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★宝箱開封

★なので更にもう一話

 教会を後にしてとりあえず今日やりたかったことは殆ど終わった状態に。


「さ、どうしましょう?」

「一回荷物を置いてから考えない?」

「それもそうですね」


 一度家に帰って、リュックを降ろして他の荷物も片付けを済ませると今日はもう終わりでいいかなって感じに自分としては思ってきていたのですが、


「あ、そうだ。宝箱を開けませんか?」

「あー、そう言えば」


 言われて思い出す三つの宝箱。


「お肉がでれば色々と出来ますよね?」

「まあ、ね。でもお肉ばかりじゃないと思うよ?」


 装備のドラゴンローブがでているのもあっていい武器が出る可能性もゼロなわけではないわけで。

 そう言えば何か出るかはランダム。

 少しでもいいモノが出たらいいなと思っているのですが、なにがイイかと言われると結構難しい所。


「とりあえず一個ずつ開けようか」

「ですね」


 なにがでたらいいかと少し考えてみるのですが、防具はドラゴンローブで事足りているので武器?と思ってはみるのですが、武器は武器で今回刀が手に入ったばかり。

 そうなると欲しいものは浮かばず。

 一瞬なにか頭の隅に出たらいいかな?と思うモノがチラつきましたがすぐに消えてしまってそれが何だったかは思い出せません。

 そんな感じで色々と頭をグルグルさせながら宝箱を開けると出て来たのは……、お肉。


「おっ、コレはお肉ですね?」

「だね。キラキラ肉ではなさそうだけど、なかなかいいんじゃないの?」


 パッと見た感じ牛肉っぽく見えます。

 お肉が出たので今日の夕食はお肉を使いますかね。

 牛肉をつかっての夕食。何にしようか少し頭を悩ませていると、


「私は何が出るのか楽しみですねっと、いきますよっ!!」


 精霊も気合を入れて宝箱を開けるのですが、宝箱から出て来たのはよくわからないモノ。

 そしてそれが何か精霊も分かっていないみたいで二人して出て来たそれを見ている状態に。


「なにこれ?」

「私も分かりませんが、本当になんなのでしょう?」


 宝箱から出て来たものは簡単に言うと粘土の様なクリーム色をした丸いもの。


「触ってみてもイイ?」

「ええ、私も触ってみますね」


 二人しておっかなびっくりにそれを触ってみますが、見た目通りの触感でサッパリそれが何かわかりません。


「え、コレ本当になんだ?」

「こういう時は……がーさんに聞いてみませんか?」

「あー、じゃあ連絡してみてもらっていい?」

「ええ。すぐに」


 そういうと同時に目の色をキラキラと変えながらスッと目を閉じて次に目を開けた時には精霊からがーさんの声。


「んー?どうかしたかい?」

「宝箱を開けたのですが、ちょっと不思議なよくわからないモノが出まして」

「よくわからないモノ?」


 精霊が首をかしげる様に動いている姿は中々可愛いもの。

 通話なので見せることが出来ないとおもって明日見てもらおうかと話そうとしたのですが、


「あー、コレが出たの?」

「え、見えているのですか?」

「うん、勿論。精霊の目を通してしっかり見えているよ。なるほど、これが出たのか……」


 どうやら精霊の目を通してしっかりと何が出たか見えている模様。


「もしかして、宝箱を開けたのは精霊かい?」

「ええ、そうですよ」

「……そっかー。んーと、なんといえばいいかな」


 歯切れが悪い感じで言い淀んでいるのが分かるのですが何かを聞きたい所。


「聞いて良いのであれば、コレは何なのです?」

「あー、これはね魔力塊だね」

「魔力塊?」

「そそ。この状態だと分かりにくいかもしれないけど人形の元となる物質だね」

「人形の元になるモノ?」

「そそ。ちょっと精霊と話をしていいかい?」

「あ、はい。構いませんけど」


 そういうと人形の精霊は目を閉じてしまってよくわからない状態に。

 数秒の無音があって待っていると、


「ありがとう。話は終わったからコレは使ってもいいかな?」

「もう話が終ったのですか?」

「うん。すぐにね」

「使うのは全然かまいませんけど、一応見ていてもいいですか?」

「それは全然かまわないよ」


 人形の精霊で声はがーさんの状態で返事が返って来ると、そのまま魔力塊に右手を人形が伸ばします。


「すぐに終わっちゃうから見逃ししないようにね?」

「あ、はい」


 そんな返事をすると同時に魔力塊はスッと精霊に引っ張られてそのまま精霊の中へ入ってしまいます。


「これでオッケー」

「オッケー?ですか?」

「そそ。説明はこの後精霊にさせるから聞いてみて」

「あ、はい」

「それと、お肉が出たのも聞いたから後で食べにいくね?」

「え?」

「じゃ、また後で」


 そう言って電話を切られた感じに。

 視線を向けると精霊の目の色はいつものモノに戻って目を何度も開けて閉じてをしているので少し不思議な感じ。


「で、精霊?なにがあったの?」

「えーっとですね、さっきの粘土みたいなアレが人形を作る為の材料だったみたいです」

「材料?っていうかなんでそんなものが出て来たの?」

「…………それはよくわかりませんけど、まあ何故か出て来たみたいです」

「吸収していたように見えたけど?」

「はい。しっかりと吸収したのでちょっと出来ることが増えました」

「出来ることが増えたの?」

「ええ、魔力も上がった感じです」

「レベルアップと似たような感じ?」

「ですです」


 という事は今回宝箱から出たものは精霊の為のアイテムとお肉。

 結果だけ見ればパワーアップと欲しかったお肉が手に入っているので中々いい結果。


「で、お夕飯どうするのです?」

「あー、がーさんも来るって言っているし何か考えないとね」

「それでしたらダンジョンで言っていたやつでいいのでは?」

「あー、あれかぁ」


 夕飯も考える前に決まったのでコレからご飯をすぐに炊くとしましょうか。





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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