませたらランチの仕込みをしていきます。

「今朝はバタバタですね?」

 朝食を済ませた辺りで精霊が起きたようです。

「まぁね。そうだ、精霊?今日は呼ぶまでお昼を我慢してもらいたいのだけど、いい?」

 藪から棒ですが、一応聞いてみます。

「何か都合が悪いのですか?」

「んー、折角楽しむならってところかな?」

 あまりお茶を濁せた感じはしませんが、ギリギリの所でしょうか?

「なるほど?では朝食が済んだら、呼ばれるまでは別の所に居るようにしますね」

「うん。協力ありがとう」

「いえいえ。楽しませてもらえるのであれば問題ありません」

 何処にいるのか、ここで消えても作業を見られていては意味がないのは分かっていますが、それでも一応確認してみて良かった感じです。

 コレから仕込むのは、メインがとりあえず三つ?四つ?絶対欲しいものの筆頭はエビフライ、あとはハンバーグ。オムライスもいいのですが、チキンライスの方が見栄えはイイ気がするのと、ナポリタンも入れたいところ。

「ナポリタンの具材をベーコンにしたら、ウィンナーも添えられるかな?」

 全体的に肉が多めな感じなのでサラダはがっつり?

「んー、大人用のって言えば、サラダが多くても文句はないかな?」

 スープをつけるのも考えたのですが、時間的にちょっと難しそうな感じ。

「もう少ししっかり昨日考えておけばよかった」

 勢いで作ろうとするとよくないという典型的なところにぶち当たってしまった気もしますが、それもまた経験と思えば悪くありません。

 ここからは時間との闘い。色々と今まで作業を手伝っていた時の事も思い出しながら、やるだけやってみます。

 まずはハンバーグ。一人当たりの量は少し少なめになりますが、先に作っておいても後で温めなおしが出来るので、直前である必要が無いので先に作れそう。

 合い挽き肉をボウルに入れて、塩、コショウ、パン粉、牛乳、卵を入れて冷たいまま手が痺れる程冷たくても我慢してしっかりと混ぜこんで、形を成型。

 とりあえず人数分、自分の分を抜いて八つを同じグラムで小判型に作ったら、後は焼くだけの状態にして、バットに軽く油を敷いてくっつかないように。あとはコレを十五分程度かけて焼くだけの状態へ。

「まずは一つ」

 次に作るのはチキンライス。

 ご飯はこれから炊くので、後で混ぜる具材を。

 タマネギは皮を剥いて、賽の目に。同じくニンジンも皮を剥いたらタマネギに揃えます。

 ピーマンはヘタを落として中のタネを抜いて、こちらも他の食材に合わせた大きさにそろえて、マッシュルームはそろえてもいいですし、少し大きくても問題ありません。

 メインのチキンは皮を外して、身だけを。

 こちらも小さめに切りそろえますが、火を通すと多少縮むので、神経質にキッチリしなくても大丈夫。

 ある程度の大きさに切りそろえたら、準備完了。

 油を敷いたフライパンでまずは野菜から。全体的にしんなりとしてきたら鶏肉を加えて、一緒にお酒も少しだけ。鶏肉も色がしっかり変わるまで炒めます。

 味付けは、塩、コショウだけ。肉も野菜もしっかり炒め終ったら、こちらも一度冷ましておきます。

「二つ目もよし」

 次は、ナポリタン。

 と、意気込んで思ったのですが、今さっき作ったチキンライスと具材も被りそうなので少し変えることに。

 使おうと思っていたのはベーコン。

 ベーコンのパスタだと……。しめじ?

 昨日の炊き込みご飯が思い出せます。

 ベーコンにしめじのパスタ。味付けは、醤油辺り。

 大体の方向が決まってしまえば、後は作るだけ。

 ベーコンは短冊切りにして、食感重視。しめじは手でバラバラに。

 ベーコンから油が出るので、フライパンにベーコンを入れてしめじと一緒に炒めたらこれもとりあえずここまでで準備完了。

 あとはお昼の為に、パスタを先に茹でておきます。

 この時のちょっとした工夫は、五分位で芯がまだ残っている間に麺をあげちゃう事。あげた麺にはオリーブオイルをしっかりとかけて麺同士がくっつかないようにしておくことも忘れずに。

 コレをしておけば、この後炒めるのも、もう一度茹でなおすにしても時間は少なく済みます。

「あとは、エビフライかな?」

 エビフライは折角なので一人二尾はつけたいところ。揚げる直前までを仕込んでおけるのでそこまでを作ります。

 エビは頭を抜いて、殻を剥き、尾っぽの中の水を切るために尾っぽには斜めに包丁を入れて、水を抜きます。

 エビの背ワタを抜いて、腹側の筋肉を三か所から五か所しっかりと切ります。コレを忘れるとエビがくるりと丸くなってしまうので、忘れずにしっかりとやっておきます。

 一度塩を振って、酒を掛けて少し臭みを飛ばしたら、しっかりと水気を拭って、あとは小麦粉、卵、パン粉と衣をまとわせて、揚げる前の状態にしたらこちらも下準備は完了。

 思っていたよりも時間はかからずにすんなりと準備は完了。

 あとはサラダ用にキャベツなどをしっかりと千切りに。トマトを添えることも考えましたが、見栄えを考えると無し。

「意外と作ってみると大変だ……」

 お客さんが来た後に一つずつ最終仕上げがありますが、考えてみたら前回はこの作業を三人でしていた記憶。

 それを一人でできたという達成感は結構嬉しいもの。

 ちょっとした自信を回復させられたお昼の準備でした。


「あの、まだ……」

「まだだよ」

「はーい」

 やっぱり近くに精霊は居たようですね。

 まぁ、いいんですけどね。

 流石に一人分の試食というわけにはいかないので、もうちょっと待ってもらいましょう。




今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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― 新着の感想 ―
[一言] お子様ランチは採算取れないと聞いたけど、ほんと取れんよなぁ。 あっ1つ出前たのみます。 (1つの出前も採算取れない)
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