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ポテトサラダチーズトースト

 昨日は変な時間に寝てしまったのもあって夜にしっかりと寝られるか心配でしたが、問題なく眠りにつくことが出来たので、今朝の起床は何にも変わりなく。


「よく寝た」


 ちょっとあくびをしながらも目がしっかりと醒めていないのですがノロノロと顔を洗いに行って冷たい水を顔に浴びればそんな事を言える感じも吹っ飛びます。

 シャキッとした状態になったので朝食……なのですが、昨日しっかりと作ったおでんが残っているわけで。

 厨房でいつもの様に朝食をとるのですが、いつもはいないはずの精霊がそこに居ます。


「あれ?起きていたの?」

「ええ。今日はなんというか美味しい朝食が食べられる気がしまして」

「いつも通りのフレークじゃないの?」

「そこにおでんがあるので、何か思いついているのでは?」

「あー、一応ないわけではないけど」

「では是非それをお願いします」


 ここまで言われては作るほかないでしょう。

 ただ、作っていると時間も無くなりそうなのでお昼の事も考えないといけないわけで。


「朝を作る前にお昼を考えさせてもらっていい?」

「構いませんよ。少しなら待てますから」

「……少しってどれぐらい?」

「数分ですかね」

「もう少し考えさせてほしいけど?」

「美味しい料理が食べられる気がして今朝は早くに目が覚めてしまったので結構お腹減っているんですよ」

「善処するから待っていてね?」


 精霊に待って貰っている間にお昼を考えるのですが、ココまでできているモノがあるわけで。


「そうか。コレを少しああしてこうすれば……」


 思い浮かんでみるとなぜ思いつかなかったのかと思うほど簡単に答えが出るわけで。


「その顔は解決しましたか?」

「うん。今日のお昼もおでんにすればいいんだ」

「ですね。こうやって殆ど出来上がったものがあるんですもんね」

「まあ、多少のアレンジはするけど、とりあえず朝食を作ろうか」

「待っていました」


 おでんの具から最初に取り出すのは何度も作っているいつものアレ。

 昨日の夜に足した卵とジャガイモを取り出して、マッシャーで潰してマヨネーズを足して軽く混ぜればアレンジでは何度もやっているポテトサラダ。

 マカロニを足してボリュームをアップさせるのもいいのですが、朝なのでこれで十分。


「ポテトサラダいいですね」

「トーストに乗せて食べよう」

「トースト?」


 片面だけパンを焼いてひっくり返すときにポテトサラダをたっぷりと乗せて、出汁が染みているのでコレだけでも十分美味しいのですが、洋風にしっかりと感じる様にチーズも乗せてトーストするといい感じの朝食に。


「チーズが伸びますねー。それに今回もまた微妙にポテトサラダの味が違うのですね」

「気に入ってくれた?」

「ええ、ええ。かなり好物です」


 本当はコレと一緒に合わせて具材も食べて減らしたい所となるのですが、今日は残り物と言う感じではないので朝ごはんはこんな感じで楽しむ形で。


「お昼のおでんも楽しみです」

「そのまま出すわけじゃないよ?」

「え?そうなのですか?」

「勿論。残りものって感じじゃ悪いでしょ?」

「まあ言われてみればそうですね?」

「だからそういう風に感じない様に変身させないとね」


 変身という名のアレンジですが、食べてみると結構美味しいもので。

 僕も初めて食べた時は何とも不思議でビックリした記憶が。

 そんな記憶を思い出してか、顔がほころんでいるようで、


「そんな笑顔でどうかしましたか?」

「ん?笑顔?」

「ええ、にっこにっこしているように見えますが?」

「ちょっと懐かしい記憶を思い出してね。今日のランチの料理を始めて食べた時のきおくでそうなったのかな?」

「そんないい記憶の料理という事は期待できますね」


 精霊は精霊で今日のランチに期待をしている様子。

 まあ、やることが結構あるのでお昼の準備も手伝ってもらいたいのですが、


「雅、トーストのおかわりを」

「次の一枚で終わりね?」

「え、まだポテサラありますよね?」

「いや、僕も食べるからもうない」

「ナンデストー!?」


 凄い勢いで口も拭かずにこちらへ迫ってきて、首元を掴んでくるのですが逆にこっちが汚れそうで離れようとするのですが服を掴んでいるので離れない状態に。


「精霊がお腹空くように僕だってお腹減るんだって」

「分かりますけどー、私の分がー」

「私の分じゃなくて二人の分ね?それに食べ過ぎるとお昼がきつくなるんじゃないの?」

「きつくなっても食べたいんです。仕方ないのです」

「仕方ないとかじゃなくて……。もう少し我慢しようよ?」

「朝はいつもパンかフレークなのでつい今日みたいにいつもと少し違うと食べたくなっちゃうんです」

「じゃあ、ご飯に今度するって事で今日は我慢して?」

「仕方ないですね」


 何とか精霊のおかわりを最小限に済ませてもらって、朝食が終りそう。

 今食べてしまったばかりの具材も出汁に入れて煮込めばお昼にはまた出せるようになるわけで。

 急いでゆで卵やジャガイモを下茹でして足すことに。

 おでんだけど、おでんじゃない今日のランチ。

 他の支度も進めないといけないのでまだ楽チンとはなりませんが、自分で作るお昼に自分でちょっと期待するそんなお昼前になります。






今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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